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2008年12月8日の毎日新聞山梨版に緑提灯:地場・国産食材使用の店、「安全性」売りで集客に効果という記事がありました。甲府中心商店街銀座通りにある「銀座江戸屋」のことが書かれていたので調べてみましたら、湯村ホテルB&Bも参加していました!(ちなみにB&Bとは、Bed & Breakfast すなわちベッドと朝食を提供するスタイルを意味するそうです) 巡回先から確認したらホテルのブログ、甲州湯村温泉日記に「緑提灯のお店に登録しました」が12月8日付けで出ていました。

緑提灯公式ホームページから、緑提灯のお店ページで「山梨県」を指定して検索すると14件出て来ます。
毎日新聞が「農水省の統計では、06年度の山梨の食料自給率は20%。47都道府県中下から11番目と低調だ。」と書いていて、こんな数字は初見ですが日本の自給率についてのページからリンク先を確認してみたいと思っています。誕生の経緯の記事に書かれていたことで北海道小樽から始まった理由が分かりましたが、『自然は北海道そのものだが、食べている物の多くは外国製だったりする』という言葉にドキッとする山梨県の方も多いのではないかと思うのです。
2008年2月6日の読売新聞は『緑提灯で国産食材PR 食料自給率考えるきっかけに』、という記事を残していました。

NPO法人生活者のための食の安心協議会は2004年09月29日の東京都認証です。『この法人は、一般市民を対象として、産学官民が横断的に協力し、食糧の生産から消費に至る様々な問題について、生活者の視点に立った議論に基づいて、情報開示に関するシステムの提案やセミナーやシンポジウムの開催を通じた、食の安全と安心にかかわる相互理解(リスク・コミュニケーション)等に関する事業を行うことにより、社会教育や情報化社会の発展に寄与し、もって消費者の保護を図ることを目的とする。』
ここが「緑提灯」のサポートをしているようです。

甲府市議会議員の野中一二さんが市議会12月定例会で質問登壇なさるようで質問予稿が掲載されていましたが、質問項目の中に「甲府市の耕作放棄地をなくすことについて」がありました。甲府市の農業政策を見直す必要があるという主張と施策提言ですが、 私が農業も盛んだと思っていた山梨で食料自給率は20%という数字に驚かされたばかりなので地産地消のことをよく考えてみたいと思います。先日の YMCAバザーで買い求めた新鮮な野菜が甲府ワイズ・農園の作品だったと知ったばかりでした・・・産業情報ページに掲載した山梨県の地産地消関連ページももう一度確認してみたいと思っています。おそらく山梨では「緑提灯」が爆発的に増えていくのではないかと期待しています。

『原料生産よりも商品化の方が格段に多くの利益を生むため、 利益の殆どは道外に流出している。』(前掲、緑提灯誕生の経緯) という言葉を「山梨ブランド」を推進する意義と併せて考えねばならないと思います。県外ブランドを「輸入」してくる事で山梨のお金がどこに流出しているのか、県内で還流させるためには何をどうすべきか、甲府市新庁舎をPFIにすると県外企業にお金が行ってしまう現状があるなら、それは何故か・・・徳川幕府の四進法貨幣制度は甲斐の国武田信玄発だった・・・新機軸は山梨から始まる、それをもう一度!

このブログ記事を公開してからほんの15分ほど記事を読み直し校正している時に「緑提灯 midori-chouchin.jp 」のURLからアクセスが確認できて、逆にたどってみたらなんと「緑提灯を話題に取り上げているブログ」というインデックスページでした。これは驚きました、RSS という機能を活用されていると思えますのでこれは私も勉強したい。



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