マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

カトリック大阪大司教区 『司祭叙階式』・・・すべての人の僕となり、仕える。 そして 自分の命を与える。

2015-04-26 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

      2015年4月16日(日)。14時。 於:大阪カテドラル聖マリア大聖堂
                             『司祭叙階式』

始まります。

名前が呼ばれ、二人の助祭様が、祭壇前に来ました。

 受階希望者2名           『長崎壮 助祭  松永敦 助祭』     
                                長い長い年月の勉強と節制の後にこの日を迎えたお二人。


続けて。

聖書が読まれます。
             『第一朗読』

『主に結ばれて囚人となっているわたしはあなたがたに勧めます。
   神から招かれたのですから、その招きにふさわしく歩み、
一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。
愛を持って互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。』
                                     エフェソの教会への手紙 4章1~4節

続いてもう一つ。
            『福音書朗読』

『イエスは言われた。
「あなたがたに平和があるように。

父がわたしをお遣わしになったように わたしもあなたがたを遣わす。」

    そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。
        「聖霊を受けなさい。
だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。
だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」』
                                   ヨハネ福音書 20章21~23節

次に。

大阪教区大司教による
                      『確認式』

   大司教は司祭団と共に・・・・              受階希望者二人に向かって、確認しました。


       「この二人の養成に携われた人たち 又 周囲の人たちは、
            あなた方に良い評価を与えており、私たちもそう信じています。

       「将来、教会において、奉仕職を果たすことを望みますか?」 

       二人の力強い返事。     「はい。 望みます。」

もう一つの確認。                                          
   「教会に仕えることができるよう、自分の心を整えていくことを望みますか?」

       二人の力強い返事。     「はい。 望みます。」 

もう一つの確認。
        「自分自身を、人々の救いのために、神に捧げますか?」

       二人の力強い返事。  「はい。 神の助けによって捧げます。」

そして。
いよいよ。 

受階希望者2名。             『神の前にひれ伏します』          神への従順を誓います 
  大司教の祈り:
               「皆さん!  全能の父である神が、
         司祭の務めを果たすためにお選びになったこの僕たちに
         天からの賜物を豊かに与えて下さるように、祈りましょう。」

次に。
      受階希望者に、司教 ならびに 司祭団からの 『按手』 がなされます。

       『全能の神が、聖なる職務に召されたあなたがたを助け、恵みによって、
         あなたがたが始める業を、成就させてくださるように。アーメン 』

  まずは・・・       『大阪大司教の按手』            

頭に手をのせて・・・
             『聖霊を受けなさい。』  ヨハネ福音書 20章22節

続いて。         『司教たち そして 司祭団による按手』

                              お二人は司祭となり、世に派遣されます。              

        キリストの 『弟子の派遣』

  「イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、汚れた霊に対する権能をおあたえになった。
        汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。

       イエスはこの十二人を派遣するにあたり、次のように命じられた。
   「行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。
  病人をいやし、死者を生き返らせ、らい病を患っている人を清くし、悪霊を追い払いなさい。」』
                                         マタイ福音書 10章1節&7~8節

     そして。
     按手同様に。

          大司教から二人の手の平に・・・  『聖油の塗油』
            『王職』、(祭司職、預言職) への塗油です。
    聖油(聖別された香油)を注ぎ、神への奉仕を誓う儀式で、
聖別式』 ともいわれます。

       『祭司ツァドクは天幕から油の入った角を持って出て、ソロモンに油を注いだ。
           彼らが角笛を吹くと、民は皆、「ソロモン王、万歳」と叫んだ。』
                                                                                             
列王記上 1章39節

              『按手』と『塗油塗油』で、聖霊に満たされたお二人です。

次は。

                『着衣式』

                                  ストラを着けて新司祭の誕生!

 司祭服を着衣すると。

    祝福の・・・           『抱擁』

 大司教様は、松永新司祭様を抱きしめながら、 おっしゃったことでしょう!

         「おめでとう!  おめでとう! 
   父と、子と、聖霊なる全能の神の祝福が、あなたと共にありますように。」
 と。

                      参列する者全員も祝福しました。
                         おめでとう! おめでとう! おめでとう!    

 続けて。
大司教の『説教』。 一部です。

聖なる者となって下さい。
司教と心をあわせ、司祭たちと心を一つにして、信徒たちを神の元へ導いて下さい。
良い生活をして下さい。
に招されて、人々の中から選ばれたのですから、キリストの祭司職を喜びを持って果たして下さい。
キリストに倣って、自分から脱出しなさい。すべての人のために、すべての人となるように、自から自分を捨てなさい。

    聖霊の光が新司祭を導いて下さいますように、皆さんお祈りください。』


新司祭になったお二人・・・

                     『感謝のご挨拶』

     司祭団に向かって・・・        そして次に         列席の会場の信徒に向かって・・・
  
                                                           深々と
               「これまでのお導きありがとうございました。
                 今までの神様と沢山の方のお導きの御恩を、お返してまいります。
                    これからもどうぞよろしくお願い申し上げます」

                           大拍手! 

                                私も、心の中で、お二人に向かって、祈りました。深々と                        
                           「おめでとうございます! 頑張って下さい! お体お大切に!」
                               「こちらこそよろしくお願い申し上げます。 感謝致します。」

とうとう。

新司祭様たち。 初めての仕事です。          

                  『ミサ聖祭 司式』

 『皆、これを取って食べなさい。 これはあなた方のために渡されるわたしのからだである。』  

       『皆、これを受けて飲みなさい。これはわたしの血の杯。
 あなたがたと多くのひとのために流されて罪のゆるしとなる永遠の契約の血である。』 
  
                                  マタイ福音書 26章26~28節

     そして。

                『聖体授与』

 年配のお方に優しく・・  『キリストの御体』       ご婦人・・ 『アーメン』
        早速の、新司祭とご婦人の、『心と心の通い愛』 です。

  以上。
カトリック大阪大司教区  『司祭叙階式』 の様子でした。
          ご一緒していただきましてありがとうございました

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
新司祭の誕生をお喜びください! そして 新司祭の健康が守られますようにお祈り下さい!
家族を信頼する。友人を信頼する。お人を信頼する。 そして 神を信頼する。 こんなに幸せな人生はありませんね!


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