事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「東雲の途」 あさのあつこ著 光文社

2012-12-22 | 本と雑誌

1106124537 前作までの特集はこちら

同心の木暮信次郎と遠野屋の関係は完全にSとM。Sの方が「このご時世にやっとうなんかやってられるか」と放言し、Mの方が凄腕の暗殺者である関係性がおかしい。

わたしは信次郎のファンなので、役人である彼が江戸を離れられないために遠野屋の旅につきあえない展開はちょっと残念。しかし、やっとうの腕とは違う部分で兄を追いつめる遠野屋には時代小説好きも納得か。

世の中にはこのふたりのやおいマンガが存在すると確信。そちらの関係が好きな方々も納得だと思います。

東雲(しののめ)の途(みち) 東雲(しののめ)の途(みち)
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2012-02-18
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