スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

鳥山明氏死去

2024-03-09 03:04:05 | 時事問題
衝撃的なニュースが飛び込んできた。「ドラゴンボール」で有名な漫画家、鳥山明氏が死去したのである。まだ68歳というから若い。凄まじいヘビースモーカーであったとも言われていたので、あまり健康に良くない暮らしであったのかも知れぬ。自分がスウェーデンにいたころ、ドラゴンボールのファンだった欧州の同僚は少なからずいた。死去のニュースはヨーロッパや中国、中東などでも速報で流れたのだという。時代が1つ終わった感がある。
Wikipedia「鳥山明」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Eurovision 2023

2023-05-15 22:55:24 | 時事問題
かなり久しぶりとなったスウェーデンのニュースである。欧州の歌の祭典、ユーロビジョン(Eurovision)のニュースである。今年のユーロビジョンはイギリスのリバプールで開催されたのであるが、優勝したのは何とあのロレーン(Loreen)だったのである。自分がスウェーデンに在住中の2012年にユーロビジョン優勝をさらい、話題になった歌手である。同一の歌手がユーロビジョンで2回優勝するのは2人目、そして女性では初めてなのだという(2回優勝を達成した1人目はアイルランドのジョニー・ローガンという歌手で、この人の経歴もずいぶん波乱万丈である)。おめでとうございます。
Wikipedia「ユーロビジョン・ソング・コンテスト2023」
Wikipedia「ジョニー・ローガン」
曲は「Tatoo」という。皆様もYoutubeなどでお聞きあれ。また準優勝したのがフィンランドの歌手・カーリヤ(Käärijä)で、曲が「Cha Cha Cha」という。一回こちらもお聞きあれ。独特のコスチューム、独特の曲である。まあ評価は分かれそうであるが。。。
Wikipedia「Käärijä」
Eurovision 2012
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岸田総理襲撃事件

2023-04-17 21:36:49 | 時事問題
あの安倍元総理の暗殺事件からたったの9か月。またしても衝撃的な事件が発生した。選挙の遊説に和歌山県を訪れていた岸田総理に爆弾が投げつけられたのである。幸い総理含めて死者は出ずに済んだが、「こんなに簡単に、現職の総理大臣に爆弾を投げつけることが可能である」ということが衝撃的である。しかもあの事件からまだ1年経っていない状況で、である。ちょっと驚きというべきか何というか。選挙演説のときの警備体制は安倍元総理の時にも再三批判されたが、今回の選挙でも問題点は全く改善されていなかったように見える。せめて金属探知機で身体検査などは出来なかったのであろうか?聴衆との距離を縮めたい政治家側と、警備側とのせめぎ合いがあるのであろうが、何とも心配である。
岸田総理は事件の後もスケジュールを変えることなく他の場所でも遊説を続けた、と報じられた。民主主義を守る、という精神は立派だとは思うのだが、こういう事件の後は慎重になっても良いように思われる。第1次世界大戦の発端となった「サラエボ事件」の経過を見返していただきたい。まず最初、第1の暗殺者が現れてフランツ・フェルディナンド大公の車列に爆弾を投げつけたが、大公を暗殺するのは失敗に終わる。ところが式典は予定通り進められ、その式典の後、帰路に今度はピストルを持った第2の暗殺者が出現して大公は暗殺されたのである。暗殺者が「2の矢、3の矢」を準備していることは今回だって十分あり得たことである。遊説を続けた勇気は立派だとは思うが、慎重さがあっても良いように感じた。
Wikipedia「岸田文雄襲撃事件」
安倍元総理銃撃
Wikipedia「サラエボ事件」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WBC優勝

