20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

落ち葉

2011年09月30日 | Weblog
          

 道のあちこちに、落ち葉が舞い散っています。
 落ち葉といって思いうかべるのが、上野公園。

 秋になるといつも、上野の美術館に足を運びたくなります。
 上野公園の坂を、落ち葉を踏みしめながら。
 落ち葉と美術館は、なぜか私の中に、セットで記憶されております。

 今年は都美術館も改装工事のためクローズしておりますし、恒例の日本画の「創画展」をみることもできません。

 それでも、この週末、ちょっとあの坂をのぼってみたい気分です。
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秋のフレグランス

2011年09月29日 | Weblog
            
 
 季節の気分によって、フレグランスを変えたくなります。

 いまのお気に入りは、クロエ「オードパルファム」
 清潔感のある香りです。
 夏に、濃厚な香りをしばらくつけていたら、ちょっと疲れてしまいました。
 先日、エレベーターですれ違った人の香りが、とても清潔感があって、しばらく忘れられませんでした。
 クロエの「オードパルファム」が、それと同じかどうかはわかりませんが、オードトワレより香りが持続することは確かなようです。
 
 秋の日は、そんな香りを纏い、街を闊歩したくなります。

 今日は午後から、某賞の最終選考会です。
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篠崎三朗展「ノンセンス」

2011年09月28日 | Weblog
            
 
 親しい画家の篠崎三朗さんが,現在、個展開催中です。
 こちらでお知らせするのを、うっかりしておりました。
 
 エドワード・リアやマザー・グース等のノンセンスの詩から。
 また、絵本原画展:MAYA2にて同時開催。
(『にわとりこっことソーセージ』(至光社)『くまさんのりんご』(鈴木出版))
 の、副題が添えられております。
 
 篠崎さんはたくさんの絵本をお描きになったり、海外のあちこちを旅してすてきな絵を描き続けていらっしゃる画家です。
「マザー・グース」はたぶん、篠崎さんのライフワークのような気がします。

            
 
 私は、彼のガラス絵のファンで、自宅にも飾ってあります。(写真↑)
 お近くへお越しの折りには、ぜひ足をお運びください。

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 2011年9月26日(月)~10月8日(土)
 港区北青山2-10-26(03-3402-9849)
 GALLERY HOUSE「MAYA・2」
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本屋さん

2011年09月27日 | Weblog
           

 写真は日本橋室町にある、本屋さんの一角。
 本屋さんにいくと、どこも同じような匂いがします。
 しかしこの本屋さんは、上階にあるかつお節の「にんべん」で試飲させている、お出汁の匂いがほのかに漂ってくるような気がします。

 日本橋の、そこはかとないあたたかさのある、ふしぎな本屋さんです。
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ミルクティのジャム

2011年09月26日 | Weblog
            

 先日、新聞に載っていたミルクティのジャム。
 読みながら、むずむずと好奇心が湧いてきました。
 もともと珈琲より、紅茶がすきです。
 我が家では、紅茶はいろいろな種類のものを揃えています。

 その、ミルクティのジャム。
 ミルクティがジャムになることだけで驚きです。
 生クリームと一緒に煮詰めると,キャラメルのようなお味になるそうです。
 材料は、アールグレーの紅茶の茶葉と、牛乳と生クリームとお砂糖だけ。
 
 さっそく、その記事を切り抜きましたが、数日経ったいまも作る勇気が持てません。
 なぜかというと、いま我が家では牛乳のかわりに豆乳を飲んでいるからです。
 おまけに、脂肪分の高い生クリーム使用というのがネックになっています。
 さらにさらに、パンを食べるのは週末だけ。
 毎朝、玄米フレークのシリアルに豆乳をかけて食べるのが習慣です。
 ですからジャムは、週末だけのお楽しみ。
 
 もとより健康オタクを自認しておりますが、こうした興味のあるものが出現すると、すぐに揺らいでしまいます。
 情報に流されやすい、優柔不断な性格だからかもしれません。
 そういえば先日も、友人に言われました。
「カトーさんって、そのときどきに、健康のためにと、凝っている食材が変わってきているわよね」
 お恥ずかしい限りです。
 ですから、いつか、作る日が来るかも知れません。
 その日のために、切り抜きを保管しておくことにします。
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世界遺産 ヴェネツィア展

