加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【妖怪人間ベムならぬ、溶解人間または要介(護)人間ってか】

2016年08月31日 | 雑感・思考・追憶・回想

花が終わった後のカンナの子房を見ていてふと、「似てるっ!」、「何かに似てるっ!」と思ったのである。一瞬の閃きのようなものだったのだが、その「何か」がまったくもって思い浮かばない。既知のものには違いないのだが、モヤモヤと引っかかって具体化してこない。はて、瞬間的に何に似てると感じたんだろう。

改めて写真を見ながら似ているものを無理矢理イメージしてみると、ドリアンとかパイナップル、ハリセンボンやオタマジャクシと言ったものが思い浮かぶ。しかし、一瞬閃いたものは、それらのものではなかったように思う。どうにもスッキリしないが、さりとて打つ手もない。
近頃は、思い出そうとして思い出せないといったことが、頓(とみ)に増えてきているが、これまで蓄積してきた記憶とか知識とかが、脳の中でどんどん溶け出していっているのかも知れないな。




【水族館なのに、なぜか蝙蝠(コウモリ)展】

2016年08月30日 | 自然・生物・植物・園芸

碧南海浜水族館へ行った折りに、なぜか館内において「謎だらけの隣人! コウモリ展」という特別展示が行われていた。水族館なのにコウモリ展なのであるが、まぁ、その辺のことは、あまり深く考えなくてもいいのだろう。
コウモリ展といっても、ほとんどがパネル展示と剥製展示なのであって、唯一、デマレルーセットオオコウモリだけが生体展示してあった。主に果物を食べるところから、別名フルーツコウモリと呼ばれ、洞窟を棲家として超音波の反響で障害物を見つけ出すエコロケーションを行う。

薄暗いガラスケースの中に入っているため、ほとんど何も確認できない状態にも拘わらず、ストロボ撮影は禁止となっている。そのためカメラの設定をあれこれと変更しながら15分もガラスケースにへばりついて、何とかその姿を捉えることができた。まるでこちらがコウモリにでもなった気分である。
写真を見て初めて2匹いたことに気付いたのであるが、それにしてもクリッとした目が何とも愛くるしい。




【CBCテレビのニュースでも紹介された、ネコギギの赤ちゃん】

2016年08月29日 | 自然・生物・植物・園芸

碧南海浜水族館の館内を回っていて、ネコギギの水槽の前まで来たときに、「ああ、そう言えばそうだった…」と思い出したのである。碧南海浜水族館では今年の6月に、3年ぶりにネコギギの繁殖に成功したと、CBCテレビのニュースでも取り上げられていたんだっけ。

ネコギギはナマズの仲間なのだが、世界でも伊勢湾と三河湾に流れ込む東海地方の川のみに生息するという珍しい魚で、国の天然記念物に指定されている。
ネコギギの成魚の水槽の中に、一際小さな水槽が設置されており、その中に2匹のネコギギの赤ちゃんがいた。土管の隙間に隠れていて、なかなか姿を現さないのを辛抱強く待って、なんとか写真を撮ることができた。

【百日紅】

2016年08月28日 | 雑感・思考・追憶・回想

やすらぎ墓園へひとりで墓参りに行ったのは、お盆を十日も過ぎてからのこと。お盆の時期には多くの人々で賑わう墓園も、お盆を過ぎれば閑散として、人っ子一人見当たらない。
ひとり墓園の通路脇に植えられた百日紅の木だけが、空に向けて鮮やかな紅い花を咲かせていた。

ひゃくじつこう。開花期間が長いところから、百日紅の漢字があてられた。成長すると樹皮が剥がれてツルツルと滑らかになり、猿ですら滑って登れないという比喩から、サルスベリとの名が付いた。
百日紅は、まさに夏を代表する花といってよいだろう。鮮やかに咲き誇る紅い花が青空によく映える。

夏に籠る 傾城もあり 百日紅 / 正岡子規


【水の中は涼しかろうと】

2016年08月27日 | 自然・生物・植物・園芸

あまりに暑いと頭の中も沸騰してしまって、まともに思考も働かない。暑さを凌ぐには水の中が一番だろうと、半ば衝動的に碧南海浜水族館へと出掛けてしまった。プールに行くんならまだしも、何で水族館なのか全くもって意味不明である。水の中にいるのは魚たちであって、自分が水の中に入る訳でもないのに。

碧南海浜水族館は子供がまだ小さい頃に、1~2度訪れたことがある。水族館としての規模は小さいが、館内をゆっくりと一巡すれば、それなりに魚たちの遊泳を楽しむことはできる。
ハナミノカサゴやマツカサウオなど、日頃目にすることのない魚たちの水中での優雅な泳ぎは、いかにも涼やかではあるが、真いわしの魚群などを見ていると不謹慎ながら、いかにも美味しそうに思えてしまう。







