ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




2007-01-24 野中さんのブログ日記で、[言いたい放題] 喜びの瞬間 がありましたが、その記事中に 『昨日は朝から早速北口の新たな生涯学習拠点事業に関する問題提起が地元からありました。当然の事ですが、知事の公約でもあるこの事業の白紙撤回について、その跡地活用策についての要望を新知事に行うというものです。』 と書かれていました。
「甲府駅北口地区整備構想策定委員会」や、「甲府駅北口地区整備構想」のページを見ながら、「甲府駅周辺整備課」さんにお電話(055-230-1029)して、宮島さんがおっしゃるような 『県と市が相談して・・』 の意味が見えるページが欲しいと申しておきました。


2007年1月23日の毎日新聞山梨版で市長選挙の記事を読んでいたら、『JR甲府駅北口への新学習拠点の整備事業について横内氏は見直しを公約としており、宮島氏は「県と市の相談の上で計画が決まったのに、市に一言も説明なく見直されても困る」と話し、県市の連携は難航が予想される。』と書かれていました。

新学習拠点の整備事業というのは県庁が勝手に複合施設として計画したものと私は思い、当初は図書館という名前も使わないような報道もあったと記憶しています。甲府市もこの問題では北口周辺商業地の盛衰にも関係する問題と捉えていると思っていました。
県と甲府市が相談の上で決まった事なら、その事が甲府市サイトでも何か記事がないかと探してみたのですが、見つかりません。

市議会の議事録では、「甲府駅周辺整備に関する県市推進協議会」という言葉が出てきますが、2002年-2003年の質疑です。しかしこの協議会についての記録などは県庁ホームページからは見つかりません。
2004.06.04 : 平成16年6月定例会になると、『山梨県は県立図書館の移転先として、本年2月の県議会において、甲府駅北口拠点整備事業地内の県有地が適地であるとの考えを表明したところであります。現在、山梨県は「県立図書館等複合施設基本構想検討委員会」を設立し、基本構想の策定に向けた検討を行っているところであります。本市といたしましても、シビックコア地区整備計画との整合が図られることや、交流機会の創出の面からも期待をするところであります。』-企画部長(林 正孝君)-という答弁になっています。
2005.06.06 : 平成17年6月定例会では、『具体的な整備計画といたしましては、本市が事業主体となります甲府市歴史公園、駅前広場及びおまつり広場の整備に加え、新県立図書館を中心とする県の新たな学習拠点施設、NHK甲府放送局及び国の合同庁舎の整備、さらには中央消防署の建て替えなどの計画案が了承されたというところでございます。』-助役(森下憲樹君)-となります。

この間に甲府市として街づくりの観点からも、新たな学習拠点施設が商業部門を含む複合施設であることについて、県とはどんな「相談」をしたのでしょうか。地元の方々とは何を話し合ったのでしょう。

宮島さんともあろう方が、甲府市当局として県の構想に同意した事を市民に隠していたとは思いたく無いので、もう少し甲府市ホームページの中を探さねばならないとは思っていますが・・・



コメント ( 0 ) | Trackback ( )


« 職育近接、甲... 県立図書館再論 »