2023-03-23 00:24:25 | 時事問題
もはや職場もこの話題だらけであった。日本はWBCの決勝戦でアメリカと対戦。今回のアメリカはトラウト(エンゼルス)をはじめとして恐るべき強力打線が売りであったが、日本は今永(DeNA)→戸郷(巨人)→高橋宏(中日)→伊藤(日本ハム)→大勢(巨人)→ダルビッシュ有(パドレス)→大谷(エンゼルス)とつないでアメリカ打線を2点のみに封じた。この投手陣こそが殊勲甲であったことは議論の余地がない。特に縦の大きな変化球を持つ戸郷、変則投法から剛速球を投げ込む大勢はアメリカの関係者にも極めて強い印象を残したようである。打線では昨日サヨナラ打の村上(ヤクルト)、さらに岡本(巨人)がソロホームランを打ちこみ、3-2で勝利した。最後の瞬間は大谷とトラウトが勝負してトラウトを三振に打ち取るという、もはや漫画のような締めくくりである。ネット界隈では「あまりにも出来すぎなシナリオで、もしもこれが漫画で、この試合の続編を作るとしたら『大谷が宇宙からやってきた野球星人と、地球の存亡をかけて戦う』くらいしか考えつけない」というような言説まで流れた。兎に角見事というよりほかない。
また、現地での盛り上がり方も「少なくとも、思ったよりも」盛り上がったことだけは間違いなさそうである。またアメリカ以外の国での盛り上がり方もすさまじく、プエルトリコでは「代表チームの試合中継の視聴率が60%を超えた」という報道まであった。視聴率60%である。何をどうやったらそんな数字になるのか。
最後に大谷はインタビューで「日本だけじゃなくて韓国もそうだし、台湾も中国も、そのほかの国もどんどん野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことがよかった。そうなることを願っている」と述べた。今大会の大谷はプレーだけでなく、立ち居振る舞い、言動も含めて本物のスーパースターであったと思う。改めて素晴らしい選手である。
WBC準決勝
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WBC準決勝

2023-03-21 22:46:40 | 時事問題
あまり見ていなかったが、気づくと準決勝にまで行っていたのがワールド・ベースボール・クラシック(WBC)である。東京で最初のラウンドがあり、そこで侍ジャパンは全勝で勝ち抜き、舞台をアメリカのフロリダに移した本日、メキシコを相手にして準決勝を戦ったのである。
メキシコとの1戦は文字通り手に汗握る一戦となった。佐々木朗希投手(ロッテ)が先発したものの、途中から適応したメキシコ打線につかまり、4回表に3ランホームランを浴びて3点をメキシコに先制される。日本打線はチャンスをつぶし続けていたが、7回裏に日本の主砲・吉田(レッドソックス)が3ランホームランを打ちこんで同点に。ところがその直後、8回表に山本由伸(オリックス)がつかまってさらにもう2点を入れられる。そこからが日本の真骨頂で、まずは8回表、あと一点を狙って本塁に突入したメキシコの走者を中継プレーで本塁アウトに。そして8回裏に四球・犠打などを絡めて山川(西武)の犠飛で1点を返す。実に日本らしい守備と攻撃で、あとから振り返るとこの2つのプレーが勝負を決めたのである。そして9回裏。大谷(エンゼルス)がツーベースで出塁、吉田が四球のあと、今大会で不振をきわめていた村上(ヤクルト)が左中間ツーベースで勝負あり。2点が入って6-5となり、サヨナラ勝ちとなった。
日本中が文字通り沸き立った1戦となった。火曜日が休日ということもあって、かなり大勢の人が見ていたと思われる。試合内容も本当に素晴らしく、国を背負った一発勝負というのは本当にどんな試合でも大変だということを実感する。また今回のWBC、現地でもドミニカ共和国やプエルトリコなど、アメリカ以外の国の試合でも球場が満員になったとも報じられている。日本国内での人気も素晴らしく、興行としても成功したと言ってよいのではないか。
野球が結局五輪の種目からも外されてしまい、競技の国際化が大きな課題である。国際的にみると、まだまだアフリカ大陸や南アジアなどではほとんど普及していない。サッカーとは本当に比ぶべくもない状況である。こうした世界での普及を広める努力が絶対的に必要である。ただ、どうしても気になるのが当のアメリカの反応で、今回もWBCの期間中にMLBの有名選手、ホセ・アルトゥーベ(アストロズ・今回はベネズエラ代表をして参加)やエドウィン・ディアス(メッツ・プエルトリコ代表として参加)などが大けがをしてしまい、シーズンを棒に振りかねない状況である。これに対してメジャーリーグ関係者から「WBCなんかに参加するからだ」という反応がきていたりすると聞く。これでWBCの開催に否定的になったり、あるいは有名選手の派遣を禁じたりと言った動きにならないことを望む。何とか国外にも目を向け、「野球の裾野を広げる努力」を継続していってくれることを願いたい。
Wikipedia「ワールド・ベースボール・クラシック」
Wikipedia「ホセ・アルトゥーベ」
Wikipedia「エドウィン・ディアス」
そして、日本である。国内での盛り上がりは本当に凄いようで、テレビの視聴率もかなりの数字を叩き出しているようである。長らくコロナで自粛生活が続き、やっと「声だしの応援」が解禁になったばかり、通常の生活が戻ってくる呼び水、として受け入れられたのではあるまいか。珍しく「誰が聞いても明るくなれるニュース」であることは間違いがないだろう。あとは明日の決勝戦である。頑張れ侍ジャパン。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ・シリア大地震その2