【最終的にはこんな色になるパプロングゴールド】

2016年08月26日 | 自然・生物・植物・園芸

先日掲載したパプロングゴールドの写真は、まだ実が緑の内に収穫したもの。完全に熟してくると、このようなオレンジがかった黄色に色づいてくる。もともとカラーピーマンだから色がつくのは当然としても、普段スーパーで売っている緑色のピーマンだって、完熟するまで収穫せずに放置しておけば、真っ赤な赤ピーマンになる。
ただ色づくまでには日数が掛かるので、早めに収穫してしまっているだけのこと。だからと言って味に変わりがある訳でもない。日数を掛ければその分だけ、価格が高くなることは間違いないだろうけど。

【パッションフルーツ追熟中】

2016年08月25日 | 自然・生物・植物・園芸

栽培したての最初の1~2年こそ、要領がわからず自然に放置しておいて、4~5個の実しか収穫できなかったものの、今では花が咲いたことを確認したら、透かさず人工受粉を心掛けるようにしているので、ほぼ咲いた花の数だけ実が収穫できるようになっている。何事も経験である。

収穫したての実はすぐに食べることはせず、皮の表面がシワシワになるまで追熟してやる必要がある。完全にシワシワになったら冷蔵庫で2~3時間冷やしておいてから、半割にしてスプーンで掬って食べると甘酸っぱい味を賞味することができる。どうやらわが家においてパッションフルーツは、定番のフルーツとなったようだ。


【ブルースター、莢(サヤ)の中身の意外な姿】

2016年08月24日 | 自然・生物・植物・園芸


ブルースター(オキシペタルム)は切り戻さずに放任すると、花が終わったあとで 10 cmほどの大きさのサヤができる。やがてサヤが干乾びてきて真ん中から割れると、中にはタンポポのような白い綿毛のついた種が密集しているのが確認できる。いずれ綿毛と共に種が風に運ばれて行って、自然繁殖するのだろう。

かと言って、みすみす風に飛ばされるままにしておくこともない。種を取っておいて春に蒔いてやれば、増やすことができる。それにしても、サヤが瑞々しい内は豆のような、オクラのような感じなのだが、その中身の意外な姿にはビックリである。綿毛の長さは約 4 cm と結構長い。広げれば更に倍の長さになる。その綿毛の姿からブルースターには、瑠璃唐綿(ルリトウワタ)との別名もある。






【ネバネバ食品が好きなのは、体にとっていいことみたいだよ】

2016年08月23日 | 健康・病気・見舞・介護

オクラの好きな娘のリクエストで、今年は多めにオクラを栽培した。お蔭でほぼ毎日収穫ができている。オクラに限らず山芋、納豆、なめこ、海草類など、なぜかネバネバ食品が好きな娘であるが、だからといって性格がネバネバネチネチと粘着質という訳でもないようだ。あたりまえか。

オクラなどのネバネバ成分はムチンという粘着物質であるが、蛋白質分解酵素を多く含んでいるため、食べ物の消化吸収を促進し消化不良を防止する。
更には消化器や呼吸器の粘膜を保護して風邪や胃炎を予防したり、血糖値の上昇を抑え血液をサラサラにして、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病など、生活習慣病の予防にも有効と、いいことづくめなのである。

夏ばて防止、老化防止、一寸法師(これは違うな)のためにも、ネバネバ食品を摂取するに越したことはない。オクラ大いに食べなさい! といいつつも、わたしはもっぱら収穫専門なのではあるが。


【オマエは食卓に着かなくていいんだよ】

2016年08月22日 | 生活・飲食・家族・飼犬

確かに「朝食だよ~」と呼ばれはしたけど、オマエは呼ばれてないだろ。食事の度に律儀にやって来ては、さも自分の席みたいな顔して場所を確保してるけど、なにもオマエまで一緒に食卓に着かなくったっていいんだよ。だいたい首から上しか出ないくせして。そうやって、幾ら神妙な顔して人の食べるところを見てたって、おこぼれにはあずかれないぞ。そもそも人間の食べてるもんなんて、犬にとっちゃ体に毒なんだ。下痢でも起こしたらどうすんだよ。犬は扶養家族として、健康保険には加入できないんだからな。下手したら不要家族だ。

しかし、よく人が食事をしてる間中、そうやって根気よくジッと座ってられるもんだな。一途と言うか、忍耐強いと言うか。だいたいオマエには、満腹中枢ってものがないだろ。あるのは空腹中枢だけじゃないか。幾ら食べさせたってキリがないんだから。いいか、メタボ犬ほどみっともないものはないんだからな。皆がオマエのこと見えてないフリしてるのは、オマエの為を思ってのことなんだぞ。決して自分の分の食事が惜しいからじゃないんだ!


