世の中と言うものは、万華鏡の様なものではないかと思う。
人という玉が筒の中に入れられており、誰かの手がそれを回す。ほんの少し回すだけで隣り合う玉が変わり、すると現れる模様もガラリと変わる。浮世の面白さである。
しかし、見える模様は違えども実は中にある玉は決して変わる事はない。
同じ様に、水と言うのも、不思議なものである。
雨になったり、湯気になったり、雪になったり、氷になったり、様々な姿になるけれど、本当はすべて水である。
そして私たちの目には見えずとも、この世の中から消えて無くなることはない。
人間も同じである。
誰もが、人生と言う自分の歴史の中で、闘い、もがき、苦しみ、生き抜き、勝ち取ってきた結晶として、今がある。
身体も心も上面は変化の連続だが、しかしその奥には決して変わらないものがある。
生命体として生きている
己の魂である。完全円満な己の魂である。
その様に、永遠に変わる事なき自己が、本当の自分であることを自覚して、人生と言う自分の歴史を推し進めていく。一つ一つ、一歩一歩、推し進めていく。
そして少しでも周りの人に光を与えていく。それが己の内なる魂を高める為の修行と言うことになるのではないのか‼️