加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【国会に限らずとも家庭にだって党派はある】

2011年04月30日 | 未分類
さしずめ家内と長女は「惰眠党」、次女は「眠主党」といったところか。

対するわたしはといえば「起き上がれ日の本」ということになる。

眠るにも体力が要るというが、それにしてもわが家の女ども、よくぞこれだけ眠れるもんだと感心する。

写真はトーハではなくハトである。


【三河弁を訪ねて/いじゃ】

2011年04月29日 | 未分類
「いじゃ、尋常に勝負しろ!」って、そりゃ「いざ」だろうが。

「いざ」ではなくて「いじゃ」は、三河弁で「行こうよ」という意味になる。

「はよ、いじゃ」といえば「はやく行こうぜ」ということなのだ。

食べ物を消化するのは、…胃じゃ。



【三河弁を訪ねて/がれ】

2011年04月28日 | 未分類
「黄昏(たそがれ)とか憧憬(あこがれ)とか、がれと付く言葉にはロマンチックな響きがあるなあ」
「なんだと、じゃあ何か、穢(けが)れとか言い逃れってのにもロマンチックな響きがあるってことだな」

とまあ、そういう展開ではありませぬな。もちろん「おとといきやがれ!」のがれとも性格を異にしていることは言うまでもありませぬ。
三河弁で言うところの「がれ」ってのはつまり、「○○さんの家」という意味でありまして、大体において固有名詞のあとに付けて使われるものなんですな。

「いまごろから、どこ行くだん」
「ちょっと○○君がれ行ってくる」



【主たる目的】

2011年04月27日 | 未分類
そもそもが「とうふや豆蔵」へ行ったのはランチを食べることが目的であった。「きらず揚げ」はその帰りがけについでに買ったものである。

おからハンバーグなるものを初めて食べたのだが、これがなかなかどうして結構イケル。おからと言うだけでヘルシー感もあるし、女性には受けるのかもしれない。

そして翌日の夕飯時、わが家の食卓には「おからハンバーグ」が上ったのである。
つまりわが家の女どもの外食の目的は、材料や料理法や味付けなどを研究して(盗んで)家庭料理として再現するところにあるのである。


【オマエらに大人の味が解ってたまるかっ!】

2011年04月26日 | 未分類
チョコレートはニガい方がいい。ミルク入りの甘いチョコレートなんざ女子どもの食いモンである。ふん!
思わず「ウグゥーッ」と唸るほどにニガいチョコレートこそが大人の味なのだ。
しかし、コンビニなどにはニガいビターチョコを置いていない。あってもせいぜいカカオ70%止りか、それすら置いてない店の方が多い。

普段から余りにわたしがビタービターと喚(わめ)いているもんだから、買い物のついでに娘が「非常に苦いチョコレートです」と表示されたチョコレートを買ってきてくれた。何とカカオ95%である。
うむっ…、ニガい。確かにニガい。すこぶるニガくて、これぞビターの極みというくらいにニガいぞ。

わたしが「ニガみばしったイイ男」と言われるのは、ニガいビターチョコレートが好きだからに他ならないのだ。もっとも、ニガくて顔を顰(しか)めてるだけじゃないのかと言った風評もあるようだが。

折角なので会社へ持って行ってSのM子と縞子にも食べさせてやったのだが、ふたりとも口を揃えて、

「やいっ、オヤジ、こんなニガいチョコレートが食えるかっ!」

と、散々文句を付けおった。
ふん、そんなことではオマエら、ニガみばしったイイ女にはなれんぞ。大人の味が解るには十年早いわっ。
それにしてもニガい…。オイっ、オマエら、もう一個ずつ食べるか?


