龍の声

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NO.66 変貌していく政権が及ぼす社会とは、

2009-07-17 20:34:03 | 日本
 
NO.66 「変貌していく政権が及ぼす社会とは、」

 政権は、自民党→民主党→大連立へと大きく変貌する流れに入った。そのことがどういった国創りにつながって行くのかは今のところ定かでないが、これだけはハッキリと言える。現憲法下における国の形は溶解してしまっている。国家の基本法である憲法を建て直さない限り、新しい国の形は見えてこない。
 さて、政権の移動と変化は当然ながら社会に及ぼす影響も大きくなる。そこで改めて考えてみたい。本来あるべき人間の豊かさや繁栄とは一体何か!その人間のためにあるべきはずの会社とは一体何なのか!
 谷口雅春先生は、『無限供給の鍵』の中で、次の如く言われている。「吾々は時々、ある仕事において成功すれば豊かになり有名になれると考えているが、この考えは間違いである。人生の真の目的は金を作ることでもなく有名になることでもない。それは高き人格を完成し、あらゆる人々の中に内在する無限の可能性をあらわすことである。吾々は金持ちになるために繁栄の法則を研究しているのではなく、繁栄の基礎であるところのこれらの神から賦与された個性を開発するために研究しているのである。吾々は繁栄をもたらす能力を発展させることを学ぶのであり、繁栄によっても汚されることのない人格を発展させることを学ばなければならないのである。」
 また、ベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』の著者、坂本光司氏は言う。(要旨)「会社で一番大切なのは業績を上げることだと言われているが、それは違う。業績を上げるのは会社を継続させるための手段である。会社は売り上げを上げるために、利益を上げるために存在しているのではない。本当にいい会社とは継続する会社である。儲かるか儲からないか、自社にとって都合がいいか悪いか、成長できるかできないか、という点を主眼としている会社が多すぎる。今、会社でいちばん大切なものはお金ではない。心だ!心が満たされるような経営をしている会社だ。会社満足度・顧客満足度・地域満足度・社員満足度・下請け満足度・株主満足度、全てが高い会社こそ本来目指すべく会社経営の姿である。」
 いい仕事とは、いい会社とは、いい社会とは、感動と感動のぶつかり合いのなかから生まれてくる。政治も同じである。誰もがこの国に生まれてきてよかったなー!と思える感動的な政治を目指して欲しいものである。(H21.7.20投稿)