加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【秘密の恋】

2005年11月29日 | 未分類
タイトル間違えた。

【未必の故意】

“ひみつのこい”ではなく“みひつのこい”でした。
ここに訂正いたしますとともに、謹んでお詫び申し上げます。

例えばガッツ石松が、

「ぼくバナナ大好きだもんね。ほんとおいしいよね、このバナナ。
 あ、皮どうしよう。道路に捨てちゃおかな。
 でもひょっとして、人がとおりかかって、うっかり皮ふんづけて、
 すべって転んで頭打って、救急車で病院にはこばれて、
 そんでもって、運が悪くて死んじゃったりしたらどうしよう。
 でも、やっぱり捨てちゃお。」

と言うのが、未必の故意です。
場合によっては罪に問われるので、要注意!

なお、未必の故意は法律用語ですが、
秘密の恋も、密室の恋も、法律用語ではないので念の為。



【耳慣れない】

2005年11月28日 | 未分類
隣の市のことを書こうとして、ふと思ったんだけど、
隣市と書いて(となりし)とか(りんし)とかって言い方するんだろうか。
活字では目にしたことあるけど、あまり耳には馴染みがない。

(りんし)なんて聞くと、つい(臨死)をイメージしちゃわない?
(となりし)だって、(…と成りし)かな、なんて思わないか、普通。

辞書で調べても、市だけは出てこないんだよねえ。広辞苑にも載ってないし(第三版だけど)。

隣人に始まって、隣家、隣組、隣村、隣町、隣県、隣国とかはあるのに、市だけないんだよね、これが。
ひょっとして、市いたげられてんの?(いや、別にこれが言いたかった訳ではないぞ)

で…、隣の市のはなしなんだけど、、、、
結局なに書こうとしてたんだか、忘れてしまった。

 (^_^;)



【記号のもつ意味】

2005年11月26日 | 未分類
ある特定な記号類は、一定の内容を表すために用いられる。

△や▲は一般的にマイナス記号としても使われ、赤字、欠損を意味し、負のイメージが強い。

ところがある種のひとたちにとっては、このうえなく気持ちの高揚する記号であるようだ。
▲をみただけで過剰に反応し、勝手に◎や○にまでイマジネーションをリンクさせていってしまう。
はては、△や★へと、連結作業はつきない。

いつしかそれらを体系化しようとして、迷路に嵌まりこんでいくのだ。


【口実は好日なり】

2005年11月24日 | 未分類
カーディーラーの店長をしている友人から電話が入った。
任意保険の更新手続きのため、捺印が必要とのこと。
帰りはいつも十一時過ぎなので、それからでも良いかと問うので、
別に十二時過ぎても構わないと言ってやった。

九時頃、自宅でテレビを見ながらくつろいでいるところへ、突然友人はやってきた。

「何だ帰ってたのか。今日は早いじゃないか。」
「早いって、お前こそ十一時過ぎるんじゃなかったのか。
 オレが居なかったらどうするつもりだったんだ。」
「なあに、認め印押してもらうだけだから、奥さんでも誰でもいいんだ。
 それより、こんな口実でもなきゃ早く帰れんしな。
 たまには早く帰りたい時もあらあね。」

それからコーヒーを飲み、菓子をつまみながら、たわいもない話しをして、三時間後に友人は帰っていった。

早く帰りたかったんじゃなかったっけ? 結局いつもと同じ時間だろうに。
まあ捺印には、時間が掛かるってことなんだろう。
しかし、久しぶりに古き友と語らえて、是、好日ではあった。



【ウエストサイズストーリー】

2005年11月22日 | 未分類
ここ十年のあいだに、体重が 10kg 以上増えた。
それも腹回りだけが、局所的肥大傾向にある。
医学的にいうと…、出っ腹?

古いズボンが穿けない。
思いっきり腹をへこませて、留め具をはめ、ファスナーを上げる。
それからベルトをきつめに締める。
一連の動作が日課になってしまった。

ズボンを買わねばと思いつつ、ふんぎりがつかない。
買ったあと、さらに太ったらどうする。
あるいは買ったあと、もしかして体型が戻ったら。
もうすこし様子をみてみよう…。

様子をみつづけて、十年。
十年分のズボン購入代は、とりあえず国のある機関に預けてきた。
…ずいぶん利息がついてるだろうなぁ。
問題は、こちらの思うときに引き出せないことであるが…。
 