【虹日和】

2011年04月25日 | 未分類
庭の手入れも一段落し、久し振りに手持ち無沙汰な日曜日。夕方の犬の散歩の時間までに帰ればいいかと、ちょっくらパチンコでもして暇つぶしすることにした。
出掛けたのは西尾のサンパレス。座った台は「花満開」。六千円を投入したところで突確を引き、その後は順調に13連チャン。役物のアゲハ蝶が虹色に全開するのを何度も堪能させてもらった。

娘ふたりは友達と食事会とか。夕食は家内とふたりだけとて、儲けた金で寿司でも買ってってやろうかと、帰りにカネキチに立ち寄る。ホントは自分が食べたかったというのが偽らざるところではあるが。

とりあえず犬の散歩を済ませ家に帰りついた丁度そのとき、黒雲が低く立ちこめ、しばしの通り雨。雨があがって後ふと東の空を見上げれば、空に大きな虹の橋が掛かっていた。

レインボーに縁のある佳き日であった。

  



【トイレの中の過呼吸症候群】

2011年04月24日 | 未分類
深夜12時過ぎに尿意をもよおし、トイレに入ろうとしたら先客がいる。家内のやつである。
「ああ、我慢できんぞ」
とか思いながら仕方ないのでドアの外で待っていたら、トイレの中から数度、尋常ならざる大きな呻き声が聞こえてきた。何か異常事態が発生しているに違いないと察したわたしは、
「おい、どうした。返事をしろ」
声を掛けながらドアを叩き、開けようとしたものの、中からは鍵が掛かっており、呼べども呼べども返事がない。既に寝ていた娘を叩き起こし、
「おい、コインないか。10円玉でもなんでもいいから持ってこい」
「10円玉? なにすんの~」
寝ぼけまなこで娘が聞いてくる。
「トイレのドアを外から開けるんだよ。中の様子が変だ」

娘とふたりで外から鍵を開けドアを開いてみると、家内が便座に座ったまま目を閉じ、水洗タンクに背中を預けたままピクリとも動かない。血の気の失せたその顔色は死人のように蒼白で唇の色も真っ白である。顔や手に触れてみればヒンヤリと冷たい。
声を掛けようが頬を叩こうが何の反応もなく、どうやら失神しているらしい。しばらく頬を叩いたり声を掛けたりしていたら、唇にうっすらと赤味がもどり意識を取り戻したらしく、急に咽返りつつ嘔吐しはじめた。
娘が用意した洗面器に激しく嘔吐しながら、なんとか声を発することができるようになると、
「過呼吸…」
「おいペーパーバッグだ。レジ袋でもなんでもいいから持ってこい」

身体に力が入らず自分で動くことのできない家内を、狭いトイレの中で娘が30分近く支え続け、その間にわたしが血圧計を出してきて血圧を計ってみるも、計測不能でエラー。つまり血圧計の数値がどんどん下がり続け、ゼロを示してしまって計測できないのだ。なんにしても時間を置いて治まるのを待つしかない。
家内が便器に座ったままで用が足せないわたしは、その間途中で外に出て、庭での立ちシンを余儀なくさせられた。もともとが尿意をもよおしてトイレに入ろうとしていた訳で…。

家内は若い頃から何度か過呼吸症候群の発作を起こしている。毎年この時期になると特に調子が悪くなりやすいらしく、油断はできないが、こればっかりは本人であっても予測が立たない。
人間どこが悪くても不安がつきまとう。それは自身であっても家族であっても同じことで、普段健康であることこそが何にもまして幸せなことなのだが、普段健康な人ほどそこに思いが至らないものである。




【この際なんだって構わないというものの】

2011年04月23日 | 未分類
JT(日本たばこ産業)の出荷停止によって、コンビニの店頭から煙草が消えた。普段わたしの吸っている銘柄はマイルドセブンなのだが、もはやどの店にも置いてない。
わたしの場合、揺るぎない信念と強固な意志とによって煙草を摂取しているので、「買えないんだったら、この際やめたら」と言った家族の諫言など一切耳に入らない。

さいわい外国煙草などは店頭にあるので、「この際、煙が出ればなんだっていいや」とばかりに、普段吸ったことのない銘柄を買い求めるものの、要領を得ないものだから、うっかりニコチン・タール共に極めて微量なものを購入してしまったりする。
吸えども吸えども空気ばかりで、一向に煙草を吸っているという実感が伴わない。

喫煙には、ある意味ストレス発散の目的もあったりするのだが、緩(なる)い煙草が逆にストレスとなると言った本末転倒ぶりに、つくづく煙草吸いってバカだよなぁと自嘲するしかない。


【こういうのって、つい絆(ほだ)されてしまうんだな】

2011年04月22日 | 未分類
毎朝出勤前には、すくなくとも30分前後は外に出てゴソゴソと行動している。新聞を取り込んだりゴミ出しに行ったり、掃き掃除をしたり草木の手入れをしたりと、それなりにやることはあるのだ。

