ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




NHK 無人機の戦争~拡散する新たな“兵器” (2024年3月19日)
 大地に吹く風に虫の羽音のようなプロペラ音が入り混じる。
 空に浮かぶラジコンヘリのような無人機は宅配便の荷物の代わりに円筒形の爆弾を運んでいた。
 生活の場で、物流の場で人の営みを助ける無人機はウクライナの大地で殺人兵器と化していた。
 史上かつてないほど大規模に戦場に投入され、現代の戦闘の様相を変えた。
 その「無人機の戦争」は今、各国の戦略に影響を及ぼし始めている。
(国際部 山下涼太 髙塚奈緒 / アジア総局 鈴木陽平 / 社会部 須田唯嗣 山崎啓)

NHKの本文は以下のような長文の記事です。読み終えて理解するのに時間が掛かるので、とりいえずブログに書いておきました。
“有効性を証明した”
 画面中央の照準のような印は遠方を走る戦車を捉えていた。上空からの映像はみるみるうちに戦車に迫り、衝突の瞬間、ノイズ画面に切り替わった。
 ウクライナの戦場で撮影された無人機の自爆攻撃の瞬間だ。
【部分引用です】
16.8倍
 兵力で圧倒するロシアも無人機をいっそう重視する姿勢をみせている。
 イラン製を大量に投入していると指摘されているが、国産の生産も拡大。
 2023年12月、ショイグ国防相はプーチン大統領を前に無人機の生産が侵攻当初(2022年2月)の16.8倍になったと胸を張った。
【部分引用です】
強まる需要
 国際問題の分析で知られるアメリカの外交問題評議会は1月、「ウクライナでの”無人機戦争”は紛争のあり方を変えた」と題したコラムを発表。
 ウクライナ軍の活用実態から「小型化し、殺傷力を増し、操作が容易であることから誰でも利用できる無人機は戦場で優位性があることを示した」と指摘した。
 明らかになった無人機の「有効性」は各国の軍事戦略に影響を及ぼし、小型無人機の導入を急ぐ国が相次いでいる。
【部分引用です】
研究本部
 各国が競い合うように進める無人機の導入。防衛省・自衛隊も使用を拡大していく方針を打ち出している。東京・目黒区。東横線中目黒駅から目黒川沿いに歩くと、校舎のような建物が並ぶ一角に行きあたる。
 陸上自衛隊教育訓練研究本部。
 研究本部では2024年度にも実動での検証を開始し、2027年度までの導入を目指すという。
【部分引用です】
レプリケーター計画
 “無人機先進国”のアメリカも小型無人機の導入を加速させている。
 2023年8月。ヒックス国防副長官は首都ワシントンで開かれた催しで、無人機を巡る新たな計画を明らかにし、各国の注目を集めた。
【部分引用です】 
無人機の戦争
 「無人機の戦争」が現実になった世界。
 それは人類にどのような結果をもたらすのか。
 アメリカは兵士の犠牲を最小限に抑える狙いから中東での対テロ作戦などで無人機を活用してきたが、2021年にアフガニスタンの首都カブールで実施した無人機による空爆が誤爆と判明。市民が巻き込まれて犠牲になる事例は後を絶たない。安全な場所から遠隔で人を殺傷する行為は兵士の精神を蝕むしばんでいるという報告もある。
【部分引用です】
このNHK記事で「無人機の戦争」を初めて知りました。感謝しています。
 二十代の頃は戦争映画も見ていましたが、自分で仕事を始めてから映画を見る余裕も無く、映画案内の記事すら読むことも無かったです。
 無人機についてはネットを確認して学習しておこうと思います。
【防衛省・自衛隊】・・・【掲載記事ご案内】


コメント ( 0 ) | Trackback ( )


« 富士山登山鉄... 2024年の富士... »