今日4月8日は
HALクリニックの開院日で14周年になりました。
2010年に開院した時には、「心臓血管外科」として、どのような未来が
開けているのか、どのような診療をすることが地域医療の中で可能なのか
五里夢中でした。
最初は認知されない変わった変わったクリニックで、やがては
心臓や血管の病気について気楽に相談できるクリニックになりました。
その後は、心臓弁膜症、狭心症、不整脈(心房細動、発作性上室性頻拍)、
下肢静脈瘤、深部静脈血栓症、閉塞性動脈硬化症と入った患者さんが増えて、
病院の循環器内科や心臓血管外科との間で患者さんのやりとりが増えています。
整形外科や産科などから深部静脈血栓症や心臓弁膜症の検査依頼も
常にあります。
現在は、「地域にある心臓や血管の病気の窓口」としての役割が定着しました。
これからの理想の姿は心エコー検査や下肢静脈エコー検査がすぐに行えて
即座に診断結果を出せて「病院の心臓血管外科の外来」と同じような
機能を持つクリニックとなることです。
病院の心臓血管外科の外来が、病院外にワープしたようなイメージで。
さて、来年の開院記念日のどこまで夢が叶っているのでしょうか?
(これは懐かしい2010年4月の情景です)