A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1134 『パサージュ論 第2巻』

2016-02-08 23:23:35 | 書物
タイトル:パサージュ論 第2巻 (岩波現代文庫)
タイトル別名:Das Passagen-Werk
シリーズ名:岩波現代文庫, 学術 ; 102
著者:ヴァルター・ベンヤミン
訳者:今村仁司・三島憲一
発行:東京 : 岩波書店
発行日:2003.7
注記:「パサージュ論」I-V (岩波書店, 1993年9月-1995年8月刊) を新編集したもの
    原本の出版事項: Frankfurt am Main : Suhrkamp Verlag , 1983
内容:
同一商品が大量に流通するようになると、新しいものがいっそう求められる。使用価値とは無縁の流行(モード)が現われ、社会は移ろいやすさに覆われる。ボードレールの用語「現代性(モデルニテ)」は資本主義の特質をうがち、ベンヤミンの歴史哲学に影響を与えた。『パサージュ論』最大の断章項目「ボードレール」ほか、「蒐集家」「室内、痕跡」を収録。

凡例
覚え書および資料
H:蒐集家
I:室内、痕跡
J:ボードレール

購入日:2016年2月8日
購入店:日本の古本屋
購入理由:
 当初はティルマンスの参考文献として読み始めたが、全5冊の大部な内容ゆえにとても全体を把握できるわけもない。半年か一年かけてでも今年はパサージュを読み進めていきたい。