加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【なんでもネットで話題の抱っこくまビスケットなんだとか】

2015年08月31日 | 生活・飲食・家族・飼犬

娘に運転手を頼んで、買いものやら墓参りやらに付き合って貰った。ただし昼飯を奢ってやることを条件に。

「ついでに寄り道していい? くまさんの型が買いたいから」
「くまさんの型? なんだそれ」
「知らない? 今ネットで話題の抱っこくまビスケット。ちょっと試しに作ってみようかなと思って」
「オヤジのオレが知る訳ねぇだろ」

帰宅後さっそく作り始めたようだ。生地を型抜きしたあと目鼻を付け、アーモンドやカシューナッツを抱かせるようにして、手の部分を折り曲げて焼き上げる。なかなか面白いだろうって? ラブリーだろうって?
生憎こちとら少女趣味はないんでね。口に入れて美味けりゃそれでいいんだ。なに、そんなこと言うなら食べさせないだと? オイッちょっと待て、アーモンド一個味見させろよ。ついでにカシューナッツも食わせろって!



【猫の髭】

2015年08月30日 | 自然・生物・植物・園芸

そのまんま、ネコノヒゲという名前の花なのだ。確かに何の説明も要らないかも。雄しべと雌しべが猫の髭を連想させるのでネコノヒゲである。春~秋と開花時期は結構長い。

暑さにゃ強いが寒さにゃ弱いと言うことで、もともと常緑多年草ではあるけれど、10 ℃以下では冬が越せないので、一年草として扱われている。鉢植えにしてあるのだが、涼しげで野趣があって、なかなか面白い花なので、本当は地植えにしたいところなのだが。

 

【キムネクマバチ(黄胸熊蜂)のホバリング】

2015年08月29日 | 自然・生物・植物・園芸

一時は外来種の、タイワンタケクマバチ(台湾竹熊蜂)ばかりがやって来ていたのだが、ここ最近は、在来種のキムネクマバチ(黄胸熊蜂)の方を多く見掛けるようになった。体長は、25ミリほどもある。
タイワンタケクマバチと比べれば一目瞭然であるが、こいつは名前のとおり胸の周りが黄色い毛で覆われている。その所為なのかどうかは解らないが、なぜか愛くるしく感じられて親近感が沸くのだ。

写真を撮ろうと直ぐ傍まで近付いてシャッターチャンスを伺うも、片時もジッとしていなくて、セカセカと花や葉の裏に潜り込んだり、高速で旋回飛行をしたり、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、顔の周りをブンブン飛び廻ったりで相当手こずったあげく、結局まともな写真は一枚も撮れずじまいだった。
何度も顔や身体スレスレの所まで近付いてきたりもしたけど、こちらから攻撃を仕掛けたりしなければ刺される(毒針を持つのはメスのみ)心配はない。スズメバチなどと違って温厚なのである。



【チーズケーキタルト作りをアシストしてみた】

2015年08月28日 | 生活・飲食・家族・飼犬

趣味のお菓子作りなんてものは、それこそ 100 % 気分次第なので、よほど気が向いたときにしか作らないのである。いや、作るのはわたしじゃなくて娘どもであるのだが。
しかも何を作るかなんて事は本人の意思に依るので、こちらとしては、ご相伴に与かれるときが来るまでは、その実態にお目に掛かることは出来ないのである。下手すりゃご相伴に与かれないときだってあるのだ。

久し振りに何やらゴソゴソと作っているみたいだなと思っていたら、どうやらチーズケーキタルトのようである。
実は今回のチーズケーキタルト作りには、地味にわたしも制作参加しているのだ。何を隠そう上に乗っかっているミントの葉っぱは、わたしが栽培したミントなのだから。


【昔の味を懐かしむ】

2015年08月27日 | 生活・飲食・家族・飼犬

その昔、夏の果実といえば台所の板の間にスイカやマクワウリがゴロゴロと転がっていた光景を思い出す。とりわけマクワウリには神仏への供え物としてのイメージがあったりもしたが、仄かに甘い香りとジューシーな甘味は、十分に舌を堪能させてくれるに足るものだった。
時代の流れと共に、マスクメロンやプリンスメロン、アンデスメロン、アムスメロンなどの新しいタイプのメロンが市場に出回るようになると、従来のマクワウリ類は次第に衰退していき、いつしか口にすることもなくなり、単に懐かしさの対象としての存在になってしまった。

いわゆるメロンにはネット系とノーネット系があるが、ネット系がもてはやされる昨今にあって、ふと昔の味が懐かしくなり、マクワウリを買ってみた。黄瓜(きなうり)とタイガ―メロンである。ほんのりと甘いメロンの香りとともに、口中に懐かしい味が広がった。マクワウリを食べたなんて、いったい何十年振りのことだろう。

 


