れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ダンドク(壇特)エノキグサ(榎草)ツマグロヒョウモン♀ 今朝のアカボシゴマダラの幼虫・アゲハの蛹・ジャコウアゲハの蛹は・・

2022-08-17 07:07:58 | 野の花日記と昆虫

ダンドク(壇特)
 <カンナ科カンナ属>
カンナの花に似るがダンドクの花は、小さくて細い。
名前はインドの花と言う意味で仏典の壇特山から来ていると言う。
熱帯アメリカ原産の多年草。
葉は互生し、長さ30~45センチ、幅15~20センチの楕円形~
卵状披針形で、先は尖り基部は次第に狭まり鞘となって茎を包む。


茎の先に総状花序をつけ、長さ5,5~6,5センチの朱赤色の花をつける。
萼片は長楕円形で3個、花弁は朱赤色、披針形で3個が筒状になり、
基部で合着。3個の花弁のように見えるのは、弁花した仮雄しべで
2個は直立、1個(唇弁)は黄色が入り前部に垂れる。


エノキグサ(榎草)

 <トウダイグサ科エノキグサ属>
茎は直立し、高さ20~40センチになる1年草。

葉は卵状長楕円形で長さ3~8センチ、幅1,5~3,5センチあり、
有柄で互生する。


花序は葉のわきから出て、上部に雄花が穂状につき、

その基部に総苞に包まれた雌花がつく。


和名の榎草(えのきぐさ)は、葉の形のよる。


別名の編笠草(あみがさそう)は、総苞の形を編み笠に見立てたもの。

 

              休憩

▲ツマグロヒョウモン♀

 

※昆虫コーナーなので、嫌いな方は要注意🐝

※今朝のアカボシゴマダラの幼虫

しっかり、アカボシゴマダラの幼虫らしくなりました。
7月27日に卵を見つけて、7月31日に孵化してちょうど
17日目になります。
相変わらず、定位置にこだわりがありますが、
新鮮な葉を与えると美味しそうに食べていました。


アゲハの蛹は触るといやいやをするような姿勢をし、
今日はシュッ!シュッ!と言う威嚇音?を出しました。


今日のジャコウアゲハの蛹のお菊ちゃんですが、
よく虫の事を知ってらっしゃる方より、たぶん・・この
ジャコウアゲハの蛹は孵らないだろうとのご指摘がありました。
そうかもしれません・・
そんな感じもしてきました。
今週いっぱい手元に置いて、変化が無かったら
元の場所に返すつもりでいます。

         俳句秋の季語秋の海
       秋の波・秋濤(しゅうとう)・秋の浜

    打ち寄せしものをまた引き盆の波  白濱 一羊 
    

 

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ナツフジ(夏藤)ジャコウアゲハの幼虫と蛹・今朝のアカボシゴマダラの幼虫

2022-08-16 08:46:15 | 野の花日記と昆虫

ナツフジ(夏藤)
 <マメ科ナツフジ属>
結構長く、野の花ブログはやっているが、
時期もあるかもしれないのだけれど、この花はここで見られる!
と言うのが
私には少なくともある。
ただ、行ってみると新築の家が建ってたりして・・
特にこの頃は、何度残念な思いをしてきたことか・・と思いながら
ちょっと遠出のお散歩へ!
いつまで、この夏藤にも出会えるかどうか・・と言う感じだが、

他にこの花を見たことは無いので、今年も出会えて嬉しかった!
別名はドヨウフジ
本来は山地に生えるらしい。
つるは、右巻き。

葉は奇数羽状複葉。
小葉は5~7対あり、長さ2,5~4センチ卵形または長卵形で
あまり厚くない。


本年度の葉のわきから長さ12~15センチの総状花序をだし、
長さ1,3~1,5センチの白(薄黄色)い蝶形花を多数開く。
(もう花後に細い豆果が見えている。)


豆果は長さ9~12センチの倒披針形で褐紫色に熟す。
(今度は実を見に来よう)


種子は円形で光沢のある紫黒色だそうで・・
(是非、種子を見に来よう ̄💛)

※昆虫コーナーは、嫌いな方は要注意かも🐝
 昨日は、ちょっと遠くの区立のプールへ行き、帰り道の楽しみ
 園芸品店の裏のマンションの垣根のジャコウアゲハの幼虫
 一昨年は、すべて刈り取られて無くなつていたウマノスズクサ
 去年はほんの小さな低い芽がでていたが・・ジャコウアゲハがくるほどの
 草丈にはなっていなかった。
 今年もウマノスズクサは余り成長していなかったが、
 先週に卵もジャコウアゲハの幼虫も見つけた!今週はまぁ・・
 こんな小さな低い草に大きな幼虫が数匹!

