平成23年1月29日、池の浦へクボリンと行って来ました。
朝、「何処上がる?」で、二人、ん・・・・。私はオオバエもそろそろ良くなってくるのでは?クボリンはアカバエか?って言ってました。船頭は「上アカか、沖ヨコが良いと思う」とのこと。
沖ヨコは先週、やられていますので連チャンで上がってグレの顔を見なくなるとキツイですよね。水深もあり磯的には好きですので誰かに上がらせて様子を見よう、と他人のフンドシに任せて、上アカへ上がることにしました。
全員で18人程度、筏が4人、オオバエ3人、岡ヨコの北側のとんがりにエギ師が1人、上アカ2人、クロハエ1人で残りは西行きです。
ウキ止め無し釣法を初めて5年を過ぎたぐらいですが、以前の使わなくなったウキは釣りを始めたばかりの友人に上げたりしていました。好きたっだウキを少し残しておこうと押入れにあったウキを環付き仕掛け用に改良出来ないか?
インターネットで調べてみると、やっぱり先に経験者が居ますわ。読んでみると、全然難しそうにありません。よりもどしを数種類購入し、ウキの穴径に合うものを使って差し込んで瞬間接着剤とコーティングのみ。それで乾けばOKです。
自分の作ったウキがどんなものか?1回合わせたら外れてウキパラソルで回収しなくてはいけない、みたいなことになるのか?
上アカへ上がりました。無風、ベタ凪に近い状態。仕掛けをセットし、クボリンはいつも通り朝食。私は潮が引いていましたので西の座から南向けにやり始めました。
9時ぐらいまでやったでしょうか?差しエサ1つで良いじゃんか状態。
クボリンに「どう?」って聞くとエサを取られだしたとのこと。粘るしかないか?とそれから30分ぐらいしてエサが落ち出しました。それからカワハギ、サンノジ、アイゴが釣れ、潮も込み潮となり、磯の中央からの払い出しも発生し西、北西の風も出てきました。
ちょっと、ザワザワしだしたなそれから30cmのグレゲット。沖目でウキが入ったり出たりしますので糸をゆっくり張ると穂先へ反応あり。合わせて上げると41cmのグレ。
クボリンにこっちへ来るように言いました。「昼飯食べて行く」とのこと。その後、30cmのグレ。
クボリンが来て私は昼食タイム。
でも、白波が立つぐらいになり、かなり釣りにくい状態になってしまいました。私の釣法ですから、タナを聞かれても深いとしか言えませんわ。ただ、竿1本半前後だと思うのですが・・・。
昼を済ませて、私は最初クボリンの釣っていた場所へ。エサは取られますが何だか分かりません。その後、針も取られてしまい、クボリンの横へ。
背中を押されるぐらいの北風となっていました。「もう、無理」とクボリンは最初釣っていた風裏となる場所へ。
満潮の潮止まりとなりエサも残り出しました。やる気半減。それまでにもウキを色々替えてやりましたが、どう見ても北の強風に押されて撒餌さと同調していない様子。
シブシブのウキから、沈めウキに変更。0号のウキに、よりもどしを付けて環付きとして潮受け、ジンタンを打ちましたので沈むウキになったんですね。仕掛けがなじみ、糸を張るとゆっくり沈んでいきます。
数投しても餌は残ります。ガンダマを追加し、さらに沈めます。すると、道糸が張り出すのを確認。穂先に当るのを待っていると底を釣っているのでやられると思い、竿を立てました。
動きません。リールを巻いてさらにテンションを掛けるとかなりの重量感。でもほとんど動きません。30秒ぐらいその状態が続き、左へ動き出しました。それに合わせて少しずつ浮かせました。今度は右へ動き出し、同じようにゆっくり上げていきました。
ウキが見えましたが、今度は沖へ行き出しましたが、これは竿でタメて我慢しましたら浮いて魚が見えました。
デカい。タモを取る時に後ろを向いてバラしたこともありますので慎重にタモを取り、すくいました。
お腹がパンパン。41cmのグレ同様に白子をはいています。磯で検寸、48cm台はありますわ。釣った本人がビックリです。
その後、10分ぐらいやりましたがエサも残り時間もきましたので納竿としました。
船頭には情報を入れて、港にY田氏が居ましたので「先週の仇は取ってきたでー」と言って港を後にしました。
風呂場で水平にきちんと検寸したら49cmでした。50cmあれば魚拓を取りたかったのですけど・・・。
まあ、西海から沖の島から行って45cm前後しか釣ってないのに50cm弱が池の浦で釣れるとは
沖で掛けたのが良かったですね。際ではどちらかに走られて私のような釣り師では勝負になってなかったと思います。
自作改良ウキならびに、この釣果で最高の一日でした。船頭さんありがとう!