【もちっとマシな想像しろって】

2015年08月26日 | 自然・生物・植物・園芸

イチジクと言って真っ先に思い浮べるのは? 「アダムとイブが裸を隠すのに使った葉っぱ!」 そっちかい!
普通は、「イチジクって無花果って書くけど、どうして花が無いのに実が生るの?」という素朴な疑問だろが。
そう、イチジクの木には花が咲かない……訳じゃなく、花は咲くけど外からは見えないだけなんだな。つまり実(正しくは花嚢)の中の空洞部分に花が咲くという、極めて珍しい果実であるのだ。

イチジクの実のお尻には小さな穴が開いていて、本来はその穴からイチジクコバチと言う、小さなハチが入り込んで卵を産み、実の中で成長した成虫が中の花粉を付けて外に出て、他の実の中に入り込んで産卵する際に受粉すると言う仕組みなのだ。従って、イチジクの実の中には幼虫がいる…なんてことは無い。そもそも日本にイチジクコバチはいない。日本のイチジクは単為結果性で、受粉しなくても実が大きくなるのだ。

「それにしてもイチジクの実のお尻の穴って、まるで肛○みたいだな。だからイチジク浣腸って言うの?」
違うだろっ! イチジク浣腸は容器の形がイチジクの実の形をしているからで……、何の話をしてんだよっ!

   


【背中に耀くウイング着けて、ボディーは黒のメタリック】

2015年08月25日 | 自然・生物・植物・園芸

去年あたりから、わが家の庭でよく見掛けるようになった、体長 2センチほどの、黒くて丸っこい大きな蜂。
最初見たときには、一瞬クマバチかと思ったものの、日本(在来種)のクマバチは、胸部に黄色い毛が生えていて(黄胸熊蜂)、遠くからでも一見してそれと解る。対してこいつは全身メタリック塗装を施したような光沢のある黒一色。翅は薄褐色に煌いていて、なかなかにエレガントである。

どうやら外来種のタイワンタケクマバチ(台湾竹熊蜂)らしい。その名が示すように竹の中に巣を作るのだが、日本では2006年に、豊田市で初めて確認されたと言うことである。
中国から大量の竹が輸入されるようになり、竹と一緒に侵入してきたものと推測されている。

(連日のように、メドーセージの花に吸蜜に訪れるところを撮影した)

【名前は似てるけど、食べる部位は全然違う】

2015年08月24日 | 生活・飲食・家族・飼犬

生姜と茗荷。つまり、ショウガとミョウガ。カタカナで書くと、シとミが一字違うだけで、よく似た名前だよね。
字がずさん(下手?)な人がカタカナで殴り書きかなんかしたら、どっちを書いたのか判読できないだろうな。

ショウガもミョウガも、もともと同じショウガ科ショウガ属で、親戚筋のようなもんだから、似てても別に不思議はない。葉っぱもよく似てるしね。実際には両者は全く別の植物で、食べる部位も異なる。ショウガは太った根茎の部分を、ミョウガは開花前の花包を食べる訳だ。

ミョウガに関しては大して食べたい!と言う意欲は沸かないのだけれど、これがショウガとなると頗るつきの大好物と言うことになる。なんせ葉ショウガや新ショウガに赤味噌を付けて食べるのが三度の飯より好きで(何か表現が変だな)、ショウガさえあれば他に何も無くっても、ご飯三杯はいけるって程のもんである。
一人で全部食っちまうもんだから、家族はみんな、「ショウガないなぁ…」と呆れ顔なのだ。

【ベランダの番人、仮面ライダーカリス! な訳なかろうが】

2015年08月23日 | 自然・生物・植物・園芸

ベランダは女房のプランター栽培エリアなので、ほとんど足を踏み入れることはないのだが、何やら弾んだ声が聞こえるので覗いてみたら、カマキリがいるのだと言う。毛虫や芋虫を見ただけでギャーギャー騒ぎ立てる女房のやつが、なぜかカマキリには寛容で、チョンチョンつついて遊んでやがる。
いつもなら、取って取ってと騒ぐところを、あろうことか、「そのままにしとけばいいんじゃない?」なんぞとほざきおる。いったいどう言う風の吹き回しだ。ベランダの番人にでもしておくつもりか。

わたしはと言えば、子どもの頃にカマキリを捕まえて遊んでいて、つい力を入れ過ぎて腹をグチャっと潰してしまった経験があり、以来カマキリ(蟷螂)だけはトラウマ気味なのである。
とりあえず近付いて写真だけは撮ったものの、あとはそのまま放置しておいた。カマってたらキリがない。




【ゴーヤの爆発だっ!】

2015年08月22日 | 自然・生物・植物・園芸

割れるとか弾けるとかではなくて、破裂とか爆裂とでも表現したくなるような強烈なインパクトがある。ゴーヤは収穫せずにそのまま放置しておくと、完熟して果皮が緑から鮮やかなオレンジへと変色し、つるにぶら下がったまま、やがて破裂して中から真っ赤な種(仮種皮)を覗かせる。その変貌ぶりには感動すら覚える。

