塾長 杉浦尚也
座禅指導 塾長補佐 北川憲吾
薬石・時局放談 長谷川裕行
古事記 伊藤好雄
私の都合で、定刻より30分遅れて第79回さむらい塾を開始。美味しいお弁当を頂きながら、俗っぽく新元号の話や朝鮮半島の話で若い塾生をリラックスさせ、延びに延びてしまったレーダーの動作原理をホワイトボードを使ってたっぷりお話しさせて頂きました。かなり専門的な話ですので、今すぐ理解してくれというのはとても無理な話ですが、将来何かの折に必ず役立つと信じています。近代戦は、すべてがハイテク戦というか電子技術の戦いで、如何に電子戦を制するかで勝敗が決まります。所謂シナやロシアは、軍と政府がすべてですのでどこでどんな電波(電磁波)を使おうがやりたい放題ですが、我が国となると、ここでも取り上げています通りテレビに筋が一本入っても身体に悪いとか文句を言う時代です。要するに電波電磁波障害に繋がるような通信は訓練でもできないのが実情です。しかし、反原発もそうですが、そんな程度の低い国民ばかりでは国は守りきれません。まず、国民の一人一人が賢くなる事です。
午後8時半、北川塾長補佐の指導で座禅。午後8時45分より伊藤好雄師範による古事記の時間です。今回は、「多芸志美美の命の変」を輪読し解説して頂きました。神武天皇崩御の後、当芸志美美命(たぎしみみのみこと)は、 大后、伊須気余理比売(いすけよりひめ)を娶り、三人の弟を殺そうと謀りましたが、伊須気余理比売は子に歌で陰謀を知らせ、その子らによって当芸志美美命は殺されてしまうと言うお話です。その時、長男の神八井耳命(かむやいみみのみこと)は手足が震えて殺すことができず弟の神沼河耳命(かむぬなかはみみのみこと)は兄の兵と武器を受け取り当芸志美美命を殺します。よって兄の神八井耳命は、弟に、私は敵を殺すことができなかった。私は兄でありながら上に立つにふさわしくない、あなたが天下を治めるにふさわしいと・・・そして神沼河耳命は皇位を継承し綏靖天皇になりますというお話でした。今回も新人のM君(中一)が、現役とはいえ、過去一度も触れた事のない難しい古事記をスラスラ読むのに驚かされます。めったに後輩を褒めない伊藤先輩も褒めていましたよ。hi
午10時、解散。(参加7名)
世の神話 全ての国柄 あらはせり
ゆめおろそかに することなかれ (伊藤好雄)
次回、平成最後のさむらい塾は、4月27日を予定しています。