20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

新刊のご紹介

2008年11月30日 | Weblog
 アマゾンから写真をひいてくると、とっても小さい写真になってしまいます。
 ちょっと前まではちゃんと出たのに。
 ですから昨日のblogのイノウエミホコさんと吉田純子さんのご本の写真も小さくなってしまいました。 

 昨晩の「季節風」の出版お祝いの会でご一緒だった、作家仲間の濱野京子さんの新刊と、同じく工藤純子さんの新刊のご紹介です。

『トウキョー・クロスロード』(濱野京子著・ポプラ社刊)
 teen's best serectionsの18巻目です。
 東京の町を舞台に高校生たちが、とてもスタイリッシュにかき分けられています。ますます絶好調の筆力で青春を突っ走っています。
 ぜひお読みになってください。
 
 また『ピンポンひかる』(工藤純子著・ポプラ社刊)は、『ピンポンはねる』の続編です。
 卓球の楽しさと、個性的なキャラクターのおもしろさでぐいぐい読ませます。
 どうぞ皆さま、お読みになってください。
 
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出版お祝いの会

2008年11月29日 | Weblog
 今日は夕方から、中野サンプラザで出版お祝いの会があります。
 イノウエミホコさんの『生徒が生徒を募集中!?』(ポプラ社刊)と吉田純子さんの『大ドロボウ石川五十五えもん』(ポプラ社刊)
 おふたりの初出版のお祝いの会です。
 いずれも小学校中学年向けの、楽しい作品です。
 
 イノウエミホコさんの『生徒が生徒を募集中』は、彼女特有のセンスで、見事に大人たちを描きだしています。
 また吉田さんの『大ドロボウ石川五十五えもん』は、ぶっ飛んでしまうようなナンセンスの発想で、これまた抱腹絶倒のお話です。
 新進気鋭の作家おふたりの誕生を、「季節風」のお仲間の皆さんや、編集者の皆さんたちとお祝いしたいと思います。
 
 また先日、代表のGさんからお電話をいただいた折りうかがったのですが、「季節風」は今年30周年だそうです。
「新しい児童文学の創造」を目指して、Gさんと「季節風」はこの30年のあいだ、その信念を貫き、たくさんの作家たちやすぐれた作品群を生み出してきました。
 発足当時、いまから30年前。Gさんのご紹介で作家になれた私にとって、「季節風」はいまでも原点の場所です。
 今夜は、おふたりの出版をお祝いするとともに、「季節風」30周年のお祝いの夕べになればいいなと思っています。

 
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イコンとキャンドル

2008年11月28日 | Weblog
 12月が近づくと、私はにわかクリスチャンになります。
 今年も早々とクリスマスツリーを飾りました。
 写真は、ヨーロッパの教会で買ったイコン(聖像)とアロマの香りのするキャンドルです。
 夕暮れになるとライトを落として、こうしてキャンドルの明かりでモーツアルトやバッハのミサ曲を聴きます。音量をあげて。
 そしてそんなミサ曲を聴きながら、煌々と明るいキッチンでその曲にあわせて鼻歌を歌いながら、お夕食の支度です。
 ときどき、ツリーやキャンドルの明かりのあるリビングを、うきうきした顔で覗きながら。
 
 12月というのは、無宗教の私をにわかクリスチャンに仕立てる恰好の小道具が、巷に溢れている季節なのです。
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ひこうき雲

2008年11月27日 | Weblog
 写真はきのうの夕方、赤い夕日に照らされながら、ひこうき雲がぐんぐん空にのぼっていった、その瞬間です。
 ひこうき雲を見ていると、つい口ずさんでしまうのが、ユーミンのこの歌です。

 「ひこうき雲」
 白い坂道が、空までつづいていた。
 ゆらゆらかげろうが、あの子をつつむ。
 だれも気づかず、ただひとり・・・

 ユーミンの作る歌詞はどれも、とても映像的です。
「海を見ていた午後」のワンフレーズ。
 
 ソーダ水の中を貨物船が走る・・・などなど。
 
 ユーミンだったら、オレンジいろの、空の架け橋のようなひこうき雲をどう表現するでしょうか。
 
 それにしても暮れゆく晩秋の空を見ていると、なぜか切ない気持ちになります。
 近づく寒さに、気持ちを急きたてられてしまうからでしょうか。
 あるいは、今年ももうおしまいといった一抹の寂寥感からでしょうか・・・。
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やってもやっても・・・。

2008年11月26日 | Weblog
 今日は午前中は美容院。
 午後は長編児童文学新人賞の最終に残った作品読み。
 あれこれが、まだまだ山積みです。
 やってもやっても・・・。
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三国志

2008年11月25日 | Weblog
 三国志人気は衰えるところを知りません。
 大人の文学の世界でいったら、最近では北方謙三さん。児童文学では三田村信行さんの『三国志』が人気です。
 なぜ、「三国志」はこのように人気があるのか。あんな長い本を読むのはたいへんなので、手っ取り早い方法として、現在公開中のジョン・ウー監督の映画「レッドクリフ」を観てきました。映画館は若い人たちでいっぱいでした。
 その人気の秘密を知りたくて。

