スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

オーストリア旅行その38 雑

2012-07-28 10:08:02 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
楽しかった旅も終りである。余った写真を適当に。上は夜のシュテファン寺院。

左から:
1枚目:暑さの故か、市内には無料の飲料水飲み場があった。こういう新しい水飲み場はヨーロッパの都市では比較的珍しいと思う。古いものはローマで見たが。。
イタリア旅行その29 街歩き
目にした限りでは、一つはペスト記念柱の近く、もう一つは新王宮の近くである。
2枚目:アイスクリーム屋が大繁盛していた。写真は特に長い列が出来ていた店。確かに美味かった。
3枚目:シュテファン寺院近くの両替商。大体どの店にも「両替」と漢字で書いてあり、中国勢のパワーを感じる。
4枚目:ホテルのテレビで見たNHKワールドの番組。日本語の放送を久し振りに聞いた。京都の紹介番組があったりして不思議な気分である。
5枚目:帰りの空港で。この妙な形のソファー、一体何にするんだ?と思ってみると、どうも本当に眠るためのものらしい。大丈夫なのか。
6枚目:空港にあった煙草の自動販売機。付近に誰も立っていないので、恐らくお金さえ払えば誰にでも買えてしまうのではなかろうか。

最後1点だけ。ウィーンでスリの情報は事前に聞いていたのだが、自分も一回未遂を体験した。背中にナップザックを背負って歩いていたのだが、シェーンブルン宮殿を歩いて帰って来ると、いつの間にかファスナーが全開になっているのである。背中には観光ガイドと傘しか入っていなかったので何も盗られずに済んだが、皆様もお気をつけあれ。
スペイン旅行その46 雑

何はともあれ、旅は良いものである。帰って来れば気温は20℃前後。気温の落差は空港を出た瞬間から感じた。ただ煙草を吸う人が少なく、空気はスウェーデンの方が綺麗である。スウェーデンも良いところがあるものだ。

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オーストリア旅行その37 ウィーンスーパーマーケット事情

2012-07-27 23:10:58 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
さて最後。観光客と言えども滞在中は食料品などで地元のスーパーマーケットのお世話になる。こちらのスーパーマーケットについて簡単に。上写真はスパー(SPAR)。こちらはローマ滞在中にも頻繁に目にしたスーパーマーケットである。日本だとHOT SPARの名で小さなコンビニのイメージが強いと思うが、こちらでは中型~大型のスーパーマーケットが多い。元々はオランダの会社で、中央の木はモミの木を表している。さらにアフリカに行くと、「スーパースパー(Superspar)」という、冗談かと思う様な名前の店舗が存在するらしい。皆様ご存知でしたか?
Wikipedia「スパー」

下左から:
1枚目:ユリウス・マインル(Julius Meinl)。ウィーン屈指の高級スーパーマーケットである。世界各地の食材を集めて売っており、棚の値札の隣に国旗が書いてある。日本食材も豊富。建物にも風格がある。ちなみにスウェーデンからの輸入食材が1つだけあり目を引いた。。。リコリス菓子である。とほほ。
2枚目:スパーでまず買いだめたのは水である。40℃近い暑さが続いていたので水は必需品であった。ただ、こちらではガス入りミネラルウォーターが主流らしく(ドイツ人の同僚に言わせると、「幼児でもガス入りの水を飲んでいる」との由)、これが好きでないなら店員に良く聞いてから買う必要がある。写真のシリーズは最も安かったものだが、中央に「Ohne」と書いてあるのがガスなしであった。
3枚目:スパーで買ったサンドイッチ。まあ普通。
4枚目:スパーで何故か売っていたのがロッテの「コアラのマーチ」。。と思っていたら、全然別物である。ドイツのクーヘンマイスター(Kuchenmeister GmbH)という会社の製品なのである。しかしながら中の菓子を食べてみると、形も味もコアラのマーチそのもの。
Kuchenmeister GmbH
これって特許料はどうなっているのであろうか?スウェーデンでもタイ製のかっぱえびせんモドキを見かけたが。。
かっぱえびせん
5・6枚目:スパーで売っていたゴーフレット。普通に美味であった。
7枚目:ユリウス・マインルで売っていた緑茶。思わず買ってしまった。良く見るとラベル上方に「休」下方に「康」と書いてある。何を言わんとしているのかは不明である。ちょっと甘味が強く、はちみつ入り緑茶と言ったところか。
8枚目:同じくユリウス・マインルで買ったチョコレートがけのチップ。
9-11枚目:ユリウス・マインルで買ったチョコ菓子。チョコがけの方を食べてみたが、これは中々美味い。
12枚目:スパーで買ったチョコ菓子。
13・14枚目:内陸国ながら海産物がスウェーデンよりも美味そうなのにつられて、イカとタコの缶詰を買ってしまった。タコの方は普通の味であったが、イカの方はワタ抜きをしていない。ちょっと食べにくかったかも。
15枚目:トマトスープの素。クノールの出しているごく普通のスープの素であるがこれは非常に美味しかった。トマトの味が濃厚で非常に良い。

