万物は常に変わり一定しない、と説く釈迦の無常観。 先日、たまに行く料理屋の名物の一品「もやし炒め」を注文すると、 「あれはメニューから外しました、もうありません!」と言われた。 「え!なぜ? 美味しかったのに」 「すいません、もうありません」 人の世は変わりやすいもんだなあ、と無常を悟ったような気になったが、その後、麺を注文したらなんと、もやしがたくさん入っていた。 この世は変わっているの . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



車内でお扇子をパタパタと仰ぐ人を見ると、職業柄どうしても扇の扱いが気になってしまう。 はっきり言わせてもらう。 持ち方が変! おかしい! だから仰いでいる姿が美しく見えない。 特に女性のおかしな持ち方は目を覆いたくなる。 綺麗なお化粧をされても、品がなく、安っぽく映ってしまうから損だ。 日本人ならば、正しいお扇子や扇の持ち方を是非覚えていただきたい。 7/18(火)からはじまる「粟谷 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



2017年、5月号「能楽タイムズ」の批評と感想のコラムを担当された村上湛氏の「三月の舞台から」に第100回粟谷能の会(3月5日)『石橋』シテ・粟谷明生の舞台の批評が書かれています。 もとより一個人の批評と感想ですので、批評された者としては、批評、感想は真摯に受け止め改善を心がけたい、と思います。が、しかし記載の一部に喜多流本来の型で勤めたにも関わらず、さも私が喜多流らしからぬやり方、まるでサボリ . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



「能は難しい、敷居が高い!」と思われていませんか? 確かに能は難しく敷居は高いかもしれません。 しかし、難しいからこそチャレンジして、高い敷居を思い切って飛び越えてみてはどうでしょうか? 能の本当の面白いゾーンが発見出来るかもしれません。 自分の意思で、体験してみる! 能を知る一番の近道です。 能は自ら演じることで、その面白さを感じることが出来るのです。 普段、出さない大きな声を出して、 普 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



老女物の秘曲『姨捨(おばすて)』は喜多流と金剛流は『伯母捨』と書く。もちろん内容は同じだ。 能『伯母捨』では、老婆を山に捨てる可哀想な話は狂言方のアイ語で紹介されるだけである。能『伯母捨』をご覧になる時、姨捨伝説をもとにした深沢七郎の小説「楢山節考」をもし想像される、と能舞台では想定外の世界が繰り広げられるので、予め驚かないように、と演模者側として前置きをしておきたい。 では、能『伯母捨』はな . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



5日の初稽古は1月29日(日)の喜多流特別公演で勤める『望月』と、9日の新春特別企画「能楽鑑賞&体験教室」の仕舞の稽古からスタートした。 『望月』の被キは平成12年。 もう17年も前のこと。 写真の子方の息子・尚生と、今は亡き太鼓の金春国和氏を見ると、目頭が熱くなるのは、老いたせいだろうか。 61歳の今、44歳の若さ溢れる動きはもう出来ないだろう。 が、物語を進行させる科白だけの謡を大事に謡い . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



初夢は元旦の夜と正月二日の夜の二説があるが、今年はどちらも「ゴルフ」と「能」の夢を見た。 ゴルフの話をしよう。 最近ゴルフにハマっている。 昔は「同伴者のお邪魔にならない程度でプレイ出来ればいい」と思っていたが、最近は「やるなら、よいスコアを出したい!」と欲が出て来た。 子供の遠足の前夜同様に、ラウンド前夜はもう楽しみでワクワクしてしまい、寝付けない時もあるほど。 このワクワク度は期待と興奮が . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



28年1月9日(祝日)13時より東京・五反田の池田山舞台にて「粟谷明生の能楽教室」がございます。 第一部は私自身、能の基本的な番組順「神」「男」「女」「狂」「鬼」を『高砂』『八島』『羽衣』『弱法師』『船弁慶』の五番を仕舞で解説をしながらご披露いたします。 第二部は参加者の皆様に、能面・能装束を身につけていただいたり、小鼓を打って音を鳴らしてみる、「観て、触れる」体験で能楽を楽しく学んでいただ . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



28年11月3日の文化の日は、東京の池田山能舞台にて「粟谷明生の能楽1日体験教室」を行いました。 13時クラス9名様、15時半クラスは13名様と沢山のご参加を頂き、和気藹々とお稽古時間90分を、謡って、舞って、面をつけて、小鼓も打って頂く盛りだくさんの内容となりました。 13時クラス 15時半クラス 全員一緒に舞います 小鼓も7つ、用意しております。 今回も好評をいただき、皆様と . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



「そんなことは、あさめしまえ」は、江戸時代、朝飯を食べる前の一仕事のことで、簡単に仕上げられる、きわめて容易な作業のことを言った。 江戸時代以前は、庶民は一日二食。 四季により食べる時間は少し変わるだろうが、朝めしと夕めしの二回で、昼めしは、なかったことになる。 私も肥満のこの身を改善したく、一日二食をはじめ、そろそろ一ヶ月が経とうとしている。 朝の空腹感が快感となって、すこぶる快調で、しかも . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



能楽師は30代から50代にかけて芸に個性が出てくる、と思っている。 個性を匂いに置き換えると、芳しい香りもあれば、鼻をつまみたくなるような独特の匂いもある。 10代や20代にももちろん匂いはあるが、まだ芸が出来上がっているとは言えないから、匂いとは呼べないだろう。 60代以降は、すごく良い匂いがするようになるのかと思っていたが、不思議と匂いは消えていくようにも思えてきた。 もちろん個性が無くなる . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



世の中、すべて新鮮なのものがいい、とも限らない。 野菜はとりたてが新鮮でいいだろうが、魚や肉は必ずしもそうでもない。 例えば、魚の赤身や白身のお刺身は、少し時間が経って寝かせたものが釣りたての固い身よりはるかに美味しい。 「腐る寸前が最高!」は、ちょいと怖気付くが、魚や肉は少し寝かせたものを口に入れたい。 若いピチピチの新鮮なお堅い能楽師も悪くはないが、60代の熟成柔らか煮込み能楽師もよろし . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



耳が二つに、口一つ 「話す倍、聞きなさい」と、神は人を作ったのだろうか 気の置けない三人と食事をすると、はじめは静かな話し声も、お酒が入ると、次第に声は大きくなる。お喋りの量も自然と増える。 そして遂に相手が話しているのを聞こうとせず、自分の言い分を押し通すから、まるでヒラリーとトランプのようだ。 61歳になり、そろそろ落ち着いた大人になりたいと思って、「これからは人の話をちゃんと聞ける男にな . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



先日、友人宅で久しぶりに鰹節を削るところを見た。最近は、薄く削られた鰹節パックが市販されているので、わざわざ削り器を使うことは少なくなったが、鰹節を削る音は子供の頃を懐かしく思い出させてくれた。 身を粉にして、と言う言葉がある。古臭い感じがしないでもないが好きな言葉だ。 身を粉にして謡う、 これは父の言葉。 謡は独特な発声をするが、その声は能役者の体内に無尽蔵にあって永遠に出るもの、とお思い . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



「時間の使い方がうまい人は、先の予定がどうなるかわからなくても先にスケジュールを入れ、へたな人はその日が空くとわかるまで入れない。一流の人は先にスケジュールし、二流はあとから入れようとする」 と中谷彰宏氏が著書「一流の時間の使い方」で書かれている。 私はその日が空くとわかるまで入れないタイプだから二流であるが、時間は自分で工夫して空けるように努力はしている。 中谷氏の言葉を続けよう 「例えば . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