 観ながら「三国志」の人気の理由がわかるような気がしました。
 キャラクターたちの魅力です。
 関羽、銷雲、嶺備、孫権、曹操、周楡、諸葛孔明・・・などなど。
 いずれの登場人物たちのキャラも立っています。
 実に鮮やかに。
 そこに壮大なドラマ性と、戦いが繰り広げられるのです。
 まさに、身震いするような人間ドラマがそこには展開します。
 こういったキャラ立ちしている物語を、若い人たちは血湧き肉躍る思いで見入っているのです。
 どのキャラに思い入れを持つかが別れるくらいの、キャラの立った人間ドラマに魅力を感じないはずがありません。
「三国志」というのは、とてつもないくらい凄い、キャラクター小説だったのです。
 
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さねかづら(びんかづら)の実

2008年11月24日 | Weblog
 昨日、「Be-子どもと本」の古くからのお仲間であるFさんから宅配便が届きました。
 箱を開けると、なんと!
 なかに私の大好きな赤い実とお手紙が!
 うれしさのあまり、思わず歓声がこぼれました。
 お手紙の最後にはこう書いてありました。

 さねかづら(びんかづら)が実りました。 
 あまり可愛いので、一枝、どうぞ。
 添えた黒い実は、白やまぶどう。
 共に数日は楽しめるかも。
 絡まり合ってしまうので、実がとれてしまわぬようにご注意を。
 大きめのたらいに水を張って、そっくり放ってから、広げていくと良いかも知れません。あしからず。

 Fさんは私が、赤い実が好きなのをご存じなのでしょうか?
 いいえ、きっとこれは、以心伝心です。
 うれしくてうれしくて、Fさんのご指導のとおり、洗面所に水を張り、そこにしばらく放ってから、おそるおそるツルをほどいていきました。
 上の写真がFさんのご自宅のお庭に咲いた、正真正銘の秋の実です。
 Fさんの愛情のこもった、秋の実たちです。
 しばらくはぼーっと、まるであこがれのひとに出会ったかのように、見とれていました。


 毎日、毎日、たくさんの皆さまから、お心のこもったあたたかいお手紙をいただいております。
 みんな、みんな、私の宝物です。
 なかなかお礼状を書けないでおります。申しわけございません。
 少しずつ、書いてゆきたいと思っております。
 皆さま、ほんとうにありがとうございます。
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秋の日和

2008年11月23日 | Weblog
 今朝は、IKEAにクリスマスのお買い物に行ってきました。
 IKEAはすっかりクリスマスモードでした。
 
 午後は、長編児童文学新人賞の作品読みと、2月に出版予定の作品の、編集者の方が創ってくださったレイアウトの検討をしなくてはなりません。
 
 大安吉日の今夜は、息子の小学校からの親友のSくんの結婚式です。
 息子夫婦もお招きにあずかり、夫婦でピアノとサックスの演奏でお祝いするらしいです。
 今朝お祝いのメールをお入れしたら、おかあさまからうれしそうな返信メールが届きました。
 きっとすてきな一夜になることでしょう。
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子ども創作コンクール授賞式

2008年11月22日 | Weblog
 今日は午後から神楽坂の出版クラブで、「子ども創作コンクール」(主催:日本児童文学者協会・日本児童文芸家協会・日本公文教育研究会)の授賞式があります。
 受賞された子どもたちが、この日のために全国から集まってきます。
 毎年この日は、子どもたちの生の声を聞くことのできる貴重な時間です。
 
 幼稚園の年中さんから中学一年生まで。
 幅広い年齢層の子どもたちと交流できる、大切な時間です。
 年中さんで受賞者した男の子は、赤ちゃんだったころ、おねえちゃまの受賞にママにだっこして参加したのが最初でした。
 赤ちゃんだった彼がいつの間にか幼稚園の年中さんになり、こうして創作コンクールに応募するようになったのです。
 年月の流れと、子どもの成長の早さを実感します。
 ちなみに、今年児童文芸家協会賞を受賞したのは札幌市在住の中学一年生の男の子です。彼も北海道から参加されると聞いています。
 選考の折り、彼の感性のすばらしさに選考委員一同、舌を巻いたのを覚えています。
 他の受賞者の子どもたちの作品もみな、すばらしかったです。
 こうして毎年、秋の昼下がりの午後、出版クラブで子どもたちと過ごすひとときは、私のなかでいつも、ぴかぴかと輝いている時間です。
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桜の木の下で

2008年11月21日 | Weblog
 桜の木ほど、変幻自在に人間のこころを揺りうごかす木はないかもしれません。 
 春。満開の桜の花びらの散り落ちる下で、人びとは浮かれ、その花を愛でます。うす桃色の花びらは、あたかも人びとを癒すかのように舞い落ちます。
 けれど、桜が本性を現すのは、あたりが夜の闇につつまれる頃です。
 かなり昔、坂口安吾の『桜の満開の木の下で』を読んで以来、お花見を楽しみながらも、胸のどこかで桜を警戒するような節があることに気づかされます。夜桜の美しさは、ひとのこころをゆさぶります。立ち入り禁止の領域へと誘われるような不安にかられます。
 けれど初夏。葉桜の季節になると、青々と緑豊かな木は、さわやかで清冽な風を運んできます。
 そしていま。
 桜の木はすっかり黄葉し、風がふくたび金色の葉っぱが空を舞います。
 まるで、折り紙のなかに一枚だけ入っている、すごく大切に使っていた金色の折り紙を、葉っぱの形に切りそろえたような葉っぱを。
 私は口をあんぐり開け、その木を見上げています。
 
 写真は、口をあんぐり開けた角度から撮った桜の木です。
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