2011年09月25日 | Weblog
          
           

 9月23日から日本初公開で、ヴェネツィア展が江戸博物館で開催されています。
 さっそく、見に言ってきました。
 世界遺産である「ヴェネツィア」の黄金期から燗熟期まで、至極の芸術作品が前例のない規模でまるごと日本上陸と銘打たれて展示されていました。
 ヴェネツィア共和国がどのように生まれたか。
 そしてどのように栄華を誇っていったかが、順を追って理解できます。
 
 ヴェネツィアといえば、二年にいちど開催されている「ヴェネツィア・ビエンナーレ」という現代美術の国際美術展覧会も有名です。
 同じく、ヴェネツィアン・グラス。
 息をのむようにうつくしい、ヴェネツィアン・グラスも展示されていました。
 とてもボリュームのある展覧会で、たくさんの人びとが訪れていました。
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丘修三作品展

2011年09月24日 | Weblog
         

 友人の作家、丘修三さんがなんとご自分で描かれた絵の個展を開かれるそうです。
 そう、彼は作家であり、画家でもあるのです。
 彼の名刺に書かれた自画像など、見事としか言いようがありません。
 けれど、本業はあくまでも作家です。

 彼曰く、「遺作展のつもり」と、物騒な物言い・・・。
 奥さまのT子さんは「愚行で、大言壮語」と頭を悩ませていらっしゃるとか。
 飄々とした丘さん特有の、エスプリの効いた案内状です。
 はてさて、どんな個展になるのでしょう。

 お近くにお越しの方は、ぜひ足をお運びになってください。

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 丘修三作品展
 2011年10月5日(水)~9日(日)
 午後11:00~午後6:00
 場所・吉祥寺北口 art space「樹音じゅおん」 0422-21-3006
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「こんや こんにゃく」

2011年09月23日 | Weblog
           
            
 
 今日は,数日前に3歳を向かえた娘夫婦の長男、○くんのお誕生会です。

 これからプレゼントを携え、日本橋の高島屋で予約してあるケーキを受け取ってから、夫と娘夫婦の家に行きます。

 お歌も上手になって、NHKのおかあさんといっしょでやっている、「こんや こんにゃく」や「ジューキーズ こうじちゅう!」などがお気に入りで、「歌うからね」といって、身振り手振りを交えて、二番まで歌ってくれます。
「仮面ライダーフォーゼ」の真似や、恐竜図鑑で恐竜の名前もたくさん覚えました。
 清少納言の「春はあけぼの」の絵本版。(上の写真)
 斉藤孝さんの『春はあけぼの』(ほるぷ出版)を娘に読みがたりしてもらっていたら、とうとう暗記してしまい、夕焼けの西の空を指さして、「あれ、紫だちたる雲の細くたなびきたる。だね」なんていうから、驚いてしまいます。
 さすがに、夜明けと夕暮れの違いはわかっていないようですが。

 ところで、「こんや こんにゃく」という歌、皆さんご存知でしょうか。
 あんなヘビメタの曲にのった、「くにゃくにゃくにゃくにゃ・・・」という、ダジャレの入った歌を子どもたちがだいすきだなんて、おどろきです! 
 ぜひいちど、YouTubeで探して聴いてみてください。

 3年という年月は、彼にたくさんの知識や経験を、プレゼントしてくれているようです。
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新刊4冊ご紹介

2011年09月22日 | Weblog
 親しい作家の皆さんの、新刊のご紹介です。

          
『ハナンのヒツジが生まれたよ』(井上夕香 文・小林豊 絵・小学館) 
 イスラムの国・ヨルダンを舞台にした絵本です。
 いまなお、国内の情勢が不安定なヨルダン。
 しかしここには、豊かで、ゆるやかな時間が流れています。
 井上夕香さんは、十数年前、ヨルダンのアカバとカクラで暮らしたご経験をもっていらっしゃいます。
 そういったご経験の生かされた絵本です。
 同じくアフガニスタンに生きる人々の姿に、平和への願いをこめて絵を描き続けていらっしゃる小林豊さんの絵。文章にぴったり寄り添っています。 
 砂漠で暮らす人々のあたたかさや、暮らしが浮かんできます。
 ハナンという少女の暮らしを知りながら、ヨルダンもこともわかっていくという作りの絵本になっています。