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オーストリア旅行その36 ウィーン市内交通

2012-07-27 21:58:29 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
旅も終りに近づいて来た時になってこんな事を書くのも何なのだが、ウィーンの市内交通について。基本的に地下鉄、路面電車、バスがある。がバスについては一度も乗らなかった。地下鉄と路面電車だけで大抵の用は足りる印象である。特に地下鉄で特筆すべきはバリアフリーな事で、これは恐らくヨーロッパの都市の中でも屈指の整備度であると思われる。どの駅にも必ずエレベーターが設置されていて、地上まで一度も階段を使わずに出れるのである。本数も頻繁であるし、大抵の観光名所(除くベルベデーレ宮殿)にはこれで行く事ができる。路面電車も中々便利であるが、車両が新型と旧型の2種類ある。下の左が新型、右が旧型であり、後者はバリアフリーではない事を覚悟しなくてはならない。いずれにしても、他の都市同様、もし観光に行かれるなら事前に路線図を入手、手元に置いて観光される事をお勧めする。


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オーストリア旅行その35 中華ファーストフード

2012-07-27 17:54:21 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
さて、夜になってウィーン西駅に到着である。夕食の時間であるが、何を食べたものか。
どうもヨーロッパは何処に行っても、手っ取り早く、安くて美味しいものを食べたい場合は移民の店に行った方が良さそうである。今回も西駅の中に入っている「クイック・リー」という店で買ってみた。焼きそばとチャーハンのテイクアウトがどちらも2ユーロ以下。量と味の方も中々である。これ以外にもテイクアウト専門店はあったが、ピザ屋やケバブ屋などで、いずれも伝統的地元料理ではない。でも美味そうに見える。そもそも客が並んでいるのが、そういう店ばかりなのである。舌は正直だ。
オーストリア旅行その13 中華料理店
イギリス生活
ケバブ・ピザ


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オーストリア旅行その23 シェーンブルン宮殿

2012-07-14 23:50:31 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
宮殿内は撮影禁止である。見学後反対側の庭園に出てみた。ひたすら暑い。日陰を探しつつ歩く。この庭園には丘があり、その上は絶好のビューポイントとされるグロリエッテ(Gloriette)があるし、また有名な動物園(1752年開園。世界最古の動物園とされる)もあるのだが、暑過ぎて中に入る元気が出ない。中央にある噴水の近くをぼんやり歩いて帰って来た。
歴史の続き。時代は下り、この宮殿をこよなく愛したのが先に述べたフランツ・ヨーゼフ皇帝である。彼が連日3時間睡眠で執務に当たり続けた執務室も、机もそのまま残されている。仕事に没頭する一方で、皇后のエリザベートとの間は100%しっくり行っていたとは言い難く、寝室は別々、また皇后は美容や健康に凝り、一人であちこち放浪の旅に出かけてしまう状況であった。それでも皇帝は皇后を愛し続け、皇后が暗殺された時は皇帝は心から衝撃を受けたというのだから、ある意味幸福な人生であったのかも知れぬ。
グロリエッテに近づいて見ると、炎天下の中、徒歩で丘を延々と登って行く人の姿も見える。ちょっと尊敬する。ミニトラムも運行しているらしいが、今回は乗っていない。