【sixth sense】

2005年11月19日 | 未分類
五感がどんどんおとろえていく。これが加齢というものか。

【視覚】
もともと近視で乱視のところへ老眼も入り、遠くも近くもよく見えない。
特に週末などは細かい文字を見る必要があるため、フラストレーションが溜まる。

【聴覚】
人間ドックの聴力検査では特に異常はなかったが、
それでも最近、都合の悪いことは、どんどん聴こえづらくなってきている。

【味覚】
なぜか味覚だけは衰退するようすがない。ばかりか、、、
ますます美味を求めて禁断症状が出たりする。○せ○のうなぎの白焼きがくいてええええ。

【嗅覚】
自分の匂いはわかりづらいけど、ときどき我にかえったときには、
オレも相当、タバコ臭いし、オヤジ臭いし、アホ臭いんだろうなあと、自己反省したりする。

【触覚】
皮膚感覚の凋落(ちょうらく)か、人の気配をかんじないと思ったら何のことはない、若い女性が寄りつかないだけのことか。
こっちから寄ってくとセクハラになりかねんしな。

かくなる上はシックスセンスを磨いて、ダイアナ、もとい…、大穴でもGETするしかないか。



【圧縮と解凍】

2005年11月16日 | 未分類
新聞に掲載される求人広告。いわゆる三行広告。
わずかなスペースにさまざまな情報が盛り込まれている。

○○○○急募 35才迄 未験可
要普免 社保完 交支9~18時
詳面談 当社規定 電後履持参

これを展開すると、

○○○○を急ぎ募集しているので応募してくださいな。
ただし年齢は35才迄ってことで、悪しからず。
本当は経験者がいいんだけど、まあ未経験者でも、教えてくから来てもらっていいです。
あ、そうそう、普通自動車の免許持ってる人でないと駄目だからね。車運転してもらうから。
一応、社会保険制度はあります。それから交通費は支給しますので心配ないです。
仕事は朝9時から夕方6時までが定時ってことで。もちろん残業もやってもらうから、そのつもりで。
あと給料とか休みとか、細かい部分に関しては、とりあえず会ってからってことにしときましょうか。
それと来る前に電話してくれる。突然だと手が離せないと困るから。
あとは、えーと、そうそう、履歴書も忘れずに持ってきてね。

てなことになるのだ。



【独自性もいいけれど】

2005年11月14日 | 未分類
スキャナーを導入した。
キャプチャソフトも併せて。

導入担当はわたしではないが、実務担当責任はわたし。

スキャンスピードは速いし、サイズ混在もOKで、音も静か。
コンパクトな割に、なかなかの優れものと見受けるが、、、、
問題はキャプチャソフトのほう。
他のWindowsアプリの感覚とは、およそ、かけ離れている。

新規アプリケーションというのが、新規フォルダ作成のことらしい。
新規バッチ作成が、新規ファイル作成。
プロセスとはなんぞやと思ったら、ファイル保存のことである。
マニュアルも、添付のPDF書類のみ。
大雑把に流し読みしてみるも、皆目わからない。

追い追い、試行錯誤で解明していくしかないか、と思ってるところに、
実際のスキャニング仕事が二千枚入稿した。期日は二日間とか。

追い追いやるつもりが、オイオイ! になってしまった。
A嬢とR嬢をアシストに、三人掛かりでまる一日、ぶっつけ本番でやっつけた。

ったく、独自性もいいけれど………。
わたしは寛大なので、あえてメーカー名は言わないでおく。

k○dak だけど。



【表意文字で会話する(2)】

2005年11月13日 | 未分類
「膠着(こうちゃく)」ということばがある。
わたしは、そのことばを推理小説かなにかで覚えた。
「○○事件は依然、膠着状態である。」といった表現。

乗馬クラブに通いつめているころ、馬が四肢をふんばってテコでも動かない状態を、やはり膠着と呼ぶことも知った。(ちなみに競馬で進路妨害などにより、加害馬が被害馬のあとの着順になるのは降着)

毎週のように、乗馬仲間と食べあるき、飲みあるいた。もっぱら馬の話題に終始した。
みんな高等馬術をめざしてはいたが、なかなか口頭馬術の域を脱しない。

たまたま話が「こうちゃく」におよんだとき、某水道会社の社長がいった。
「こうちゃくってのはな、後ろに着くと書くんだ。後ろあしが地面にくっついてビクともうごかないから、後着っていうんだ。」

もちろん、わたしに異論のあろうはずもない。だってその場の勘定は、社長のオゴリだもの。


【失筆啓上申し上げます】

2005年11月11日 | 未分類
  謹啓
  朝夕めっきり肌寒くなってきた今日子の語呂
  皆様には、お代わりございませんか。
  (中略)
  それではお風邪など飯ませぬようくれぐれも
  ご自愛くださいませ。           軽薄