2023-02-13 22:45:43 | 時事問題
トルコの大地震が凄まじい被害になってきている。死亡者が3万5000名を超え、もう東日本大震災の被害を超えてしまった。とにかく多いのが「建物の倒壊」である。そして救助隊が必死にがれきの下を探し、最長では地震発生から175時間目に救出された女性もいた。ただがれきの下を探している最中にもさらなる倒壊の危険があり、救助隊も危険を冒している状況である。日本政府は救援用の資材を積んだ政府専用機を飛ばした。すでに中東の国に加えてイギリス、イスラエル、中国など多くの国が救助隊を派遣している。今は一人でも多くの被災者を救うことを考えるべきであろう。少しでも被害者が少ないことを願うのみである。
トルコ・シリア大地震
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ・シリア大地震

2023-02-09 01:19:16 | 時事問題
ニュースを見て愕然としているのがトルコの大地震である。2月6日に発生した大地震での死者がみるみるうちに膨れ上がり、本日には確認された死者が合計で1万人を超えたと報道があった。痛ましいことこの上ない。日本も2011年に大震災で大被害を受け、アメリカの「トモダチ作戦」を始めとする諸外国からの恩義を受けたことを忘れてはならぬ。支援できることがあるならするべきであろう。少しでも被害が少なくて済むことを願っている。
Wikipedia「2023年ガズィアンテプ地震」
地震のニュース
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台育英夏の甲子園優勝

2022-08-23 01:06:43 | 時事問題
気づけば夏の甲子園が終わっていた。仙台育英高校が東北勢として初の夏の甲子園優勝を飾ったのである。あのダルビッシュ有(パドレス)を擁した東北高校、吉田(日本ハム)を擁した金足農、菊池(ブルージェイズ)、あるいは大谷(エンゼルス)を擁した花巻東など、東北勢であと少し、という高校はいくつもあったのだが、遂に優勝をつかみ取ったのである。おめでとうの一言である。
ニュースでクローズアップされたのが須江航監督である。仙台育英高校では控え選手、その後に進学した八戸大ではマネージャーと学生コーチをつとめ、選手としての実績はほとんどないのである。しかし古今東西、往々にして選手として実績のない人のほうが監督として大成する。最後のインタビューは心に残った。以下のセリフは本当に素晴らしいセリフだと思う。今の3年生は高校生活の3年間、ずっとコロナと戦ってきた世代なのである。須江監督の時々涙につまりながらのインタビュー、ぜひ皆様もYoutubeなどで視聴して頂きたい。
――(今の高3は)入学どころか、たぶん恐らく中学校卒業してもちゃんと(卒業式が)できなくて。高校生活っていうのは、なんていうか僕たち大人が過ごしてきた高校生活と全く違うんですね。青春って、すごく密なので。でもそういうことは全部『ダメだダメだ』と言われて、活動していてもどこかでストップがかかって。どこでいつも止まってしまうような苦しい中で。でも本当に諦めないでやってくれたこと。でもそれを察してくれたのは僕たちだけじゃなくて、やっぱり全国の高校生のみんながほんとによくやってくれて、例えば今日の下関国際さんもそうですけど、大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから、どんな時でもあきらめないで暗い中でも走っていけたので。本当に全ての高校生の努力のたまものが、ただただ最後に僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ、全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います。
Wikipedia「須江航」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安部元総理銃撃