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オーストリア旅行その22 シェーンブルン宮殿

2012-07-14 22:45:41 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
シェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn)である。世界遺産にも指定されたハプスブルク家の夏の離宮である。
Wikipedia「シェーンブルン宮殿」
元々は狩猟のための土地であり、そこに泉が発見された事からシェーンブルン(美しい泉)の名がついた。実際、売店で売っている中国語の観光ガイドを覗いて見ると「美泉宮」と題されている。なるほど。
ただの狩猟用の館を、現在の壮麗な宮殿にしたのは他ならぬマリア・テレジアである。彼女の時代に宮殿はほぼ現在の形になり、庭園も美しく整備された。有名なのはナポレオン戦争後のウィーン会議の舞台になった事で、各国の利害が衝突して会議がまとまらぬ事数か月、「会議は踊る」と揶揄された。ちなみにの会議にはスウェーデンも参加、ノルウエーの領有権を手に入れている。
それにしても広い。地下鉄の駅から歩くと、すぐに宮殿の建物が現れるのであるが、そこから入口までが遠いのである。歩けど歩けど入口に付かず、しかも暑い。これを見越してか、ちゃんと周囲にはアイスクリーム屋や飲料水を売る屋台が待ちかまえているが、御多分にもれず若干割高である。皆様も夏場に行かれる時は、飲料水を持って行くことを忘れずに。
上写真はようやく着いた入口。入口から宮殿内に着くまでもちょっと歩く。下左は途中で入口の門を振り返ってみたところ。



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オーストリア旅行その21 ナッシュマルクト・蚤の市

2012-07-14 22:18:46 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
さて、バルセロナでもそうだったが、どの国に行っても市場を覗いて見るのは面白いものである。
スペイン旅行その38 サン・ジュセップ市場
スペイン旅行その39 サン・ジュセップ市場
と言う訳でこちらウィーンでも市場を覗いて見る事にした。ウィーン南西部にはウィーン市民の台所、ナッシュマルクト(Nashmarkt)があるので覗いて見た。ちょうど蚤の市も開催されている曜日であり、地下鉄駅から延々と店が続く状況であった。30分くらい歩き続けたであろうか。
結論から言えば、こちらも非常に面白かった。皆様も、外国に行く時はその国の市場を一回ご覧になる事をお勧めする(もちろんスリなども多いので注意は必要であるが。。)。その国の人がどんなものを食べているかを見るのは面白いものであるし、何より周囲が購買意欲にあふれている場所に身を置くのは、それだけでも何か楽しさを感じるものである。
まず、駅を降りて最初にあったのは蚤の市。下左から3枚は蚤の市の写真で、3枚目には今は珍しいレコードプレーヤーが見える。4枚目以降はナッシュマルクトで、果物、野菜、魚に肉にと何でもござれである。特に魚がどう見てもスウェーデンよりも美味しそうなのは何故なのだろうか。こちらは内陸国なのに。。。。。また、インド食材店が多いのも面白い。恐らくはインド系の移民が相当数いるのであろうか?5-7枚目はインド食材店の店頭で、5枚目にはオクラ(蛇足だが、オクラが英語のokraから来ている事を最近知った)、6枚目はゴーヤー、7枚目はサトイモである。何だか懐かしくなる野菜だ。この市場の中央通路から左右に行くと、カフェが現れる。腹が減ったのでここで食べてみた。ウィーン風グーヤーシュである。元々ハンガリーの料理だが、こちらウィーンでも食べられる。ちょっとした「カレーもどき」(と言ったら怒られるか?)と言った雰囲気で、中々美味い。付け合わせのパンと一緒に食べてすっかり腹一杯になった。
Wikipedia「グヤーシュ」

