スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

オリンピックその2

2012-07-31 22:25:12 | 時事問題
相変わらずテンション低めのオリンピックであるが、目出度くスウェーデン初のメダルが出た。馬術で、銀メダルである。
http://www.thelocal.se/42350/20120731/
しかし、余りにも盛り上がりが低いので、昼食の時にスウェーデン人の同僚2人に聞いてみた。オリンピック、どうなのか?と。やはり興味がなく、テレビも全然見ていない様である。「注目選手は?」と聞くと「確か馬術と、あと水泳に有望な人がいたかなあ。。。」と何だか頼りない返答。そもそも夏季オリンピックよりも冬季オリンピックというお国がらなのかも知れない。
その一方で、「オリンピックは見ているけれどテンション下がり気味」なのがインド人の同僚である。インドはどうもメダル数がふるわないらしい。7月31日現在、銅メダル1個のみである。「あれだけ人口がいる国なのに、メダルがモルドバ(人口360万人)と同じなんだよ!」。男子の陸上ホッケー、バドミントンなどは良い選手もいる様のだが、今大会はあまり芳しくないとの由。理由を聞くと、同僚曰く「強化策が間違っているからだよ!」と(彼の意見なので、実際どうなのかは知らない。インド政府の名誉のために言い添えて置く)。特に彼が非常に憂慮しているのは今大会メダルラッシュの中国の事。「同じ様に大人口を抱えている国なのに、中国はあんなに上手く行っている。それに加えて我が国は!」。まあ、どの国にもライバルとする国はある様で。。
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Plantago media

2012-07-30 23:14:27 | スウェーデンの動植物
最近ちらほら咲きだしたのは写真の花。調べるとPlantago mediaという花らしい。スウェーデン名はRödkämpar。
Wikipedia「Plantago media」
オオバコの仲間らしい。しかし最近日本語名のない花が続いている。まあ、これだけ気候が違うのだがら、仕方ないと言えば仕方ないのだが。。
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気温と蚊と

2012-07-30 22:42:31 | 日記
ようやく気温がコンスタントに20℃を越える様になったのは良いのだが、困ったのは蚊の活動が一気に活発化して来た事である。しかも日本よりも大型なせいかどうかは知らないが、刺されると中には派手に腫れあがってしまう人もいる様だ。皆様もお気を付けあれ。

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ジャイナ教徒のこと

2012-07-30 21:54:53 | 考えてみたこと
インド人の同僚と話をした。インドには様々な宗教があるが、そのうち一つにジャイナ教(Jainism)という宗教があるそうだ。徹底的な殺生の禁止で有名な宗教で、口にはマスクをして虫が間違って飛び込まない様にし、職業も農業は禁止(土を耕す時に地中の虫を殺す可能性あり)、歩く時は箒を持ち、道路に居る虫などを踏まない様に払うのだという。食事がベジタリアンである事は言うまでもなく、球根も食べてはならない。さらに食器も注意が必要で、一回でも肉を食べるのに使った食器は決して使わず、肉食をする人とも食事の時に同席をしない。隣の人が食べた肉の脂などがはねて自分の皿に入ることを警戒するからである。なので食事の際には部屋に至るまで別にしなくてはならないのだとの由。
Wikipedia「ジャイナ教」
ちなみに全人口の0.4%を占めるのみで、インド人の同僚に聞いても「実は本物のジャイナ教徒を見た事がないんだ」という人もいた。
さて、こうなると疑問が湧いて来る。「これだけ制約の多い生活を送っているのなら、一体彼等は何を職業にしているのか?」。答は商人、あるいは金融業である。確かにこれなら生物を殺さずに済みそうだ。それも恐るべき大富豪が多いらしいのである。ダイヤモンドの取引などに長じ、大金を動かしているのだそうだ。誠に不思議なものだ。
しかし、考えてみれば「何か生活上に制約のある人々が何か他の分野で長じる」というのはしばしばある話である。スウェーデン発の発明品が何かと多いのも、長く暗い冬が関係しているのではないか、という意見を聞いた事があるし、ゴヤ、ベートーベンなど体に病気を持って以降に傑作を残している芸術家もいる。
モンキーレンチ
シーベルト
では何故?となると、恐らくは「時間の使い方が変わってくる」からではないかと思う。良く日本では「時間は作るものだ!忙しくても何とか時間を見つけて仕事を仕上げるんだ!」とか言われるが、結局のところ人間の頭はそこまで器用には出来ていないのではないかと思う。自分について考えれば、たくさんの仕事に手を広げた時は確実に一つ一つの仕事の質は落ちていた。本人は慌ただしく走り回っているのでその事にはなかなか気付かないのであるが。。生活に制約が出現するという事は、同時に「ある分野以外の事は出来ない、時間を割く必要がない」という事でもある。何かに集中して取り組む(あるいは取り組まざるを得ない)状況になると、人間何か違ったもの、イノベーションと呼べるものが生み出せるのかもしれない。
そうなると結論は「人生、いかなる状況に陥ろうとも平常心で目の前の仕事に一つ一つ全力で取り組むべし」という事になる。またいつもと同じ結論になってしまった。
人生の正解とは
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モンキーレンチ

