事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

飛島1泊2日~海の男と呼んでくれ。

2011-08-09 | 旅行記

Oshakujima 「巨木の森」はこちら

さて、珍道中三人組の飛島クライマックス。イカ釣り船で島を周回。わたしが定期船で意外に元気だったので行ってくれることになったのだ。オトナ版飛島いきいき体験スクール。わたしの娘はこの体験でイカが食べられなくなったのだが。

もっとも、この時期はイカ釣りよりもトビウオ漁がメインで、だから船もいつもより短い時間でチャーター。とにかく忙しくてですって。ホッ。

結論から先に言うと……行ってよかった!そうか飛島の概括ってこんな感じなのかと理解できたし、海面をトビウオが滑空する場面に何度も出会えて感動。ほんとに飛ぶんですよトビウオ。ビョン!と海面から飛び出て、そのまま海面すれすれに30~40mぐらい“飛ぶ”。びっくりするくらい美しい。

もちろんわたしの頭の中では

波の谷間にぃ命のぉ花ぁがぁ

なんて歌が鳴り響いていたのでした。海の男だぜ。

案内してくれた船頭さん、というか船長が語る飛島バナシは趣深かった。なぜ、突出して飛島が過疎化したか。要するに金なのである。漁業に投資した金が回収できる見込みがなくなかったからこそ若い連中は一斉に島を出て行ったのであり、出て行かないのは一種の諦念にすぎないと。島民平均年齢が70才近い状況はかくて生まれた。

そして、島の北側がほんとうに手つかずであることが実感できる。くわえて御積島(おしゃくじま)などの烏帽子群島のの奇観には唸った。ここの海底に、ドチザメの繁殖地がある。わたしは全然知らなかったけれど、こちらはダイバーにとっての聖地らしい。おそるべし飛島。飛島に来たら、このクルーズははずさないこと。んもう絶対です。

次回は、ウミネコの島

コメント
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