 
 ジャコウアゲハの幼虫🐝


食べる葉が少ないと、共食いが起きると
検索したら、書いてあったのでちょっと心配です。


蛹(さなぎ)を見つけたので、夏休みの?観察記録?をします。
但し、蛹になって何日目かは解ってないので、
いつ、羽化してもいいように大きな籠に高さのある段ボールを取り付け
て、飼ってみます。
オキクムシとも呼びます。(謂れを知りたい方は検索してね♪)


なら、食草のウマノスズクサは要らないし、
ジャコウアゲハの蛹は他のつる草や、木の枝にも着いて羽化を待ちます。


※今朝のアカボシゴマダラの幼虫アゲハ(丸4日目)

ちょっとピンボケですが・・
触覚まで入れれば、4センチにもなりました!



アゲハの蛹(さなぎ)
つんつんすると、つんつん動きます♪

 

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ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)今朝のアカボシゴマダラと蛹化して丸3日目のアゲハの蛹

2022-08-15 09:27:22 | 風景

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
 <ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属>
私たちの頃はこの濃紫色の実を潰して”色水遊び”
をしたのを思い出します。

※以前、友人から幼い時お婆さんにこのヨウシュヤマゴボウの根を
食べさせられたことがあり、大変だったとの事なので、
間違って食べないように。
「山牛蒡の漬物」として売られているものは、別物です。
空き地や道端に生える、紅紫色の茎に葡萄のように垂れ下がった
実が房状になる。


北米原産で明治初期に入つて来た帰化植物で、
アメリカヤマゴボウとも言う。
大きな株になる。


花は白色またはやや紅色を帯び、茎は太くて赤みを帯びる。
葉は長楕円形で大きい。

               休憩

とても懐かしかった昭和の家。
昔の我が家の玄関もこんなふうでした。

今朝の我が家のアカボシゴマダラの幼虫アゲハの蛹🦋


昨日の朝は昨晩からフンが一つも落ちていなくて心配した。
脱皮した身体は無く、お面だけは残っていたので、
その日は脱皮の身体部分を食べたのかもしれない。
乾燥してしまった葉の上の定位置にいて動かないので、
新しい葉に強制的に移動させた。

今朝はフンも落ちていてまた一回り大きくなっようで
触覚がまた立派になっている感じだ。


今朝も脱皮したのか、お面が落ちている。
フンも大分大きくなった触覚もまた立派になった。


貌(?)をあげています。
身体は葉の方で隠れています。



触覚立派になりました。


籠の上に糸で身体を支えているアゲハの蛹は、
<8月12日朝に、蛹化(丸3日目)>
蓋を開けたら身体をいやいやするように動かしました!
暫くは、静かに見守るつもりです。
                今日はここまで💛


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ヒメマツバボタン(姫松葉牡丹)フユサンゴ(冬珊瑚)ニホントカゲ・今朝のアカボシゴマダラ・俳句鑑賞

2022-08-14 08:56:39 | 野の花と昆虫

ヒメマツバボタン(姫松葉牡丹)
 <スベリヒユ科マツバボタン属>
今年は、コンクリートの駐車場から出てきてくれなかった。
電動自転車で探しに行ったけど・去年咲いていたそこにも無かった。
すぐ目の前の空き地に去年、一叢見つけたのだが、
そこも踏み荒らされて、今年はでてこなかった。
熱帯アメリカ原産で東南アジアなどにも帰化しているそうだ。
1年生草本。(今度は種を戴いて置こうと思う)


スベリヒユみたいに葉は多肉質。
茎はよく分岐して地を這い、または斜上する。
葉は扁平な棒状で、互生し基部に白色の毛がある。


茎の先に直径1センチほどの紅紫色の5弁花数個ずつ着ける。
観賞用のマツバボタンに比べると極小。


関東地方以西で、乾燥した日当たりのよい道端などに生えます。

ちなみに、下は園芸種のマツバボタン


 