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オーストリア旅行その20 ヴァッハウ渓谷→ウィーン

2012-07-13 23:56:08 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
最後、クレムスからウィーンに戻る。帰り着くのはウィーン西駅ではなく、フランツ・ヨーゼフ駅である。上写真はクレムスの船着き場。クレムスはかつてはウィーンに並ぶ大都市だったそうであるが、今は人口2万3千人程。眠っている様な静かな街である。下左から1枚目と2枚目はクレムスの市街。船着き場から中央駅までがかなり長く歩かねばならず、ちょっと往生した。
後は適当に余った写真を。

下左から3・4枚目:クレムス駅。小さな駅だが一応エレベーターもあり、バリアフリーにはなっていた。
5枚目:帰り、ちょっとハイリゲンシュタット(Heilligenstadt)駅で降りてみた。ベートーベンが難聴に苦しんで自殺を考え、遺書までしたためた家のある街である。しかし地図では駅から近そうに見えても、遺書の家まで歩くのはは意外と遠く、行くのを断念した。
6枚目:トラムでハイリゲンシュタット駅から市内に帰る途中に見えたウィーンのゴミ焼却場(Fernwärme Wien)。現代ウィーンを代表する建築家の一人、フンデルトヴァッサー(Friedensreich Regentag Dunkelbunt Hundertwasser)
Wikipedia「フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー」
の作品である。見ていて楽しくなるデザインだ。日本でも、大阪には彼が設計したゴミ焼却場があるそうだ。
7枚目:同じくトラムから見たヴォティーフ教会(Votivkirche)。19世紀建造の美しい教会である。

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オーストリア旅行その19 渓谷クルーズ

2012-07-13 21:22:02 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
さて、船はヴァッハウ渓谷を下って行く。どうも日本人の客はかなり多いらしく、船内にも日本語で放送が入る。ここまで来て日本語の放送を聞くのは不思議な気分である。
この周囲は葡萄の産地として知られ、山の斜面には上写真の様に葡萄がぎっしり植えられている。周囲には時折古城や教会も見えたりし、一件の価値ありの光景である。
下写真は左から1枚目が9世紀建造のシェーンビューエル城(Schloss Schönbühel)、2枚目はアックシュタイン城(Burg Aggstein)、3枚目が先のビーナスの発掘場所のヴィレンドルフ(Willendolf)、4枚目はデュルンシュタイン(Dürnstein)の美しい教会、5枚目はその街の背後の山にあるクーリエンガー城(Kuenringerhof)である。第3回十字軍の際、イングランド王・リチャード獅子心王が幽閉された城として有名である。
Wikipedia「リチャード獅子心王」
なお、リチャードはイスラム教徒側のサラディン(サラーフ・アッディーン)の好敵手として知られる武勇の王様で、騎士道物語では大体善玉として書かれる(戦争ばかりしている王が現実にそんな善玉の訳が無いと思うのだが。。)。彼の弟がジョン失地王で、リチャードが留守中に暴政を働き、それに対して立ちあがる義賊がロビン・フッド。。。というのがあのロビンフッド伝説の設定である。
話が逸れた。いずれにせよ美しい風景である事は確かである。6枚目以降は川で見た風景。約2時間のクルーズを楽しめた。

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オーストリア旅行その18 渓谷クルーズ

2012-07-13 19:28:07 | 旅行(オーストリア・ウィーン2012)
さて、コンビチケットにあるクルーズ船である。メルクの街から歩いて少し行くと船着き場がある。ここから終点のクレムス(Krems)まで船が出ているのである。ちょっと船着き場までが遠い上に場所に迷いそうである。周囲に聞きながら歩く。この辺りはこのコンビチケットは自己責任の様だ。気温も高く、うだりそうである。
船に着く。船内には冷房が効いているのが救いである。船はバックで支流を抜け、ドナウ川本流に入る。ドナウ川は聞きしに勝る大河である。川幅が広く、途中で貨物船が何隻も遥か彼方をすれ違って行く。
上写真は乗る船、下左から1枚目は船着き場までの長い道のり、2枚目はドナウ川本流、3枚目4枚目はすれ違った船である。

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