適当に雑事をすませて、さて家に入ろうと玄関ドアを開けると、そこには必ずケントのヤツがチョコンと座って、わたしを待ち受けている。そんな姿を見るにつけ、つい絆されてしまうのであるな。結果ついつい余分におやつとかを与えてしまうのだ。
いかんいかん、それでなくても最近は、ちょっと太り気味なのだからして。



しかし、わたしも疑り深いところがあるので、そのまま素直に信用する訳にもいかない。なんせ普段が、はしっこくて要領のいいところのあるヤツである。ひょっとして、わたしの足音を聞き付けて、わたしがドアを開ける寸前に玄関にやって来て、チョコンと座ってるだけかも知れないではないか。

そこで娘に監視役を命じた。

「いいか。オレが外へ出たあとでケントの行動を監視してろ。ひょっとしてズルしてるかも知れんからな」
「なんでぇ、めんどっちぃなぁ」
「いいから見てろって。ケントのオレに対する忠誠の度合が解るってもんだ」
「普段から信頼されてないもんだから自信がないんでしょ」
「うっせぇ、つべこべ言うんじゃねぇ。とにかく20~30分外へ出てるからな」

「オイ、どうだった」
「うん、おとうが出てったあとに、すぐに玄関に座り込んで、そのままずうーっと待ってたよ」

う~ん、やっぱ絆されるなぁ。えっ、ハルクの方はどうかって?
いやぁー、あいつはダメだねぇ、自由奔放すぎて。先週もまた脱走しやがったし。


【朝のミーティング風景】

2011年04月21日 | 未分類
なんだか知らないけど、楽しそうだなあ、みんな。

ちゃんと真面目にやってる? ほんとに?

それにしちゃ、よそ見してるやつが多くねぇか。

あっ、オレがカメラ向けてるせいか、もしかして。


【どういう関係?】

2011年04月20日 | 未分類
いつもは会社の近くのファミリーマートで昼食用の弁当を買ってから出社するのであるが、朝はとにかく品数が少なくて、毎日おなじようなものに偏ってしまう。はっきり言って単調で飽きたりもする。
たまには目先を変えてみようと、家の近くのセブンイレブンに寄ってみたのだが、やはり朝の同じ時間帯のコンビニはどこも似たり寄ったりで、陳列棚は隙間の方が多い。
それでもファミリーマートには置いてない商品があったので、とりあえずそれを買うことにし、ついでにお茶と煙草も手にしてレジに向かった。

レジのバイトの女の子の顔を見て一瞬「えっ!」と驚いたものの、相手は極めて神妙な面持ちで、「温めますか?」とか「お箸付けますか?」とか聞いてくる(もちろんマニュアルどおりである)ので、こちらもつい真顔で、「いえ、結構です」とか「はい、お願いします」とか答える。
お互いレジカウンターを挟んで、極めて近い距離で向き合っているにも係わらず、女の子はまるでわたしのことを知らないかのようにニコリともしないが、胸の名札を見れば彼女であることに間違いない。何となくぎこちない印象を受けるのは、仕事に慣れないせいなのかも知れない。

その日の夕刻、庭で花殻を取ったり草を抜いたりしていたら、隣りの家の駐車場の屋根上ガーデンで彼女が水遣りをしていた。そう、朝コンビニにいたアルバイトの女の子は隣家の娘なのである。大学一年だったと思うが、普段からちょくちょく顔も合わせるし、「犬みせて」とか言いながら、わが家に上がり込んだりもする。

「おーい、ア○ネ(呼び捨てである)、お前(オマエ呼ばわりである)いつからバイトしてんだ」
「もう一か月くらい。今朝○○さん(姓ではなく名前である)入ってきた時すぐに解ったよ」
「そうかぁ?」
「挨拶したのに、知らんふりしてた」
「ぜんぜん気付かんかったぞ。お前の声が小さすぎたんだろ」
「そうかもね。あの店よく行くの?」
「たまたま今日だけだ。あんまり真剣な顔してるから緊張してるのかと思って声掛けなかったけど」
「まだ多少は緊張する時もあるけど。何で声掛けてくれないのかなって思ってた」
「そっちは仕事中だし、邪魔しちゃ悪いと思ってな。今度行ったら声掛けるよ」
「うん。声掛けてね、平気だから」