フユサンゴ(冬珊瑚)
 <ナス科ナス属>
私の「帰化植物図鑑」にはタマサンゴで載っています。
南アメリカ、ブラジル原産で鑑賞用に栽培されたのが野に逃げた。
葉は先の尖った卵形、縁は波状になり、短い柄があって互生する。


茎は無毛、または星形の毛がある。



夏から秋にかけて葉と対生して白色で、直径1センチほどの
5裂した花を数個ずつつける。

果実は直径1センチほどの球形、黄色~赤色に熟す。
野生化したものが多い。

             休憩

※きのこ🍄4兄弟
私の携帯のレンズではシロオニタケとでるが、
高尾山ではよく生えていました。

昆虫コーナーは、(💛昆虫ではないのだけれど・)
         カナヘビです。

カナヘビ
私たちの時代は・・カナヘビと言ういい方はしませんでした。
トカゲでした。
よく我が家の石垣にもいたものでした。

※himesijimiさん、ありがとう。
私の内部で、よく整理されて無い事がよく解りました。
ニホンカナヘビですね。💛

※今朝の我が家のアカボシゴマダラの幼虫

定位置の葉っぱは、もう乾燥してるのに・・
動こうとしません。
今朝は、フンがありません
(心配です)
ただし、お面がきれいに取れていて、脱皮しています。
身体の部分が見えないので・それを食したかもしれないのですが、
とにかく、フンが無い事が不思議で心配です。
何を食べてるの?
そのくせ、身体は大きく立派になっています。
新しい、榎の幼木を入れてやっても目もくれません。
やっぱり、定位置の乾燥してしまった葉の上なので、
ちょっと無理強いして新鮮な葉の上に移動させましたが・・
これがよかったかどうかは解りません。

綺麗に取れたお面です。



         俳句季語秋澄む
     澄む秋・空澄む・秋季澄むなどと使う。

      秋澄むと石垣に手をあてにけり  

  今朝のNHK俳句の句でした。
  朝のバタバタした中で見ていたので、作者がはっきりしません。
  句もこれでよかったのか自信も無いのですが、
   いい句だなと思ったので・掲載させて戴きました。
    

        

    


  
 

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ヤマトウバナ(山塔花)ガンクビソウ(雁首草)ツチアケビ(土木通)アサギマダラ・フクラスズメ・お散歩中のジャコウアゲハの幼虫・今朝のアカボシゴマダラ・俳句鑑賞

2022-08-13 10:57:36 | 野の花日記と昆虫


ヤマトウバナ(山塔花)
 <シソ科トウバナ属>
こういう小さな花が好きなのよねぇ~🌻
山地の木陰に生える多年草。
葉は卵形または長卵形で両面にまばらに毛があり、
長さ6~15ミリの柄をもつ。


枝先の花穂に白い小形の唇形花をつける。
花冠は長さ8~9ミリ、萼にはまばらに短毛が生える。


茎の頂に1個の花をつける。





ガンクビソウ(雁首草)
 <キク科ヤブタバコ属>
頭花のすぐ下に小さな苞葉がつく。
下部の葉は卵形で基部は丸いか、やや心形で長い柄がある。


頭花は6~8ミリの卵形で、茎の上部で分かれた枝の先に下向きにつく。


この形がちょうど煙管(着せる)の雁首(がんくび)に似てる事から、
この名がある。


これによく似たものに▲ヤブタバコ(藪煙草がある。

石神井公園にて。


              休憩

今年のツチアケビはなんとなく情けない・・。


※昆虫コーナーは、アサギマダラフクラスズメ

アサギマダラ



貌が見えないけれど、イラクサやカラムシの葉によく見られます。
威嚇する格好が葉を大きく揺らして脅かすのが得意技です。🦋


お散歩で見つけたウマノスズクサ
         ジャコウアゲハの幼虫 🐝

今朝のアゲハ🦋は静かに箱の蓋の上に身体を糸で留め、
    立派な蛹になって、2日目で静かに過ごしております。



※今朝の
アカボシゴマダラ

身体も3センチ弱、
   2センチ5ミリほどに成長いたしました。
  他の葉を食べて、定位置に戻っています。

          俳句季語梟(ふくろう)
        梟(ふくろう)は一応、冬の季語ですが。

     これ着ると梟が啼くめくら縞(じま)  飯島 晴子

      めくら縞とは、紺無地の事。

 

