上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト feat.アドリアン・フェロー &サイモン・フィリップス in 大坂フェスティバルホール
夏に先行予約で抽選勝ち取った時はオリジナルメンバーのアンソニー・ジャクソンがツアーに参加予定であったが、急病から回復できず、アドリアン・フェローが急遽代役でツアーが始まっているが、日米英から日仏英という構成になりトリオのカラーがどうなるか別の意味で期待を持ち、奈良マラソンの受け付け後、大坂に移動。
演奏は2016年の新作 SPARKから全曲とトリオ結成からの三作から数曲。
アンソニー・ジャクソンのイメージはピック弾きが多いのでベースのフレーズがクリアーな感じがして、上原ひろみのピアノに絡み付くイメージを私はは持っているのですが、ジョン・マクラフリンなどの演奏にも参加しているアドリアン・フェローはうまく言えませんがフィンガーピッキングでフレットレス・ベースのようなソフトな音色を出し、分散和音的な余韻のある、どこかメランコリックな音色でピアノの音を包み込むイメージ。あ、ヨーロッパ・・という音色。
このトリオ、上原ひろみとサイモン・フィリップスが対峙してリズムのインタープレイを繰り広げる中、ベースがど真ん中で両者の均衡を保つセッティング。アドリアンの顔には相当な緊張感が漂う場面が多く、こっちもビリビリした。
それにしても、上原ひろみとサイモン・フィリップスの繰り出すリズムの数々、その変化は凄まじいの一言。
そんな中、フェスティバルホールの音響の良さを賞賛し、静かで囁くような音で奏でたピアノソロ、ウェイク・アップ・アンド・ドリームの一音、一音をホール全体に響かせたその演奏は、彼女が速弾きやリズムの構成であっと言わすだけでないピアニストであることを十二分に証明してくれた気がしました。
夏に先行予約で抽選勝ち取った時はオリジナルメンバーのアンソニー・ジャクソンがツアーに参加予定であったが、急病から回復できず、アドリアン・フェローが急遽代役でツアーが始まっているが、日米英から日仏英という構成になりトリオのカラーがどうなるか別の意味で期待を持ち、奈良マラソンの受け付け後、大坂に移動。
演奏は2016年の新作 SPARKから全曲とトリオ結成からの三作から数曲。
アンソニー・ジャクソンのイメージはピック弾きが多いのでベースのフレーズがクリアーな感じがして、上原ひろみのピアノに絡み付くイメージを私はは持っているのですが、ジョン・マクラフリンなどの演奏にも参加しているアドリアン・フェローはうまく言えませんがフィンガーピッキングでフレットレス・ベースのようなソフトな音色を出し、分散和音的な余韻のある、どこかメランコリックな音色でピアノの音を包み込むイメージ。あ、ヨーロッパ・・という音色。
このトリオ、上原ひろみとサイモン・フィリップスが対峙してリズムのインタープレイを繰り広げる中、ベースがど真ん中で両者の均衡を保つセッティング。アドリアンの顔には相当な緊張感が漂う場面が多く、こっちもビリビリした。
それにしても、上原ひろみとサイモン・フィリップスの繰り出すリズムの数々、その変化は凄まじいの一言。
そんな中、フェスティバルホールの音響の良さを賞賛し、静かで囁くような音で奏でたピアノソロ、ウェイク・アップ・アンド・ドリームの一音、一音をホール全体に響かせたその演奏は、彼女が速弾きやリズムの構成であっと言わすだけでないピアニストであることを十二分に証明してくれた気がしました。