【そもそも名前には由来があるもの】

2011年04月19日 | 未分類
「くだを巻く」でもなく「とぐろを巻く」でもない。さりとて「鉢巻き」や「襟巻き」でもなければ「渦巻き」や「恵方巻き」でもない。「おだまき」なのである。「おだまき」と言っても別に小田さんや織田さんを簀(す)巻きにしちゃったりする訳じゃない。で、その「おだまき」つまり「おだまき草」が今年も咲いた。

「おだ」って何だということになるのであるが、そもそも区切る位置を間違えてはならない。
「おだ」を「まく」のではなくて、「お」と「たまき」に分けるのである。つまり「苧(お)」と「環(たまき)」で「苧環(おだまき)草」ということなのだ。

じゃあ「苧」とは何かというと、「麻」の古名であって、それを「環」つまり「輪」の状態にしたもので、要するに「苧環(おだまき)」というのは紡いだ麻糸を、中が空洞になった状態に巻いた糸玉の名前なのである。
その「苧環」の枠に花(の内側)の形が似ているところから「苧環草」との名前が付けられたのである。



【犬も欲しがるきらず揚げ】

2011年04月18日 | 未分類
SのM子がサノピーを呼ぶときの愛称は豆蔵である。ゲゲゲの鬼太郎に出てくるサラリーマン山田豆蔵に似ているという理由からだが、うむ、確かに似てる。

知り合いの家で飼っている柴犬は愛称マメであるが、正確な名前は、N岡豆蔵という。

それらの事とは何の関係もないのであるが、西尾市に「おとうふ工房いしかわ」が経営する「とうふや豆蔵」というカフェがある。もちろん色んな商品もそこで買えるのだが、「おとうふ工房いしかわ」といえば、やはり何といっても「きらず揚げ」である。
今回の商品はその「とうふや豆蔵」で購入したもの。季節限定コーンポタージュ味である。



過去いろんな種類の「きらず揚げ」をこのブログで紹介してきたが、だからと言ってわたしは「おとうふ工房いしかわ」の関係者でもなければ、回し者でもない。ただ単に「きらず揚げ」が大好きな一購買者に過ぎないのだが、それにしても「きらず揚げ」は美味い。

もちろん、犬になんぞ食べさせるわけがない!

そういえば、サラリーマン山田豆蔵の実家は確か豆腐屋だったような…。



【抱き合わせ商法】

2011年04月17日 | 未分類
芝桜のストライプが欲しいから買ってきてくれと家内に頼まれて、西尾の「いこいの農園」まで出向いた。
もともと芝桜は、白、ピンク、紫といった花色のものが庭に植えてあり、今を盛りと咲き誇っているのだが、ストライプだけ枯れてなくなってしまったので、補充したいのだという。

ところが、あちこち探し回ってみても、ビニールポット単体で売られているものはなく、少なくとも3ポットセット、多くは何十ポット入りのものが箱単位で売られている。そのどれもが混色であり、しかもストライプの数は極めて少ない。

別に他の花色が欲しい訳ではなく、ストライプだけを買い求めたいのであるが、他の色と抱き合わせで売られている以上、必要のないものまでも一緒に買わざるを得ない。買う側にしてみれば無駄であるが、売る側にとっては、どの色も均一に売るための策なのであろう。

そういえば、(株)SCEで扱っている「ほほえみ関連グッズ」も、単価が安くてとても採算がとれるものでもないので、「セット販売にすればいいのに」と、よくRIE 嬢から忠言されるのである。



【変り種というよりは賑やかダネ】

2011年04月16日 | 未分類
普通チューリップといえば、長い茎の上に花がひとつだけというのが一般的なのだが、今年わが家で開花したチューリップの中に、一本の茎に花が五つついたものがあった。枝咲き(スプレー咲き)という種類のものであるが、どうやらまとめて買った球根の中に混じっていたらしい。

わたしを称してチューリップに譬えたりする輩もいたりするが、もちろん美しいから…ではなくて、花(鼻)の下が長いから、ということに決まっておるな。

枝咲きのチューリップは、そんなに花の下(茎)は長くないので、今後もしチューリップに譬えられたりした時は、「チューリップはチューリップでも枝咲きですから」と答えることにしようではないか。