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「粟谷明生の解能新書」カルテその2 ご案内
昨年好評の「粟谷明生の解能新書」は今年も予定通り7月11日(日) 16時より70分[受付開始15時30分]喜多能楽堂にて開催いたします。
今回はバレエダンサー・岡田晃明氏と能の指導をさせていただいております日本舞踊の尾上博美氏をお迎えして、進行役を女優の . . . 本文を読む
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明日、はじめて能をご覧になる知人がいらっしゃいます。
一般的に能楽鑑賞は
「敷居が高い!」
「難しい!」
「古臭くて退屈しそう!」
と、思われる方が多いと思います・・・私、否定はしません。
能楽は作品内容にもよりますが、やはり謡う文言が古文なので難しく、しかも聞き取りにくかったら、敬遠されてしまうのは仕方がないかもしれません。
. . . 本文を読む
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昨日『小塩』の申合せ(リハーサル)があり、その後に装束を用意しました、準備万端です。
『小塩』の主人公、在原業平は沢山の歌を詠んでいます。
15歳の時、奈良の春日野に鷹狩に行った時、気になる姉妹が目に入ると、すかさず和歌(ラブレター)を送ります。
♪「春日野の若紫の摺衣
忍ぶの乱れ、限り知られず」♪
(訳 春日野には紫草のみならず
あなた . . . 本文を読む
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紫陽花が咲きはじめました。
花は、毎年変わらず綺麗に咲きますが、私は少しづつ変わっていき、それが判るのも「成長」と思えば、それはそれで「吉」なのかもしれませんね。
今日も今週末に勤める能『小塩』をご紹介します。
『小塩』の後シテは在原業平の霊で、在原業平自身が登場する演目は『小塩』と『雲林院』の二曲です。
&nbs . . . 本文を読む
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能『小塩』の主人公(シテ) 在原業平は「昔男」「色好み」と言われたモテモテ多情の人だったようです。
大原野には業平とゆかりのある「十輪寺(小塩山)」があり、境内には業平の墓と伝えられる小さな塔があります。
毎年5月28日には業平忌の法要が行われていると「謡曲史跡写真集・駒札百三十三番を立てる」に記載があります。
以前は演能前に謡跡めぐりをして演能資料集めを . . . 本文を読む
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月日の流れが早すぎませんか?
年が明けて梅の香りを楽しんでいると、桜の開花がはじまり、あっという間に躑躅や藤が咲き乱れ、梅雨に入れば紫陽花の花が綺麗に咲く、と・・・・もう夏です。
今年は、5月に梅雨入りしそうですが、あまりに早過ぎませんか?
「時よ! そんなに急がないでおくれ!」
と、早々にワクチン接種予約が出来た明生爺は嘆いてお . . . 本文を読む
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能『小塩』は、京都市西京区西部の大原野での出来事です。
若かりし頃、能『小原御幸』(他流は大原御幸)の京都市左京区の大原と間違えていたことを恥ずかしく思い出します。
ちょっと脱線してしまいますが、京都在住の喜多流能楽師の高林呻二氏からの情報が、とても興味深いので引用いたしますと
「寂光院の大原は「おはら」、小塩の大原は「おおはら」と読み分けていたのです . . . 本文を読む
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5月23日(日)の「喜多流自主公演」は予定通り開催いたします。
但し、既に予約されていらっしゃるお客様のみのご入場の制限付きとなりますこと、ご了承の程よろしくお願い申し上げます。(チケット販売は停止しております)
私はこの5月公演にて、初めて能『小塩』を勤めます。
先ず能『小塩』のあらすじを簡単にご紹介いたします。
. . . 本文を読む
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