医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

カラータイマー

2024-05-04 04:01:51 | 薬局
いくつまで生きていたいと思うのか。

日本は世界で最も長寿な国になった。
昨年の敬老の日に100歳を超える人口が発表になっている。
それによると前年より1,613人増の92,139人となっている。
確かに、“人生100年時代”の長寿国だと実感してしまう。

博報堂の100年生活者研究所が面白い調査を発表している。
それによると「100歳まで生きたい」と思う割合が日本は27%だそうだ。
米国では67%、中国でも66%と差がある。
日本では100歳まで生きることを「チャンスが増える」と捉えるのは29%、「不安が増える」としたのが60%だそうだ。
米国では「チャンスが増える」との考え方が7割近くもいる。
100歳以上生きることをチャンスと考えられる前向きさが素晴らしい。
日本人らしい考え方として「みんなに迷惑をかけたくない」がある。
私も長生きは迷惑をかけたくない方だと思う。

2022年度の平均寿命は男性が81.05歳、女性が87.09歳だそうだ。
因みに、平均寿命とはゼロ歳における平均余命である。
自分たちが平均寿命まで生きられるわけではない。
平均寿命に対して健康寿命がある。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことを意味する。
大事なのは健康寿命だ。
ちょっと古いが健康寿命は、2019年の段階で男性が72.68歳、女性が75.38歳となっている。
この差が介護などの支援が必要な生活となる。
単純ではないが男性では約9年、女性では約12年が問題になる。

人の心配などしている場合じゃない。
私自身も5年ほどしかないので”カラータイマー”が赤色点滅状態にある。
ちょっと焦り気味だ。

まだまだ行きたい場所がある。
まだまだ逢いたい人がいる。
まだまだ食べていない郷土料理や飲んでいない地酒がある。
そして、こんな私の話でも刺激になったと思ってくれる人がいるかもしれない。
こんな私の話が役に立ったって人がいるかもしれない。
72歳まで健康寿命の賞味期限はあると思うので”よろしく“。

“行者ニンニク“が私に北の大地からの活をくれる。
はぁ~(臭う)
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