大阪など関西圏は新型コロナを抑え込めたと首都圏よりも早く緊急事態宣言を
解除したときには、吉村知事も感染のコントロールに自信を示していました。
個人的には、リバウンドはあるものと思っていましたが、解除後どのくらい
感染増加を抑えられるのか、「第四波」の高さは低く抑えられるのかと
注目していました。
もちろん、医療側にはリバウンドの懸念がありました。
「大阪府 新型コロナウイルス新規感染者数」
(
https://news.yahoo.co.jp/pages/article/covid19osakaから引用)
解除と同時に街に出る人が増え、飲食店にも人が多くなっていたので心配して見ていました。
感染がはっきりする解除後2週間には感染数が増え始め、その後は急速に増加の一途
「人とともにウイルスは動く!」
「飲食の場で広がる!」
という、今まででわかったコロナ感染の原則通りになってしまいました。
また、感染力が強い
「変異株」が広がっているのか、新潟県の事例でも
一人感染すると家庭内や職場などでどんどん感染が広がっています。
厚生労働省が、去年12月に東京都や大阪府など5つの都府県で
20歳以上の男女合わせておよそ1万5000人に抗体検査を実施した結果では、
抗体を保有していた人の割合は、
▽東京都が1.35%
▽愛知県が0.71%
▽大阪府が0.69%
▽福岡県が0.42%
▽宮城県は0.14%
と多くに人で新型コロナウイルスに対する抗体がないことが
わかりました。
(
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210330/k10012945351000.htmlから引用)
無症状の人の感染も多いので、知らないうちに感染して抗体を持っている人が
増えてきているのではないかという、個人的な予想は全く覆されました
やはり、コロナワクチン を国民の多くが受けて抗体を持つ人が増やすしかないようです。
さらに、コロナウイルス に対する効果的な治療薬が出てきないと治療も大変です。
新型コロナウイルス 感染対策として、リモート推進し、外食自粛、人との接触を
減らす
「新しい生活様式」もさっぱり定着せずに、「我慢の限界!」とばかりに
人が出ている現状では、コロナウイルス のコントロールは無理かなと悲観的になります。
「アクセルとブレーキの使い分け」では今後も感染が抑えられずに、「常にブレーキ」と
ならないようにするために、飲食の時短要請だけでなく、根本的な対策を打ち出さなければ
なりませんが、今の政権では期待できません