加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【里芋の葉を見ると、子どもの頃の記憶が甦る】

2016年10月20日 | 雑感・思考・追憶・回想

蓮の葉や里芋の葉は、驚くほど撥水(はっすい)性が高い。したがって非常によく水をはじく。蓮の葉や里芋の葉の上に水を零してやると、葉の撥水性に加えて水の表面張力でもって、コロコロと球状になって転がる。難しく言えば、ロータス効果ってやつなんだろうけど。

子どもの頃は難しい理屈など解らないまま、ただ葉の上で水玉がコロコロと転がるのが面白くて、里芋の葉を切ってきては水を滴らせ、飽きずによく遊んだものである。もちろん畑で里芋を作っていた祖母には、葉っぱを切るんじゃないと叱られはしたが、聞く耳など持っていなかったのである。