          
『男子弁当部 オレらの初恋!?ロールサンド弁当!!』(イノウエミホコ・ポプラ社)
 イノウエミホコさんの『男子弁当部』シリーズ、第三弾です。
 男の子がお弁当を作るという、いわば家庭科男女共修の実践物語です。
 その男の子たちが、カッコイイ。
 今回は、ジュニアモデルの「リヒト」と主人公の「ソラ」が、ひそかに好きな女の子にむけてお弁当を作るというお話です。
 そのお料理には、好きな女の子「レイラ」がいつのまにか、きらいだったグリンピースを食べられるようになるといったお料理の魔法もこめられています。
 独創的なお料理に、子どもたちは、きっとこんなお弁当を作りたくなるでしょう。
 イノウエミホコさんの、元気な文体が物語を引き立てています。

          
『虹色ティアラ 恋のサンダー・ストーム』(次良丸忍・フォア文庫)
 人気の『虹色ティアラ』シリーズ、第二弾です。
 世界征服をたくらむ、マックラーミ団と、それと闘うポリエ、ユッコ、シルク、三人の虹色ティアラをもった女の子たちとのお話。
 またまた宝石店が襲われます。
 それをマックラーミ団のしわざとみた、三人はその場に忍び込みます。
 そこで見たのは、ユッコのあこがれの若先生が、きれいな女性と指輪を選んでいるところでした。
 女の子たちのあこがれをひそませながら、悪とのたたかいをどう展開するか・・・。
 毎回のお楽しみです。
 さて今回は、そのあこがれの先生とはどうなるのでしょう?
 そして悪との闘いは・・・・?

          
『伊能忠敬 はじめて日本地図をつくった男』(国松俊英・フォア文庫)
 このフォア文庫で,国松俊英さんは、歴史ドラマのヒーロー・ヒロインたちの伝記(『坂本龍馬』『勝海舟』『お江』)をすでに3冊、お書きになっています。
 今回の『伊能忠敬』はそれらに次ぐ、4冊目です。
 国松さんの調べ上げる力と、確かな文章力で読む、これらの伝記はいずれもとてもおもしろいです。
 愚直の人といわれた伊能忠敬は、55歳ではじめて蝦夷地へ測量に向かいます。
 うつくしく緻密であるとされる『大日本沿海実測録』と呼ばれる14巻の地図を作るために、伊能忠敬たちが17年間で歩いた距離は43700キロ。旅に要した日は3700日。歩いた歩数は、なんと、5000万歩にもなるそうです。
 またさらにドキドキしたのが、「解説」です。
 そこには、それほどの困難をくぐり抜け、作り上げた「伊能図」の、その後が書かれています。
 伊能忠敬の弟子である間宮林蔵と、「伊能図」との結末。
 実に、ドラマティックな伝記です。

 皆さま、どうぞこの4冊、お読みになってください。
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読書会・延期のお知らせ

2011年09月21日 | Weblog
            

 今日は隔月で行われている、読書会「 Be-子どもと本」の例会でしたが、台風接近のため延期となりました。

 それにしても、今年の台風は大雨をもたらし、人びとに苦難をしいています。
 今回の台風は,秋雨前線と一体化し、さらに凶暴になっているらしいです。
 皆さま、どうぞくれぐれもご注意ください。

 なお、本日予定されていた「Be」は、会場の都合から、ひと月後になります。

 出入り自由の会ですので、ご興味がおありの方は、お気軽にご参加ください。お待ちしております。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ 「Be-子どもと本」例会
・ 10月19日(水)18時から
・ 会場、地下鉄「神楽坂」駅下車徒歩0分にある、日本児童文学者協会事務局(03-3268-0691)
・ テキスト 『空色バトン』(笹生陽子・文藝春秋)
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