「何だこれは!」とか「芸術は爆発だ!」とか言ったのは、大阪万博のテーマ館のシンボル「太陽の塔」で知られる日本の芸術家、岡本太郎だが、「ゴーヤの爆発だっ!」と言ったのは「裸のマハ、着衣のマハ」などで知られる18世紀~19世紀のスペインの画家、フランシスコ・デ・ゴーヤである(デタラメ言うなっ!)。


【アブラゼミがやって来たと思ったら、ツクツクボウシもやって来た】

2015年08月21日 | 自然・生物・植物・園芸

目の前のフラワーネットにアブラゼミが止まったのを見た瞬間、条件反射的に手が伸びていて、気が付けばその手にアブラゼミを捕まえていた。デジカメで写真撮影をしたあとで、すぐに逃がしてやったが。

そう言えば、先日もクマゼミを捕まえたばかりだ。クマゼミもアブラゼミも極めて一般的な蝉には違いないが、しかし、まるで自分ちの庭先で昆虫採集をしているみたいだな、などと思っていたら、今度はツクツクボウシが葦簀(よしず)に止まって大音声で鳴きだした。この際ついでにツクツクボウシも捕まえてみるかと近付いたところ、すんでのところで逃げられてしまった。ツクツクボウシだけに、つくづく惜しい(ツクツクオーシ)。



【変り種にはついつい興味をそそられる】

2015年08月20日 | 生活・飲食・家族・飼犬
幸田の道の駅「筆柿の里」で買った産直の小玉スイカ。楕円形のラグビーボールのような形をした枕スイカで重さは3 kg 弱である。「金のたまご」という品種で、果皮は黄色だが果肉は赤い。

食味については、果肉に締まりがあって、歯応えのあるシャリ感がわたし好みだ。甘味も充分に感じられて結構オイシイ。一度に食べ切れなくて半割にした残り分にラップを掛けて、どう冷蔵庫に収納しようかと頭を悩ませる大玉スイカと比べて、食べ切りサイズというのも世話がなくていい。




【目が欲しがると言う、極めて重篤な難病に侵されている】

2015年08月19日 | 生活・飲食・家族・飼犬
幸田の道の駅「筆柿の里」へ出掛けてみた。ふらっと一人で。この一人でと言う所が問題なのではあるが。つまり誰も止める者がいない。わたしの無駄使いを。じゃによって、一人でひたすら暴走することとなる。

目にするもの手に取るもの、手当たり次第に買いまくってしまうと言う、悪しき病魔に侵されているので、財布の中味が空っぽになるまで使い果たしてしまうのだ。昔っからそうなので、貯金など出来た試しがない。
生まれつき「宵越しの金は持たねぇ!」と言う江戸っ子気質なんでしょうがない。…いや、過度っ子の間違いだった。これ以上病状が進行しないように、今は自宅にほぼ軟禁状態の日々である。





写真掲載もキリがないので、以下割愛する。


【中心部のカバーが壊れてしまって】

2015年08月18日 | 生活・飲食・家族・飼犬

わが家では毎夏、年代物の扇風機が何台もフル稼働である。ここ七年くらいエアコンは一切使用していないのだが、そもそもがストイックな生活を信条としているのだ。エーッ、そんなこと聞いていない!と家族が異議を唱えたとしても、最近は都合によって耳が悪くなることが多々あるので、よく聞こえないのだ。

年代物ということは、取りも直さず古いということである。古いということは、あちこちガタが来ているということだったりもする。あちこちガタが来ていれば、突如として壊れる場合があっても不思議ではない。
不思議ではないので壊れた。中心部のカバーの、パチンと嵌め込む爪の部分が折れたのだ。何度接着剤でくっつけても、直ぐに取れてしまう。これ以上は無駄と悟って、そのまま使用している。

小さい子どもが居たりすると、うっかり指など突っ込んでしまい危険極まりないかも知れない。その点わが家は安心である。面白がって、わざと指を突っ込む大人しか居ない。



【名前のとおり、ブドウの葉にいたところを捕獲!】

2015年08月17日 | 自然・生物・植物・園芸
スズメガ科に属する蛾で、その名もずばり「ブドウスズメ」の幼虫が、ブドウの葉の裏にしがみ付いているのを見つけて、透かさず捕獲。成虫はあまり見たことないけど、幼虫はブドウ科の葉(ブドウ、ノブドウ、エビヅル、ヤブガラシ、ツタなど)を食べる。だから、ブドウの木にいたとしても、別に何の不思議もないのだけれど。
その大きさはというと、ちょうど太さが小指くらいで、長さは人差し指くらいといったところか。いやいや、指の長さや太さというのは、人によって違うだろうから、あまり正確な基準になっていないか。

庭に色んな植物が植えてあると、当然色んな虫たち(蝶や蛾や蜂や虻や)がやって来て、蜜を吸ったり、卵を産み付けたり、果ては幼虫になって葉を貪り食ったり、自然界では当たり前のことではあるんだけれど、主体を植物の方に置く限りは、やはり看過するって訳にも行かないんだな、これが。