スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

駒場公園その12

2019-11-19 23:40:42 | 日本国内旅行(東京・駒場公園2019)
そして階段で2階に上がる。こちらも旧岩崎邸と同様、重厚な雰囲気の階段である。ちなみに岩崎邸と同様、手すりは触れても良い。
御徒町その13
下左は階段上部。そして下右が階段のホールに面した彫刻で、宝相華(ほうそうげ)という空想上の植物である。仏教由来の模様で、中国では唐代、日本では奈良時代に流行したものだそうで、こうした東洋古来のものが洋館にあるところが面白い。下ページ参照。
コトバンク「宝相華」

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駒場公園その11

2019-11-19 23:36:23 | 日本国内旅行(東京・駒場公園2019)
次いで小食堂。これは家族が普段食事をとっていた部屋らしい。
上写真は扉の中に小さなエレベーターがあり、地下で作った食事をこれで部屋に上げたのだという。下左が当時使っていた食器、下右が窓からの光景。窓から洋館と和館とをつなぐ通路が見える。ただ途中にある階段が急で少し危険らしく、今はこの通路は一般客には解放されていない。



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駒場公園その10

2019-11-19 00:15:58 | 日本国内旅行(東京・駒場公園2019)
続いて大食堂。これは来客と食事会をするためのスペースで、最大で26名までのお客さんを招くことができたという。今の家で、26名の人を招けるスペースを持つ家がどれだけあるだろうか。食事会に招かれた面々も政治家であったり軍人であったり、あるいは外国人であったりしたに違いない。何となくカズオ・イシグロの「日の名残り」を思い出させる。
日の名残り
下一番左写真は食堂の奥を撮ったもので、扉の奥に小食堂が見える。左から2枚目はマントルピースの脇の部分で、この部分はその当時の金革唐紙がそのまま残って(変色してしまったが)いる。この色ならば、旧岩崎邸でアメリカ人たちが上からペンキを塗ってしまっても責められまい。3枚目と4枚目は現存する当時の椅子。前の足にだけ車輪がついている。これは正装した人が立ち上がる時、召使が椅子を前に傾けて後ろの足を持ち上げ、前の足の車輪を滑らせるようにして椅子を引くと上手く立ち上がれる(座るときはその逆)ためのものだったそうである。
御徒町その14
御徒町その15

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