ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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【2014.10.07】 驚くべき話を知ったので追記しておく。この記事はそれとなく山梨県議会の有り様について考える含みで書いたのだが、山梨県議会議員 小越智子氏のブログ、2014年10月03日 県議会最終日を読んで驚いた!
『議会事務局の説明によると 「傍聴者には資料配布をしないことになってますので、こごしセンセイも一般の方と傍聴人としては同じですので、資料配布はできないと思います」 傍聴人に資料配布しないことがそもそもの問題ではあるけれど、・・・・・』  心ある読者は小越さんの記事をお読みいただきたい。これが山梨県の本性だと明確に理解できるだろう。民間で日々努力している人々の想いを踏みにじる連中がのさばっている地域には、いかな活性化政策も無意味なのだ。

それにひきかえ山梨県議会の体たらく! とブログタイトルに追記しておく。主権者は国民、県民である。山梨県議会の連中はそれを忘れているようだ。自分たちが資料を受け取れば問題に気付かない山梨マスコミの連中も恥を知りたまえ。


台風18号の情報を一括確認するためにYahoo!ニュースサイトを見ている時に、産経新聞の記事転載に気付いたので、原本を確認した・・・会議録をネット公開 埼玉県議会の委員会 関東で最も遅く(2014.10.4 07:09)
地元紙の埼玉新聞や、朝毎読東京の埼玉版には出ていないようなので、産経新聞から部分的に引用しておく。(下線は引用者)

  県議会の常任委員会など各委員会の会議録のインターネットによる公開が、3日から始まった。これまで関東1都6県の議会の中で唯一公開しておらず、・・・・・(以下略)
  県議会は本会議と予算特別委の会議録を平成17年から公式サイトで公開しているが、分野ごとに詳しく議案などを審査する常任委や特別委は公開対象にしていなかった。
  今回公開するのは26年6月定例会の8常任委と7特別委の概要や質疑、討論など。今後の定例会でも継続するが、過去の会議録にさかのぼって公開はしない。一方、東京都は12年に委員会の会議録を公式サイトで公開。関東各都県の議会でも21年までにネットへのアップを開始している。

埼玉県ホームページでは冒頭の 「注目情報」 欄で、県議会平成26年9月定例会開会中 会期予定:9月19日(金)~10月10日(金)(政策調査課) が記載されている。
議会情報をサイトのトップページで告知するのは、私がこれまで見て来た都道府県サイトでは初見だった。二元代表制の下でも、埼玉県ホームページを「埼玉県庁行政」の情報発信に限らず、「埼玉県」の情報発信として扱っているのだろうと推察する。読者にとってはありがたい。

埼玉県議会ホームページでは、「2014年10月3日更新 「委員会会議録」を掲載しました。」 が記載されている。
会議録検索システムのページは従来の公開を説明している。
今回(6月定例会分)から各種委員会の議事録も公開されたことを、県議会ホームページでニュースとして掲載すると良いだろう。

委員会議事録の公開開始に、産経新聞記者が気付いて議会事務局を取材し記事にしたのなら、実に優れたジャーナリスト魂だと思う。
ざっと確認しただけだが、各委員会の議事録はテキストベースのPDFファイルなので引用も容易だ。目次にはファイルサイズも記載されているので、ブラウザで開くにも心配は要らない。埼玉県議会事務局の今後に期待したい。

議会中継も更新したらしいが、同じく更新が告知されている 委員会視察報告 は読みごたえがありそうだ。

中部地方に属する山梨県議会も首都圏仲間として遅れを挽回すべく自分たちの問題点を熟慮して欲しいと願う。(他都市にならう性向を有する皆さんも、関東地方には横並びの県議会はもう無くなったのだから、下ばかり見ずに上を見ましょう。現状の県議会で育った人に首長の座は託したくないと有権者は判断するでしょう)
議会審議に注目する有権者は、本会議は単なるセレモニーに過ぎないことに気付いているはずだ。上掲引用に下線したように、審議は委員会で行なわれている。国会中継でそれがよくわかる。委員会議事録から色々なことが見えて来るものだ。



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