事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

わたし怒ってます~前原辞任

2011-03-10 | 国際・政治

Maeharaimg01 「ち、またかよ」

 これが前原辞任の報をきいて最初に思ったことだった。民主党の不手際はいつものことだが、まずは前原個人にあきれているのだ。

 まあ同情すべき点はある。

 政治資金規正法なるものを読んだことがないのだけれど、なぜ外国人からの献金をうけとってはいけないのか。ま、それは日本の立法府のメンバーとして、日本の税金が彼らに支給されているんだから、という理屈はあるんだろう。

 それでは、この献金が外国人のものか否かを、政治家たちはどうやって判定しているのだろう。献金者の戸籍謄本でもとっているのかな?ネットでの献金はどうなの?だいたい、

外国籍の人たちから献金を受ける→大臣辞職

という通例をつくってしまって、野党のみなさんはそれでほんとうにだいじょうぶなの?これが成立するんなら抱きつき心中は頻出するぞ。

 とイヤミをかましつつも、前原の場合は、まもなくブラックな人脈が暴露されそうだったし、菅内閣も長くなさそうだからとっとと逃げ出したのだろう。どうしてもそう見える。しかしそれ以前に、この人には致命的な欠点がある。

“まず、かっこうのいい、威勢のいい発言を後先考えずに行い、後始末ができないまま放り出す”姿勢だ。

 朝日の番記者が(!)痛烈に批判している。

「偽メールのときも」

「八ツ場ダムのときも」

「尖閣騒ぎのときも」

それぞれ

「期待してください」

「中止する」

「粛々と対処する」

と客受けするセリフを吐きながら、結局は他人に尻ぬぐいをさせてきたと。今回もそれに似た始末ではないのか。

「責任はわたしにあります」

言うのは簡単だよな。なにより怖ろしいのは、この人物が次期首相だったかもしれないという事実。

 しかしなあ、前原をネット右翼たちは在日がらみで批判しているけれど、ゴリゴリのタカ派である彼のことを、あなたたちはつぶしてもかまわないというんだね?ほんとだね?よかった。初めて意見が一致したよ

コメント
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