IME(変換ソフト)のおかげで漢字知らなくても、かなを入力して変換キーを押すだけで、いとも簡単に漢字に変換してくれる。
しかも一度変換した文字は、学習機能とやらで、次からは第一候補として表示される。
いやあ、パソコンは便利だなあ。
…って、ほんとかよ。

誤変換はパソコンのせいではなくて人のせい。理由はほぼ二つ。
変換結果を目視によって確認してないか、変換結果が正しいかどうかの判断がつかないか。

なんたって、日本語は同音異義語でなりたってる訳だから。
語句によっては、候補はわんさと出てくる。
いつもいつも第一候補しか使わないなんて、ありえない。


【めくる めく】

2005年11月09日 | 未分類
目眩く

なんとなく好きな言葉というのがある。とくに理由があるわけではない。

接尾語の「めく」。
名詞や形容詞などの語幹に付けて、「…らしい」「…のような状態」などを表す。

「春めく」や「秋めく」は、そろそろ春だなあ、もう秋かしらん、といったニュアンスだろうか。
ぼやけた曖昧さがいい。断定的でないところが、好きなのかもしれない。

一般的なところでは、
燦(煌)(きらめ)く、ときめく、閃(ひらめ)く、軋(きし)めく、響(どよめ)く、犇(ひし)めく。
揺らめく、仄(ほの)めく、古めく、蠢(うごめ)く、 さざめく、密(ひそ)めく、などなど。
他にも、
色めく、艶(なま)めく、婀娜(あだ)めく、喚(わめ)く。

責め苦、、、ん? これはカテゴリーが違うか。



【ミイラとりがミイラ】

2005年11月08日 | 未分類
三十年来の腰痛もちである。
周期的な痛みにたえかねて、どれほどの接骨院、整形外科を転々としたことか。

あるとき、たまたま知人の紹介でおとずれた整体院。
痛くて動かせなかった部位が、施術後にはウソのように軽くなった。
信じられなかった。

保険はきかない。一回の施術料が五千円。
そう足しげくは通えないなあ、と思いつつも、しばらくは定期的に通っていた。

しかし問題はほかにあった。
とうに六十を過ぎた施術師。
患者を施術したあとは、汗びっしょりで息はあがり、
やはり六十過ぎの奥さんに、自身がマッサージしてもらっていた。

わたしの財政が尽きるまえに、施術師の体力が尽きてしまうことを懸念したが…。
はたせるかな、いつのまにか閉院してしまったようだ。
おかげで再び腰痛との闘いの日々が。

ミイラとりがミイラって…、これは例えがちがうよなあ。


【表意文字で会話する】

2005年11月07日 | 未分類
わたしがハタチのときに父親が亡くなり、うまれて初めて喪主をすることに。
もちろん、なにも解らずただ、いわれるがまま。
もう何十年もまえのはなしであるが。

喪主のあいさつは、叔父が下書きしてくれたものを、まる暗記してしゃべった。
「おひじの用意がしてありますので、…」
食事のことだとは解るのだが、ひらがなで書いてあったので、どんな意味かは解らなかった。
葬式だから悲しい食事で「お悲事」なのか、それとも「ひじきのごはん?」
などと、かってに想像をめぐらしていたのだが。

葬儀がおわったあとで、くだんの叔父にきいてみた。
「おひじって、どういう意味?」
「わしもよくは知らんが、時に非(あら)ずってことで、三度の食事以外の食事っちゅうことじゃないんかな。」
なるほど。

後日、辞書を調べてみたら、あたらずとも遠からずであった。

【非時】
戒律により僧が食事をとってはならないと定められた時(正午から翌朝までの間)
または、その時間に食事をとること。非時食(ひじじき) = 仏語



【至高な芸術・孤高なオヤジ】

2005年11月05日 | 未分類
神が創りたもうた最高の芸術品は、女性の裸体だといった人がいる。
まったくもって同感である。(この際、例外についてはふれないでおこう)

ならば、人間が創りだした最高の芸術品は、サラブレッドである。(勝手に断言してしまう)
気高く、一分の隙もない均衡美と、流麗な躍動美。これ以上の調和があろうか。

いそいそと競馬場に出向き、日がな一日馬をながめ、
ついでに金までおいてくるわたしを、友はアイロニーをこめて馬券オヤジという。

いやいや、そうではないのだよ。
衆議院総選挙はおわったけれど、わたしなんぞ年間をとおして投票しまくっておる。
勝馬投票という名の、拝観料支払いシステムで。

そういえば今日は××ブックの発売日。コンビニに寄って帰らねば。