ICT甲府
爾俸爾禄 民膏民脂 下民易虐 上天難欺




「佐藤正久講演会」とサブタイトルされた集会でした。佐藤正久さんは「ヒゲの隊長」として著名な方ですし、この集会については赤池誠章さんのホームページでも広報されていましたので、山梨県神社庁の2階にある集会場は満席の状況でした。
来賓挨拶では2011年4月24日の市長選挙で当選された南アルプス市新市長の中込博文さんが登壇されました。佐藤さんとは同じ自衛隊の先輩後輩の間柄とのことでご一緒に仕事をされたこともあるとのお話など、私は山梨県内の議員さんの事はよく知りませんが、お話を伺いながら武人に共通するものを感じました。

佐藤正久氏

佐藤さんのお話は危機管理の要諦を実に明確に示されたものでした。「想定外」があってはならないように事前に綿密にあらゆるケースを想定しておく、現場で直面した時はその軸がぶれないように想定済みの選択肢から直ちに決断するということ。
組織のリーダーも構成員も自らの軸をきちんと構築していること。その一例として、自衛官が入隊時に行なう「服務の宣誓」にある言葉、「強い責任感をもって専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託にこたえることを誓います」を引用されて話されました。東日本大震災被災地における自衛隊の活動の姿はまさにこの軸をそのまま体現していると思います。佐藤さんのお話を伺いながら私がいつも確認している宮城県石巻市の状況などとダブって目頭が熱くなりました。
佐藤さんのお話の中で、「人々の安全を確保し、人々の生活の安定をもたらし、人々が安心できる世の中」というような表現がありました。危機管理と関連しては「安全・安心」はしばしば一対の言葉のように使われます。「安全・安定・安心」と表現された「政治家」の言葉に感銘を受けました。

集会が終った後、会場の受付で 並木書房 から刊行された 「ヒゲの隊長のリーダー論」 を求めました。しっかり読んでみるつもりです。国民社会の最高規範としての憲法は「安全・安定・安心」三位一体のあり方を述べている、佐藤さんは憲法記念日に重いボールを投げられた、私はそのボールを打ち返せるかな・・・「安定」は「保守」かも知れないが「保守」イコール「守旧」ではないし「絆」は「しがらみ」と同義ではない・・・本の見返しに佐藤正久さんのサイン入りです(^o^)
ヒゲの隊長のリーダー論 ヒゲの隊長のリーダー論

井尻千男(いじり かずお)さんのお話は4月28日を主権回復記念日に制定する運動や教育基本法に関する問題でした。井尻さんについては2008.08.15 山梨戦没者追悼集会の記事で書いていますので略します。
井尻千男

「主権回復記念日」 恥ずかしながら私は初耳でした。渡部昇一Web記事に書かれているように、日付の記憶はともかく、『昭和27年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効し、我が国は約7年に及ぶ占領から解放され、主権(独立)を回復しました。』という歴史は習っています。しかしそれは単に記憶にある歴史の一齣であって 『・・・同時に占領期間を特別に不幸な時期と、強く認識しないことにもなった。・・・』(酒井信彦の日本ナショナリズム-「主権回復記念日」の重大な誤り) と指摘されるような「認識」が私にもあるのだと思います。
2011-04-30 主権回復記念日国民集会で という記事で問題提起がされています。検索すれば多数の記事が読めるのはインターネットのお蔭です。

「主権」という言葉で、「主権在民」、「国民主権」、「官僚主権」、「地方主権」・・・いろいろな言葉を思い付くのですが、日本国憲法 の改訂問題を含めて、自分の軸はどのように定めているか、右顧左眄して軸のぶれが無いか、いつも自問自答を忘れないなら、反射的な決断でも軸のぶれは無いはずです。スポーツにおけるイメージトレーニングと同じようなものかも知れません。イメージトレーニングで想定済みだった攻撃に対処できない時は、自分の練習不足です。インターネットの危機管理でもそれは同じです。

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