2012-07-29 23:09:25 | 日記
どうでも良いと言えばどうでも良い事。アパートのドアでネジがゆるみ、レンチで締めようか。。と探すことになった。その際に何となくネットを調べて知った話。モンキーレンチはスウェーデン人の発明なのである。ヨハン・ペター・ヨハンソン(Johan Petter Johansson)という発明家で、ストックホルム近郊のエンショーピング(Enköping)という町で発明したという。彼の墓もエンショーピングにある様だ。機会があったら行って見ようかな。
Wikipedia「ヨハン・ヨハンソン (発明家)」
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オリンピック

2012-07-29 22:16:48 | 時事問題
ロンドンオリンピックが開幕である。どうも自分の周囲だけが駄目なのかどうかは分からないのだが、いささか盛り上がりに欠ける感は否めない。テレビをつければ確かに中継はしているし、スウェーデン選手で活躍している人もいるらしいのだが、余り周囲から話題として聞こえてこないのである。そんな中、街で少し前から貼ってあるのが写真の宣伝。KEXは「シェックス」と読み、板チョコのブランドである。殆どのスーパーマーケットで確実に売っている板チョコで、まとめ買いすれば大体1個10クローネ以下で買える。作っているのはCloettaというメーカーで、かなり古くからあるブランドらしい。
Cloetta AB
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20℃と海水浴とスペイン人と

2012-07-29 14:21:12 | 日記
気温が大体コンスタントに20℃を越える様になって来た。遅まきながらようやく夏になった印象である。25℃を越えると多分海水浴をしても良いのかな、と言うくらいの体感温度になるが、20℃だとまだちょっと辛いかもしれない。特にスウェーデンの気候の特徴として、「太陽が照っている間は暖かく感じても、太陽が雲に隠れるととたんに肌寒くなる」のである。日本で海開きと言えば大体7月1日であるが、さすがにその頃の気温は20℃前後ではないだろう。
スペイン人の同僚は海水浴が好きである。しかしどうしてもこの気温のスウェーデンの海で泳ぐ気になれないまま悶々と過ごして来た。ある日、遂に一大決心して海に行き、飛びこんでみたそうであるが、「余りの寒さにすぐ上がって来た」。ようやく夏に休暇でスペインに戻り、そこで海水浴を楽しんで来たそうであるが、良く周囲を見渡すと、7月のこの時期に全く日焼けしていない肌をしていたのは海水浴場で彼一人だったそうで、若干妙な気分になったそうだ。
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Lysimachia punctata

2012-07-28 16:27:20 | スウェーデンの動植物
そして同じくこちらも昨年紹介した花。
春の花その48
こちらの花、調べるとLysimachia punctataというらしい。サクラソウの一種の様だ。随分変わった形であるが。。スウェーデン名はPraktlysing。ウィキペディアの記事は英語版でもちょっと頼りないので、他のページも載せておく。
Wikipedia「Lysimachia punctata」
デジタル植物園 Lysimachia punctata
しかし、まじまじと見ても不思議な形の花である。

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Campanula rapunculoides

2012-07-28 16:16:33 | スウェーデンの動植物
さてさて、旅行記を延々と書いているうちに咲いている花の種類が随分移り変わって来てしまった。写真は旅行の前に咲き始め、今現在はもう咲き終わりに近づきつつある花。昨年も紹介した花である。
春の花その46
こちらの花、名前はCampanula rapunculoides。日本名は不明である。スウェーデン名はKnölklockaで、これを英語に直訳すると、mute clock、「無言の時計」という事になる。何のこっちゃ。
Wikipedia「Campanula rapunculoides」
生垣の脇などでかなり頻繁に見かける花である。花は下から上に向かって順に咲いていく様だ。

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家庭菜園

2012-07-28 10:31:07 | 日記
食事にこだわると言えばフランス人と中国人である。中国人の同僚はスウェーデンの野菜に我慢が出来ず、遂に家での栽培に乗り出してしまった。何を作っているの?と聞くと、唐辛子と香菜(シャンツァイ)なのだと言う。ベランダに出して育てているそうだ。今、順調に芽を出して育ちつつあるので、上手く行ったら分けてあげるよ、と言われた。ちなみにかつてもやし(中国名は豆芽)もチャレンジした事があったそうだが、豆ごと腐らせてしまい失敗したそうだ。それにしても彼等はチャレンジ精神旺盛である。
Wikipedia「コリアンダー」
シュールレアリズム?
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