能に「夜桜」という言葉がよく出てくる。 例えば~~『西行桜』 今週は桜満開でいたるところで花見・酒盛り・大宴会でしょう~~ そしてゴミの山が残るであろう あ~~上野のお山もどこも、かしこも名所はゴミだらけかな? 人はどうして汚したままでいられるのかね~~ いっそ花見なんか、なければ! 花見酒宴禁止! というのが~~ 西行さんだ。 「そんなの桜のせいにしないでよ!」と 夜に現れるのが老い . . . 本文を読む

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能楽堂に行ってきました! 工事の業者の方がいなかったので、こっそり舞台を撮影してしまいましたので、 ここにご紹介させていただきます。 真っ白、 本当に真っ白け~~~ どこかの洗剤のコマーシャルではありませんが、 なにか良い匂いがしそうな、綺麗に改修された本舞台の床板です。 ただ柱など床板以外は昔のままの良い色のままなので、 特に笛柱が一本舞台に黒く立っているのは~~~ ま~~~しょうがない . . . 本文を読む

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昨日は久しぶりに演能レポート『蝉丸』を書いた。 ので~~~ ここに書く暇がなかった、今日もない! これから能楽堂に行き舞台を見て、産経学園の指導したあとは 横浜港北のイケアに家具を捜しに行く ただそれだけの一日です。 以上、報告終わり! . . . 本文を読む

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私は現在51歳。 まだまだ若いつもりだが~~ 「あっ!年くったな~~」っと感じるときがある。 体力の減退、記憶力の減退、エトセトラ~~~ 研究公演(平成12年)で能『実盛』を勤める頃より、 人間には避けられないテーマ、 「老いる」が身近に感じるようになった。 武将、齋藤別当実盛の「老い」とは、 戦場で死ねない無念さを意味していた、と何かに書いてあった。 なるほどね~~~ 父は能舞台という戦場 . . . 本文を読む

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昨日はフィギュアスケート世界選手権で安藤美姫選手が金、 浅田真央選手が銀。 日本の選手が世界のトップレベルにいることが実証された。 きついトレーニングに耐えて、いい成果が出たのだから、 喜こばしいことだ。 テレビに釘付けのアキ君であったが~~~ 演技を見ていても、その技術の難易度は~~~ 実は判らない。 ただただ、きれいだ! うつくしい!と感心している。 3回転ルッツ、3回転トーループ、4回 . . . 本文を読む

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大蔵流狂言の山本東次郎氏が日本芸術院賞を受賞されました。 あめでとうございます! ところで~~~ 女の仕事場についてのニュースが気になった! 女性の大工さんが現場に現れたという。 力仕事で危険も伴う、男の仕事! と思っていた世界にも女性が進出してきた。 現場の声は~~というと 現場が和やかになっていい! 新風を歓迎している。 はて? 今までどうして出現出来なかったのかな? それは~~~ . . . 本文を読む

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素人会での素謡の地謡は勉強になる。 上手い地頭について謡い学習して、お小遣いもいただく。 芸人とは~~~ そういうものなの~~ と父も言っていたな~ ところで~~ 最近はお弟子が心底喜ぶような地謡というのが~~ 沢山あるだろうか? おべんちゃらで「先生様、有難うございました!」 とご挨拶はされるだろうが とこかで 「あ~~あ、がっかり」 なんて仰っているかもしれない、のだ。 先日『砧』を . . . 本文を読む

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A4サイズのコピー紙を集めたら、この厚さになった。 これは私が一年間書き続けた「粟谷明生の気ままな我が儘ブログ」の 投稿記事を集めたものだ。 この秋の父の一周忌に合わせて刊行が予定している 「父からの話(仮題)」 粟谷明生著の 原稿書きの資料にと、愛弟子に作成してもらった。 読み返してみると~~~ ま~~ よく、これだけ、くだらない事、 たまにはいいこと?を 書いてきたものだ! と自分ながら感 . . . 本文を読む

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大阪菊生会に参加ありがとう! 写真約束通り、公開します。 今年の9月の明生会には何人か東京まで遠征して下さい。 東北大と阪大の競演、共演というのも おもしろくなくない? 面白いよね!だ、 . . . 本文を読む

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大阪菊生会は今年より私が継承し指導しております。 その第一回目、粟谷菊生追悼 大阪菊生会が今日あります。 「せんせ、一生に一度、私お能舞いたいの! それまでせんせ、元気でいてね」 そう約束したのに~~、 とお嘆きの藤原 靖様が今回、初能で『半蔀』を勤められる。 「せんせ、約束、破りはったわ! でも屹度どこかで見ていて下さるから~ 私、頑張るわ!」 と続けられた。 屹度どこかで~~、 もし . . . 本文を読む

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今年の御神能番組をご紹介します。 16日(初日)9時始 翁・弓八幡 シテ 粟谷明生 ツレ 佐藤 陽 八島    シテ お素人(出雲社中) 半蔀    シテ お素人(出雲社中) 天鼓    シテ 出雲康雅 猩々    シテ お素人(出雲社中) 17日(二日目)9時始 観世流公演 18日(三日目)9時始 枕慈童   シテ 狩野了一 経政    シテ 粟谷充雄 半蔀    シテ 北岡 穆(粟谷社中 . . . 本文を読む

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従兄弟の能夫とふたりで催す「新・粟谷能の会」が 昨日からスタートした。 「げにや一人ましまさねば~~~」 父がいないのが、本当につらい、痛い! 能はシテ一人主義みたいな事を言われるが~~ さにあらず、 シテだけがいくら頑張ってもだめなもの。 ツレや地謡、三役とサポートして下さる方々の良いお力添えがあってこそ、 成果が出るというもの。 とりわけ地謡は大事。 今回の番組は父が謡ってくれるから~~ . . . 本文を読む

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明日は粟谷能の会なので、 さすがに今日は仕事(弟子の稽古)はしないでいるが~~ でもなんだか忙しい~ 3年前、この番組作成時は『定家』の地謡を謡い、『葵上』のシテという設定は 父が謡ってくれるから~ という上でのことであった。 あ~~~ 現実は~結構きびしい。 でも、ま~~頑張るしかない。 ここでブログをご覧の方に限り、明日の私の演能のご案内! まずは~~『葵上』の前シテに使う「泥眼」に . . . 本文を読む

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