【似てなくもないけど、洗濯挟みじゃないのです】

2016年08月21日 | 雑感・思考・追憶・回想

洗濯挟みでなければ何なのかと言えば、主にトマトやナスなどの野菜の苗を、支柱に誘引するために使う、誘引クリップなのです。ツマミの部分をグッと押して開いてやり、真ん中の空間部分に苗を通し、先端部分で支柱を挟み込む。いちいち紐やビニタイで縛り付ける必要がないので、楽と言えば楽なのであります。

一見便利なようでいて、いや、確かに便利には違いないのですが、状況次第では厄介なときもあったりするのです。つまり植物とは成長するものなのであります。成長に連れ苗も太く大きくなり重みも増してきます。風で揺れたりもします。すると段々重みを支え切れなくなり、知らない内に、誘引クリップが支柱から外れていたりするのです。そこでどうするかと言えば、改めて紐で縛り直したりするのです。もちろん誘引クリップは取り外してしまいます。やれやれ、いったい何のことやらです。便利なのか不便なのか、よく解りません。


【とかくレモンは難しい】

2016年08月20日 | 自然・生物・植物・園芸

「ああ、今年もまた生理落果で収穫は断念か」と思っていたのである。春に咲いた多くの花の内、1センチ近い小さな実に成長したものが十数個 あった。
このまま大きくなってくれればと念じていたものの、結局、梅雨の頃には全部、生理落果してしまった。

その後再び花を咲かせはじめ、小さな実も確認できるようになった頃、今度は雨風に当らないようにと袋を被せてみた。その頃からやたらアゲハ蝶がやってくるようになり、葉に卵や幼虫などがいないかと、時折チェックすることも怠れない。うっかり幼虫を見過ごしたりしようものなら、葉を全部食われてしまう。

やがて6つ7つと実が成長しはじめ、今度こそは大きくなって、色付いてくれるかも知れないとの期待を持った。ところがそれから1週間2週間と経つ内、又してもひとつ落ち、ふたつ落ちして、結局1か月もしない内に全部の実が生理落果してしまった。中には3センチ程まで成長した実もあったのだけれど。やはりまだ木が若いのか。まだ実を生らせるだけの体力が、木に備わっていないと言うことなんだろうか。残念!




【大きいことはいいことだ】

2016年08月19日 | 自然・生物・植物・園芸

かれこれ 40数年以上も前のことだったと思うので、相当古い話になるのだが、「大きいことはいいことだ」と言うテレビCMがあった。CMソングを作曲した作曲家の山本直純氏みずからが出演していて、気球に乗って指揮をするCMは結構人気を博し、「大きいことはいいことだ」と言う歌詞の一節が、当時の流行語にもなった。
歌詞の最後の「森永エールチョコレート」と言うのも覚えているから、森永製菓のチョコレートのCMだった訳だ。

でもって、とにかく大きい。ひたすら大きい。おそらく大きいことはいいことなんだろう。小さいよりは大きい方がいいに決まってる。何が大きいかと言えば、パブロングゴールド(パプロングレッドもある)である。長さ20cmにもなる、ジャンボサイズのカラーピーマンなのだ。要するにパプリカだな。
ちょっと珍しい品種を見つけると、直ぐに衝動買いしてしまう悪癖は相変わらずなのだが、パブロングゴールドは収穫の実感も極めて大きい。大きいことはいいことだ。ただし収穫に至るまでには、結構な日数を要するが。




【ああ、目が霞む】

2016年08月18日 | 生活・飲食・家族・飼犬

目が霞むのは暑さのせいではなく、極端な視力の衰えのせいなのだが。それにしてもクソ暑い。夕方6時を過ぎたと言えども、暑さは一向に衰える気配もない。暑かろうが寒かろうが、犬の散歩は欠かすことができない。しかし犬がいなければ自発的に歩くこともしないだろうし、さすればメタボに拍車が掛かるだけと自分に言い聞かせ、今日も汗だくになりながら、2匹の犬と共にこの道を行く。早く夏終われ~~ぇ!

【わしに言われても知らんもんね】

2016年08月17日 | 自然・生物・植物・園芸

もう何日雨が降っていないんだろう。さすがに雨が恋しくなってきた。降れば降ったで愚痴るし、降らなきゃ降らないで文句をタレるしで、何とも身勝手なことこの上ないとは承知の上で、やっぱりここいらで樹木のためにも、まとまった雨が欲しいと言うのが偽らざる本音だ。

ヤイ、雨蛙! 雨蛙なんだから雨乞いでもせんかい、などと雨蛙に向けて悪態をついていたら、ようやく地域別天気予報で雨予報が見られるようになった。おまけに台風7号も発生している。
いやいや、台風までは望んでませんから。雨だけ降ってくれれば、それだけで充分ですから、と思っていたら、いつの間にか雨予報は解消されてしまい、結局台風7号も関東地方から北日本方面に向かった模様。それにしても、この地域には、いったいいつになったら雨が降るんだろう。ヤイ、雨蛙! 返答せい。