 

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ウリノキ(瓜木)の実・ネムノキ(合歓木)の花・ジャコウアゲハの幼虫と卵。今朝の蛹化したアゲハとアカボシゴマダラの幼虫・俳句鑑賞

2022-08-12 08:37:29 | 野の花日記と昆虫

ウリノキ(瓜木)の実
 <ウリノキ科ウリノキ属>
山地に生える落葉低木。

葉は互生し、長さ10~20センチで3~5裂し、質は薄い。
裏面には軟毛がある。


春に白い花を数個吊り下げる。

花弁は線形で6個あり、強く反り返る。
雄しべは12個。葯は黄色で細長い。
花が可愛いのになかなか花の時期に出会えず、
画像もぶれてしまって残念だ。


果実は長さ7~8ミリの楕円状球形で、藍色に熟す。




ネムノキ(合歓木)の花
 <マメ科ネムノキ属>
山地や原野、川岸などに生えるる落葉高木。

葉は互生し、長さ20~30センチの大形の偶数2回羽状複葉で、
羽片は7~12対。

小葉は18~29対あり、長さ5~15ミリ。
幅2,5~4センチ。
裏面は短毛があり、粉白色。
夜になると小葉が閉じて垂れ下がる。

枝先に10~20個の花が集まつた頭花花序を総状につけ、夕方開花する。
花弁は長さ7~9ミリで下部が合着し、短毛がある。
雌しべは白色の糸状で雄しべより長い。
萼は長さ約3ミリの筒形。




               休憩
  
 去年はここを昇って行ったのだが、今回はここに降りてきたので、
 傾斜はきつく、結構大変でした。
 降りて、日影沢のバス停まで歩いて高尾の駅前でお茶してから帰る。
 京王線で新宿までが、事故で行かれないと言う・・。
 各駅で府中まで出たら、やっと回復して新宿経由で帰ることが出来た。

 ※昆虫コーナーは、嫌いな方は要注意かも🐝
去年、すっかり伐採されてしまったウマノスズクサの成長は遅い。
今年も先週見に行ったが、短い蔓しか出ていなった。
ここ数年愉しんできたジャコウアゲハの食草のウマノスズクサは、
去年も今年も花は無理だったが、今年は幼虫も卵も見つけた。
ただ、たくさんは育たないだろう。
葉が少なすぎたから・・。
それでも忘れずに産み付けて行ったジャコウアゲハがいて、
幼虫も育っていた。


幼虫


幼虫


卵が2個。

 

※今朝のアゲハは蛹化

▲朝にはしっかりになりました。
あと、10日~2週間後くらいが楽しみです。

▲脱皮殻と思われます。


▲今朝のアカボシゴマダラ🐝


▲キュートなアカボシゴマダラの幼虫の表情💛

 

        俳句季語稲の花(いねのはな)
      遠くとは川の向こうよ稲の花 細野谷 誠二

    懐かしい誠二さん、今はどうなさっているだろうか?
    覚え間違っていたら、ごめんなさい。
      私はこの句が大好きでしたよ。💛

 

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ジュズダマ(数珠玉)スベリヒユ(滑筧)カワラナデシコ(河原撫子)カキ(柿)アブラゼミ・アカボシゴマダラ・今朝のアゲハ(繭化中)とアカボシの幼虫

2022-08-11 06:59:22 | 野の花と昆虫

ジュズダマ(数珠玉)
 <イネ科ジュズダマ属>
熱帯アジア原産で古い時代に渡来したとされている。
数珠のように糸と針で繋げて遊んだり、お手玉の中に入れたりして
私たちの時代は遊んだものでした。
草丈は1~2メートル。
葉は長さ50センチ、幅1,5~4センチ。


茎の上部から枝を伸ばし、その先に壺形をした緑色の包鞘(ほうしょう)を
つける。包鞘(ほうしょう)の先から雄花の集まりと、
雌しべの柱頭が飛び出ている。
※左上のクモはたぶん、キシダグモ


つぼみのような包鞘の中で果実が熟し、黒く堅くなる。


11月頃のまだ白い粉がふいているような状態です。



スベリヒユ(滑筧)
 <スベリヒユ科スベリヒユ属>
日当たりのよい場所によく生える。
葉や茎を茹でておひたしにして食べたりする。
葉を茹でるとぬめりが出る事。
水気があつて滑らかな事が名前の由来。


赤みを帯びた茎は枝分かれして地を這い、上部が立ち上がつて
草丈は15~30センチになる。
葉は厚みのあるへら形で光沢がある。


茎の先に直径6~8ミリの5枚の黄色い花弁を持つ花をつける。



              休憩

▲カワラナデシコ(河原撫子)
 <ナデシコ科ナデシコ属>
秋の七草のひとつ



昆虫コーナーアブラゼミアカボシゴマダラの幼虫

今年初めて出会って、写真に撮れたアブラゼミです。


暑いので早朝散歩で出会ったアカボシゴマダラの幼虫。
我が家のより、だいぶ大きくなっていて太っていた。
大体榎の幼木で1匹見つけると、数匹いることが多い。




※今朝のアゲハの蛹化前とアカボシゴマダラの幼虫🐝

籠の蓋に糸で身体が落ちないようにしていた。
これから、蛹化が始まります。


今朝のアカボシゴマダラの幼虫。
「何?僕?呼んだ?」
黒い触覚が立派になってきました💛
本当なら、キュートな貌が撮れるはずなのだけれど、
此れでも、可愛い🐝🦋

       俳句春の季語のヒヤシンスだけれど・・
      忘れないうちに書いておきたい。

     泪よりすこし冷たきヒヤシンス  夏井 いつき

     昨日のA新聞の記事から夏井いつきさんの俳句です。

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アメリカホドイモ・タカサゴユリ(高砂百合)今朝のアゲハとアカボシゴマダラ

2022-08-10 04:20:57 | 野の花と昆虫

アメリカホドイモ
 <マメ科ホドイモ属>
初めて、数年前に出会って、なんとなく不思議な花だと思った。
この頃は、食用や鑑賞のためか植えている家に出会う事もある。
つる性多年草。
葉は互生し、5~7小葉からなる奇数羽状複葉。


小葉は卵形~披針形で先が尖る。
托葉は小さく、針状。


葉腋から偽総状花序を直立させ、10~40個の花を密につける。
花は外側が黄白色~淡紅色、内側が紫褐色になる蝶形花。


豆果は細長く扁平で、熟すと裂ける。



タカサゴユリ(高砂百合)
 <ユリ科ユリ属>
この頃、あちこちの道端で見かける。
日当たりのよい道端、空き地などにはえ、
高さ0,3~1,5メートル、時には2メートルにもなる多年草。
地下に径5センチで球形~広卵形の鱗茎をもつ。


葉は互生する単葉で密につき、長さ10~30センチの線形~狭披針形。


茎の上部に総状花序を出し、数個~十数個の花が横向き~やや下向き
に咲きます。


花は長さ15~20センチの筒状で白色、花被片は先が大きく
開いて反り返る。
花被片の外側は赤紫を帯びる事が多い。
果実は長さ5=7センチで長楕円形の蒴果です。

※今朝のアゲハとアカボシゴマダラの幼虫🐝


巨大になってきた!

もう、いつ繭化してもおかしくないのに・・
食欲旺盛です。


黒い触覚が目立つようになってきました。
しきりに触覚を動かしています。


背中の白い紋?もアカボシゴマダラ特有の形になってきています。

※今日はここまで。

  また明日🦋に続きます。💛


 

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アオギリ(青桐)ゴンズイ(権翠)の実・キツネノカミソリ(狐剃刀)・オオキツネノカミソリ(大狐剃刀)・セマダラコガネ・今朝のアゲハ・アカボシの幼虫・俳句歳時記

2022-08-09 09:13:35 | 野の花日記と昆虫

▲アオギリ(青桐)
 <アオギリ科アオギリ属>
落葉高木。
樹皮は緑色でなめらか。

葉は枝先に集まつて互生し、長さ15~25センチの大形の扁円形で、
浅く3~5裂する。はじめは葉の両面と葉柄に褐色の柔らかい星状毛があるが、
のち裏面を除いて毛は落ちる。


6~7月、枝先に大形の円錐花序を出し、

帯黄色の小さな花を多数開く。
花序の雄花と雌花が混じつて咲く。
花に花弁はない。
花弁のように見えるのは5個の細長い萼片で、開出して反りかえる。


始めは、↑上の5徳のような形になって、↓下のような姿になる。


果実は長さ8~10センチの袋果で、成熟する前に5裂する。
裂片は笹舟のような形で、縁に数個の種子がある。


種子は直径約、1センチの球形で、網状のしわがある。



樹皮は緑色で葉が桐に似ているので青桐(あおぎり)の名前がある。




ゴンズイ(権翠)
 <ミツバウツギ科ゴンズイ属>
山地に生える落葉小高木。
樹皮は黒緑色で灰褐白色の皮目が多く、縦に不規則な割れ目が入る。
葉は長さ10~30センチの奇数羽状複葉で対生する。


小葉は長さ4~9の狭卵形で、縁には細い鋸歯がある。



果実は半月形の袋果で、赤く熟して裂けると、光沢のある種子が現れる。↓下




                        休憩 
  
    ▲キツネノカミソリ(狐剃刀)
   <ヒガンバナ科ヒガンバナ属>
    山野に生える多年草。





オオキツネノカミソリ(大狐剃刀)
 <ヒガンバナ科ヒガンバナ属>
 オオキツネノカミソリの方が、花が大きくなにより雄しべが花びらより
 長く突き出るで見分けがつきやすい。




昆虫コーナーセマダラコガネ

セマダラコガネ
<コガネムシ科>

※今朝のアゲハとアカボシゴマダラ🐝

もう~すごい食欲で身体も大きくなり6センチ強
蛹になると嬉しいけれど・私はこの時期の
”腹ペコ青虫状態”が一番好きです🐝
ちょっと、威厳も出てきて、迫力があります!

アカボシゴマダラも身体がしっかりしてきた感じです。


見つけやすくなりました💛
なるべく新鮮な葉をあげるようにしています。

     俳句季語千屈菜(みそはぎ)
     溝萩(みぞはぎ)・精霊花(しょうりょうばな)
   などと使う。(ちなみに植物辞典では禊萩(みそはぎ))
     みぞはぎは大好きな花愚図な花  飯島 晴子

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ホソバイヌビワ(細葉犬枇杷)イヌビワ(犬枇杷)クリ(栗)の実・ヤブキリ・今朝のアゲハとアカボシゴマダラの幼虫・俳句鑑賞

2022-08-08 05:56:23 | 野の花日記と昆虫

ホソバイヌビワ
 <クワ科イチジク属>
イヌビワはよく植物園などで見ているが、ホソバイヌビワは
少し、珍しいかもしれない。赤塚植物園の裏口の入り口に生えている。


落葉低木で、小枝を傷つけると乳液が出る。
葉が普通のイヌビワより、細く長いのが特徴。
雌雄異株。


秋に雌花のうは直径1,5~1,7センチの果のうとなり、熟すと食べられる。
雄花のうは赤くなるが食べられない。


イヌビワ(犬枇杷)
 <クワ科イチジク属>
山地や丘陵によく生えるのを見かける。
イヌビワも熟すと食べられる。雌花のうは実の上が平べったくなり、
食べられない。


秋、11月頃、赤く熟して無花果(いちじく)に似た実で食べられる。



クリ(栗)の実
<ブナ科クリ属>
山地に生える落葉高木。
葉は互生し、長さ7~15センチの狭長楕円形で針状の鋸歯がある。


堅果は長い刺のある殻斗に包まれる。



花は6~7月頃咲く。これはもう小さな実がつきだしています。

             休憩
  

  お散歩のJ公園にて犬も入れるレストランでブランチ中

昆虫コーナーヤブキリかな?


▲ヤブキリ
<バッタ目キリギリス科>

※今日のアゲハとアカボシゴマダラの幼虫

もう、6センチほどになって、
いつ蛹化しても不思議じゃないのだけれど、
食欲旺盛です。


この立派なフン♪みて下さい。
腹ペコ青虫”状態です。


※アカボシゴマダラの幼虫は、
黒い触覚がよく動きます。
身体の白い斑もくっきりしてきました。

         俳句季語夏
   朱夏(しゅか)・炎帝(えんてい)などと使う。

     泉の底に一本の匙夏了る  飯島 晴子

    飯島晴子の私が一番好きな句だ。

   

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