2022-07-09 00:07:36 | 時事問題
安倍晋三・元首相が奈良県で銃撃されて死亡した。衝撃的な事件である。明後日に迫った参議院選挙の応援演説をしているところを狙撃されたようである。銃撃は今日の午前11時半ごろで、そこからニュースはこのニュース一色である。海外のニュースサイトを見てもトップ級の扱いで、CNN.comでも「FORMER JAPANESE PM ASSASSINATED」の文字がトップに踊っている。こんな事件が日本で発生するというのがにわかに信じがたい。日本の総理大臣の経験者が銃撃で殺されるというのはおそらく戦前の高橋是清(1936年)にまでさかのぼるかと思われる。
Wikipedia「高橋是清」
犯人の動機は今一つ分からない。凶器は手製の銃であったようで、こんな武器が今の日本で自作できてしまうというのも怖い限りである。断じて許せない犯行である。徹底的な捜査を望みたい。おそらくは後世、歴史の教科書に載ってしまうような事件になってしまうのだろう。一日気分が暗かった。
Wikipedia「安倍晋三銃撃事件」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根尾昂選手投手転向

2022-07-04 00:01:30 | 時事問題
中日ドラゴンズの根尾昂選手が投手に転向するのだという。これまでは内野手・外野手として何年かやってきたのだが、どうしても打撃では芽が出ず、高校時代に経験のある投手に再度転向して勝負することになったという。すでに何回か登坂しているが、速球が150km/hを超え、スライダーも急角度で曲がるので、短いイニングのリリーフならそこそこ投げるのでは?という印象を受ける。評論家たちは賛否両論のようである。
Wikipedia「根尾昂」
個人としては、「別に本人が嫌でないなら、やってみればいいのでは?」と思うところ。確かに日本では「投手→野手」の転向組の方がイチロー、王貞治はじめ圧倒的に多数派であり、「野手→投手」はあまり多くはない。すでに報道でも伝えられている通り、嘉㔟敏弘、萩原淳(どちらもオリックス)などの数少ない成功例があるのみである。
しかし、である。これこそ「先入観は罪」なのではあるまいか。トレバー・ホフマン(元パドレス)、ケンリ―・ジャンセン(ドジャース→ブレーブス)など、MLBでは野手が投手に転向して成功するのは決して珍しくない(リリーフ投手になるケースが多いように見える)。また日本だって、「高校まで野手で、大学に進んでから初めて投手に挑戦した」選手なら斉藤隆(横浜、楽天ほか)、福山博之(楽天)がおり、いずれも息の長い名選手である。「投手としてはまだまだ足りないところがある」と言う評論家も多いが、そんなのはこれまで野手の練習しかしていなかったのだから当たり前の話で、これから練習すればよい。本人が嫌でないなら、ぜひ頑張ってみればよいと思う。エールを送りたい。
張奕投手
Wikipedia「トレバー・ホフマン」
Wikipedia「ケンリ―・ジャンセン」
Wikipedia「斎藤隆 (野球)」
Wikipedia「福山博之」

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする