スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

横須賀その2

2014-08-31 21:56:51 | 日本国内旅行(横須賀2014)
横須賀と言われると皆様最初のイメージは何だろうか?巷で売りだされているのは「海軍カレー」であろうか。そう、古くから海軍の街である事は有名である。電車でも横須賀駅に近づくと、あちこちに軍艦の姿が見えてくる。
Wikipedia「横須賀市」
古くからここは戦略的に要衝であった。地理的に東京湾を扼する位置にある事が最大の理由である。何と言っても、横須賀と対岸の房総半島との間は7km程度しか離れていないのだ。江戸時代にはすでに浦賀に奉行所がおかれ、幕末のペリー来航の舞台となっている(来航が浦賀、上陸地点は久里浜でどちらも現在の横須賀市内である)。幕末には横須賀製鉄所が作られ、後にこれが海軍の造船所に発達する。戦前には横須賀海軍工廠は日本の代表的な海軍工廠の一つとなり、特に日本の航空母艦の多く、例えば「飛龍」、「翔鶴」、「信濃」など--ちょっとマニアックであろうか--、を建造することとなった。
戦後は米軍の第7艦隊の本拠地となると共に、海上自衛隊の基地がおかれている。先の横須賀海軍カレーなるものも、艦内で栄養バランスの取れた食事を取らせるため、毎週金曜に具を沢山入れたカレーを作っていた(現在の海上自衛隊でもそうらしい)事に由来している。駅から降りると、すぐに海が広がりそこに軍艦が何隻も見えてくる。晴れた日だったせいか、海の色がとびぬけて青い。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横須賀その1

2014-08-30 20:16:14 | 日本国内旅行(横須賀2014)
時々「何だかよく分からないけど行ってしまった旅」というのがある。事前に計画した訳でもなく、思いついた時にそのままつい行ってしまったという訳である。今年の夏にも一か所訪れる事になった。横須賀である。
元々は職場に横須賀出身の方がいる事に端を発する。その方が日ごろから時間があるたびに、あれやこれやと自分に横須賀について講義をしてくれていたのだ。そしてたまたま時間が空いたところで、横須賀にフラっと行く気になったのである。
もともと横須賀線で鎌倉駅より先に乗るのも人生初体験である。鎌倉駅で沢山いた乗客もだいぶ降りていく。進むにつれて地形が山がちになる。途中の田浦駅では狭い山あいにホームがあるので、先頭車両がホームからはみ出してしまいドアが開かなくなる。横須賀駅到着は昼過ぎ。駅のホームから海と反対側を見ると、すぐに山が迫っている。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蝉の抜け殻

2014-08-30 12:31:05 | 日本の動植物
あれほど蒸し暑くて辛かった夏であるが、気付くと朝夕が段々涼しくなり、明け方にもなればむしろ窓を閉めなくては風邪をひきそうである。蝉の抜け殻が一時期に比べて随分減った。蝉の死骸は随分見かける様になったが。あちこちで撮影したものを並べてみる。
セミ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人の事情

2014-08-30 09:40:16 | 考えてみたこと
巷で「大人の事情で。。」と言われる時、その殆どのケースで「揉め事の始まりは恐ろしく子供っぽい動機に端を発している」事が多いように思う。??と思う様な事件に「大人の事情ってやつですよ」などと解説されるのであるが、よくよく話の始まりを聞くと「精神的に大人な人同士なら、こう言う問題は起きないのでは?」と思う事がきっかけであったりする。結局のところ「プライド」の問題であろうか。大体においてプライドが高い人間ほど他人のプライドには無配慮な事が多いので、更に問題が拡大する。全員がプライドを保ちながら働ければいいのだが、そこは組織であるからそうもいかぬ。残念ながら、こう言う人間関係上の問題を抱えつつ働く事にかけては、スウェーデン人の方が一見色々なことに緩く見えても遥かに上手く動かしていたと思う。日本人は勤勉なのだが、こういうトラブルになると、勤勉な事がしばしばトラブルを増幅させてしまったりもする。
日本の組織のこと
結局のところ、どれだけお互いの事を知っているかが重要な気がする。黙って相手を観察する、という部分が必要なのである。まあ、かく言う自分もトラブルの根源にならぬ様に気をつけねば。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会食

2014-08-29 00:49:58 | 日記
酒の席というのも大事だが、ただ単に人と食事に行くというのも案外に大事である。食事をしながら話をすると、自分が相手についてどれだけ何も知らないか、改めて思い知らされる。会話を重ねるうちに「そうだったのか!」と思う様な事が次々に得られる。
あと、こう言う会話の場では聞き役になるだけではなく、自分なりの主張もある程度ないと駄目なんじゃないか、とも最近思う様になった。相手からも話を聞き、その上で何らかの主張も自分をする、これが理想的な形である。。。と言ってもそんな駆け引きが上手なタチでもないのだが。まあ第一義的には会食は楽しんでナンボであろう。
酒の効用
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メモ

2014-08-27 23:07:21 | 日記
イライラした時、辛い時、上手くいかぬ時 --こういう時こそ、足元を固め、周囲に貢献し、目の前の仕事により手をかける様に心がけるべし。文句を言ってはならぬということではなく、「精一杯貢献をした上で初めて文句を言え」という事である。

ただまあ、主張する事も大事だが「楽しんで仕事する」事もこれまた大事な訳で、主張も出来るだけ「自分も周囲もより楽しんで仕事するにはどうすべきか」という事を主眼に考えなくてはならない。あくまでも。周囲への感謝こそ全ての行動のベースでなくてはならぬ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

難民受け入れ@スウェーデン2014

2014-08-25 23:59:05 | 時事問題
日本でも日本人拘束事件以来、少し中東情勢のニュースが増えてきた感がある。どれも解決の兆しが見えない問題が多く、日本のニュースも殆どは政治的な部分に焦点を当てている。が、そこから逃げ出してくる難民についてのニュースは寡聞にしてとんと日本語のニュースでは見た事がない。スウェーデンは先にも述べた通り、シリアからの難民については大量の受け入れを開始しているのだ。
シリア難民増加
そしてその後のスウェーデンでの難民受け入れ状況はどうなっているのか?というと、The localより。
http://www.thelocal.se/20140819/sweden-expects-100000-refugees-in-2014
現在の予測によれば、2014年中にスウェーデンが受け入れるであろう難民は、何と10万人に達するというのである。スウェーデンの人口が約950万人であるから、ほぼ人口の1%、日本の人口にあわせて単純換算するなら、日本が年間120万人近くの難民を受け入れているのと同じという計算になる。注目すべきは記事の中で紹介されている世論調査。この調査によるとスウェーデンが受け入れるべき難民の数について、36%の人は「現在と同じ程度の数を受け入れ続けるべき」と考え、26%の人は「今よりももっと多く受け入れるべきだ」と考えているというのである。もちろん難民の増加がスウェーデン社会のあちこちで軋轢も起こしているのは以前も書いた通り。それでも世論はこうなのである。
スウェーデン政府がこれだけ問題を抱えつつも難民受け入れに積極的でいられるのは、おそらくは国民の支持がバックにあるからなのであろう。政治家達もまた選挙で選ばれた人達なのであるから。。。しかし住宅問題や失業率の問題が残ったまま受け入れを続けて、果たして本当に大丈夫なものか。この辺りを一般的なスウェーデン人が本当のところどう思っているのか、一回聞いてみたいものである。何よりスウェーデン、人口に比しての難民の受け入れ数は既に現時点でも欧州トップクラスなのである。下の記事もお読みあれ。
http://www.thelocal.se/20140619/sweden-takes-19-percent-of-eus-asylum-seekers
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何となしに

2014-08-25 23:40:34 | 日記
何となしに、もう夏が終わろうとしている。朝夕が少し過ごし易くなった様に感じ、またツクツクボウシの鳴く声がミンミンゼミの中に混じる様になる。テレビでは今日、甲子園の決勝戦が終了し、気付けばもうすぐ9月。今年の3分の2が終わるのだ--さあ、この9カ月間、一体何をしてきたのであろうか。足りないと自分で感じる事があれば最後の4カ月頑張るべし。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒の効用

2014-08-25 01:02:28 | 日記
自分はおよそ酒の味の分かる人間でもないし、酒もまるっきり弱い。が、酒の場と言うのは一応は顔を出すようにはしている。ソフトドリンクを飲みつつ周囲と調子を合わせるのは決して愉快な事ではない。それでも何時間か皆と話を合わせると何かしらは収穫があるものである。何より思わぬ人、それも普段仕事をしていたのでは決して知り会えなかったであろう人と知り合えたりする。世の中、酒が入らないとなかなか口を開いてくれない人というのは結構存在するのだ。その人から職場の事を聞くと、職場の違う顔が見えたりもする。普段どれほど仕事を一生懸命していても、結局のところ組織の全ての側面を個人が知る事はなかなか出来ないものである。こう言う話を聞くと、何というか「人生、何時でもどこでも、そしていつまでも勉強する事はあるのだな」とでもいう感想を持つ事ができる。
人のつながりが広がる時
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芙蓉

2014-08-23 17:12:57 | 日本の動植物
先に紹介したムクゲもまだ咲いているが、
ムクゲ
最近はこちら、芙蓉も良く見かける。芙蓉とムクゲの外見は良く似ているが、良く見るとまず葉の大きさは圧倒的に芙蓉の方が大きい。まためしべの先端が写真の通り、芙蓉は微妙に上を向いている。これで識別が可能である。ちなみにこの花は朝咲いて夕方にはしぼんでしまうので、朝早く日の出前などに前を通りかかるとまだ一つも花が開いていなかったりする。
Wikipedia「フヨウ」

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする