新潟はバスなどの公共交通機関の運行が少なく
出かけるためには車が必要な「車社会」です。
車社会は裕福な生活ではなく、車がないと生活できない
交通インフラが脆弱な街のことです。
(なんとなく、留学先のセント・ルイスの生活を思い出しますが)
患者さんも高齢になり、運転免許を返納される方が
だんだん増えています。
近くのクリニックには通院できるけれど、紹介された
離れた場所の病院への通院は大変です。
バスの便が悪くてタクシーを使わなければならないのですが、
最近、新潟でもタクシー台数が減って、電話しても
なかなか来てくれません。
病院へ通院するために予約しようとしても、予約を受けてもらえず
困っている患者さんが多くなっています。
だから、高齢になっても運転免許を返納せずに事故を起こさないか
家族が心配したり。
日本はますます老人にとって住みにくい国になってきた気がします。
さらに、政府は老人を大事にしない国にしていますし