Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

東京都議選プレビュー

2017-07-02 21:06:26 | 国際・政治

2017=平成29年7月も、拙ブログを宜しくお願い致します。本日は、全国が注目の、東京都議選の投開票が行われ、報道各社の出口調査によると、小池現知事が率いる「都民ファーストの会」が、連携する公明党と合せ、過半数を制しそうな勢いだと言う。

有名な、築地の東京中央卸売市場の豊洲移転問題や、三年後の東京五輪及び障害五輪への対応など、極め付きの難題に直面するも、去年の小池フィーバーはまだ衰えていなかったと言う事か。市場移転の問題は、自民都連の不適切な対応も、それは一定あるだろうから、都民有権者は、その辺りも勘案して投票行動に出た所もありかと心得る。

その自由民主党、今度ばかりは大苦戦を余儀なくされている。前述の、不足気味の市場移転や五輪対応などにも見られるが、小池知事ご指摘の「古い議会体質」に依存し過ぎた結果が、今回の濃い敗色に表れているのではないか。加えて、国政レベルの問題に触れるのは適切を欠くのは分るが、安倍政権の閣僚や、与党議員複数に、舌禍など芳しからぬ失態が多くあったのも、所謂「森加計」問題での説明不足共々、都議会勢力後退の原因となった所は事実だろう。つまり、安倍大臣に、党内や内閣の組織を適切に統御する、ガバナンス能力が大きく不足していたと言う事だ。

少し前までは見事にまとまっていた組織が、やはり安定多数派の気の緩みが出たのか、その「まとめ力」が大きく低下している様に思えてならないのだ。都議選結果は、その後の国政選挙の動向をも左右すると言う。朝鮮半島など、我国周辺の国際情勢も緊張の度を高めている折だけに、安倍政権には今一度、今回の選挙結果を踏まえ、本気で反省的総括をお願いしたい。失態や不足の目立った一部閣僚は、内閣改造を前倒しして、冷厳に交代させる位の姿勢があって良い。

安倍政権と対立する立場の「例の」四野党のあり様も、決して芳しいものではない。日共が善戦してはいるが、元々都内に強い選挙地盤があるだけに、このレベルの戦果は「予定調和」。むしろ、選挙運動中に、都政とは無関係な国政レベルの問題を持ち出しては、過度な攻勢に出たり、安倍大臣の人格攻撃にまで及ぶ、芳しくない所もあった。その事が、昨日午後、東京・秋葉原の安倍大臣遊説の折、一部の左派系運動員・聴衆複数が、罵声を発したりの暴挙に出た一因になったと見る事もできよう。公職選挙法が禁じる「気勢上げ行為」そして「選挙の自由妨害」そのものである事は、疑いを入れない。問題の連中は、直に党派は断定できないが、左派容共勢力が背後にあった疑いが強くある。何よりも、日共は、戦後一貫して破壊活動防止法規定の「要監視団体」である事を、忘れてはならない。

小池知事のグループ「都民ファーストの会」が圧倒的優位となる事により、安倍自公政権は、相当な影響を被る事だろう。安倍大臣は、この状況をよく見据え、今後は間違いの少ない政権運営をお願いしたいものだ。又、政権批判や攻撃に明け暮れた、蓮舫民進党も、退潮が確実視されている。今後を見据えるに当たり「本当にこのままで良いのか」寄せ集め体質から抜け出せない党のあり様を、一度位本気で振り返ってはどうなのか。健全な党運営の為には、党内左派「菅~枝野~辻元ライン」の放逐も視野に入れるべき。それができるか否か、蓮舫代表は、これから大いなる痛みを伴う「踏み絵」を強いられる事だろう。

今月最初の画像は、昨日午後、当地東郊の春日井市内で目撃した、首都圏からの珍客来訪の図。渦中の都内より、臨時特急「木曽あずさ」で、長野・南木曽(なぎそ)まで乗り入れた、JR東日本の旧国鉄特急編成が、一泊すべく、春日井市内のJR基地へ向かう途上。今回は「回送」の行先盤がちと残念だが、次回こそは長野県下まで足を延ばし「あずさ」の列車名を掲げて走る図を捉えたいと願っている所です。今日午後が復路。今夏は、後二回、8月下旬と9月前半に、臨時運転がある様です。

 


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