龍の声

龍の声は、天の声

「相撲甚句」

2017-04-27 07:48:20 | 日本

巣鴨拘置所で戦犯といわれた方々の前で、当時の呼び出し・多賀之丞さんが涙ながらに唄った名甚句。



『新生日本』
                                                           作詞・呼出し多賀之丞

(ハァー ドスコイ ドスコイ)
♪ハァーエー
        (ハァー ドスコイ ドスコイ)
世界第二の あの戦いも ヨー 
        (ハァー ドスコイ ドスコイ)

ハァー 遂に昭和の 二十年
 月日も八月 十五日
 恐れ多くも 畏(かしこ)くも
 大和島根(やまとしまね)の 民草(たみくさ)に
 大御心(おおみこころ)を しのばされ
 血涙(けつるい)しぼる 玉音(ぎょくおん)に
 停戦命令は 下りたり

血をもて築きし 我が国も
 無情の風に さそわれて
 今は昔の 夢と消ゆ
 されど忘るな 同胞(はらから)よ
 あの有名な 韓信が
 股をくぐりし 例(ためし)あり
 花の司の 牡丹でも
 冬はこも着て 寒しのぐ
 与えられたる 民主主義
 老いも若きも 手を取りて
 やがて訪る 春を待ち
 パッと 咲かせよ ヨーホホホイ
 
ハァー 桜花 ヨー
        (ハァードスコイ ドスコイ)