「ポーラミュージアムアネックス展2010 - 祝祭 - 」 ポーラミュージアムアネックス

ポーラミュージアムアネックス中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)
「ポーラミュージアムアネックス展2010 - 祝祭 - 」
4/1-4/25



ポーラ美術振興財団によって在外研修を助成された若手アーティスト、計4名を紹介します。ポーラミュージアムアネックスで開催中の「ポーラミュージアムアネックス展2010 - 祝祭 - 」へ行ってきました。

出品作家は以下の通りです。(プロフィールについては公式WEBサイトをご参照下さい。)

斎藤麗(1980~)
遠藤良太郎(1967~)
小木曽瑞枝(1971~)
内田早苗(1983~)

なお作家の選考、展示の監修は、美術評論家の木島俊介氏がつとめています。

同館リニューアルオープンを記念しての「祝祭」ということもあってか、会場内にはどこか華やかな印象を与える絵画やインスタレーションが展示されていました。

遠藤良太郎



アクリル彩色の桜色で空間を美しく演出します。ベイスギャラリーでの個展が多いとのことで、次回はそちらも拝見してみたいと思いました。

小木曽瑞枝



壁に木彫で様々なモチーフを展開します。花火や樹木、それに鳥の巣などのレリーフが宙を舞うように並んでいました。


斎藤麗



セラミックや石膏などで出来た饗応の場を提供します。しかしながらよく見ると割れた食器や曲がったスプーンなど、例えば宴の痕跡のような退廃的な様相も漂わせていました。

全体としてインパクトの強い展示ではありませんが、半ばパステルカラーに染まった軽やかな作品群は、確かに春の門出を祝うのにも相応しいのかもしれません。

なお17日の土曜日に出品作家が揃ってのギャラリートークが開催されます。

会期中無休にて25日まで開催されています。入場は無料でした。
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