「チャイナプラスワン」という言葉を耳にする。 日本の大中小の企業は中国をマーケットに商いを広げているが、最近の中国の情勢を見ると対象を中国だけに決めつけて応対するのは少々リスキーな気がする。 なにかアクシデントが起きたときに選択肢が一つしかないというのは商いに限ったことではなくダメージが大きく立ち直れなくなるかもしれない。相手を一つに決めつけない予備、プラスワンは必須だ。 一途な対応、限定と . . . 本文を読む

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昨日、大阪で『松風』の地謡を謡っている頃、NHK・教育テレビでは喜多流の能が放映されていたようだ。 私が気になるのは仕舞『忠度』だ。シテ友枝昭世の地謡をどのように謡えたのかが気になり、早く映像を見たいが・・・、実は予約録画を忘れてしまい自宅では見られない。 どなたかに見せていただくことにするが、さてそろそろ忠度さんから離れて『船弁慶』静ちゃんや弁慶さんのご紹介に入りたい。 ということで今日が . . . 本文を読む

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昨日は今年はじめての阪大喜多会の稽古でした。 大学校舎内の広い稽古場を借りて、仕舞3番と連調『田村』、そして3月10日大槻能楽堂で行われる「粟谷菊生七回忌追善・大阪菊生会大会」で『月宮殿』のツレ役(鶴と亀)を勤めて下さる、OGの小薮さん、辻次さんの稽古もしまして、4時半撤収、5時半には梅田の某居酒屋で後席となり、学生さんたちと楽しいひとときを過ごしました。 「これからの舞いたい曲は?大西さんから . . . 本文を読む

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「日本人が9割間違える日本語」(PHP文庫 本郷陽二著 本体¥571)を読み、私は完璧な日本人であることを証明してしまった。もちろん、これは決して嬉しいことではないのだ。 「最近の日本語って乱れていない? 特に、あれよくなくない?などは言語道断!」 と大人ぶって氾濫している日本語を嘆いても、自分自身がこの有様ではもうお恥ずかしい限りだ。ちゃんとした日本語を知らなくてどうする!と今自分に怒ってい . . . 本文を読む

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今回は藤原俊成について少々触れておきます。 藤原俊成にはたくさんの子どもがいますが、その内のひとりにあの有名な藤原定家がいます。 この親子共に長生きで俊成は91歳、定家も83歳までと、当時としてはかなり驚異的な寿命です。歌人は長生き、と聞いたことがありますが、昔からだったのでしょうか。 その俊成卿に後白河法皇より勅撰和歌集の編纂の勅命が下り「千載集」に取り組んだのが、寿永二年(1183年)7 . . . 本文を読む

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能『俊成忠度』を勤めるにあたり、平忠度の人物を能の詞章を取り入れながらご紹介します。 平忠度(1144年~1184年)は平忠盛の六男、清盛の腹違いの末弟で、母親は歌人として有名だった藤原為忠の娘。母を早くに亡くした忠度は熊野の豪族に預けられ武勇を身につけながらも母の血筋を受け継ぎ歌人としても活躍し、文武両道を極めた優れた武将として名を残しています。 平家物語「忠度都落」(七巻)、「忠度最期」( . . . 本文を読む

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観劇や鑑賞なさる方は周りへの配慮が必要だ。 観劇マナーというか、まあ常識なのだが。 ある観客の方との会話を皆様にも知って戴こう、とここに投稿する。 ある観客の方は能を観る者の非常識がたまらなく嫌だ、こんな状況が改善されないなら、もう二度と能など観ない!と声を荒げていた。 「え、なにがあったのですか?」 「寝てしまうのは仕方が無いとしても、でも大いびきでの熟睡は観ている人には大迷惑」 「い . . . 本文を読む

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昨日はセルリアンタワー能舞台にて社中の初会があり無事に終えて、今一段落ついて休息中だが、3時からは『俊成忠度』の稽古をして、夜は2月4日の能楽学会での講義の打ち合わせ・・・とスケジュールはギッシリ詰まっている。こういうのが苦に成らないのが私の性分である。 写真は番外仕舞『是界』を舞う私を私の妻が撮影したものである。 金子敬一郎君が、わざわざ70~200ミリF2,8というメチャクチャ重いレンズを持 . . . 本文を読む

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JR東海の月刊誌「ひととき」に能が取り上げられ紹介されています。 観世、金剛の宗家をはじめ、片山九郎右衛門氏、曽和尚靖さんも写真入りで取材されていますので、ご覧下さい。 今回もまた他流の宣伝ですが、能が紹介されることは嬉しいこと!ですよ 明日はセルリアンタワーホテル能楽堂で社中の会を行います。 4時半頃に番外仕舞『是界』を勤めます。 ご入場無料、ご来場大歓迎です。 文責 粟谷明生 . . . 本文を読む

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父に「『忠度』はどんな曲?」 と聞いたことがあった。高校生ぐらいだっただろうか・・・。 稽古会で舞囃子『忠度』を舞うことになり 「どのような心持ちで?」 と偉そうに聞いたのだろう。返って来た言葉は 「薩摩の守。ただ乗り!・・・無賃乗車」 だった。 一瞬白けたが、年齢に不相応な質問しやがって、とたぶん思っているのだろうな、と思い、それ以上の会話を辞めたことがあった。 「薩摩の守!」 は、もち . . . 本文を読む

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日本のタイヤメーカー・ブリヂストンは、はじめは足袋の製造会社として創立された。足袋づくりで培ったゴムの製造技術を活かしてタイヤ会社へと転身した、とらしい。 3月3日粟谷能の会で『俊成忠度』を勤めるが、藤原俊成、定家の歌道の名家の流れは、三家に拡がったが、そのうちの二家が断絶となり、今は冷泉家が継承している。 冷泉家のご先代は残念なことに第二次大戦で戦死されたので、今の御当主は入り婿された方らし . . . 本文を読む

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はじめて入る店は、期待と不安で客も緊張するが、一見さんを迎えるお店側も同様だろう。 ある和食屋に入ると、なかなか店構えが綺麗でお洒落、内装も清潔感溢れていていい。しかも個室もあるので気に入った。 まずはビールを頼み、お通しが付くのかを聞く。近頃お通しを拒否出来るお店があるので、ここはいつも外さずに聞くことにしている。まずいお通しに銭払うほど嫌なことはない。 さて「お通しは出るのか?」 と可愛い . . . 本文を読む

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今年の東北・北陸地方は雪が多く日本海側の酒田も昨年同様お正月から大雪に見舞われている。1月の新年謡い始め稽古会は、恒例の料亭「香梅咲(かめざき)」で行われる。お庭は雪景色で情緒があっていい。が・・・聞こえて来る謡いがその情緒に似合うかどうかは、さておき・・・・ 現在・酒田の稽古場は女性陣が減少して、男性のみとなっている。それも20代30代の若者が習いに来てくれるのが嬉しい。しかし残念なことに折 . . . 本文を読む

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粟谷能の会のチケットは「粟谷能の会事務所」と「粟谷明生事務所」そしてインターネットでは「粟谷能の会・ホームページ」「粟谷明生ブログ・チケット申込み」でご購入いただけるようになっている。 その他に「ぴあ」と「国立能楽堂チケット売り場」にても取り扱いをしているが、現在「ぴあ」は完売。「国立能楽堂チケット売り場」は千駄ヶ谷の能楽堂まで足を運ばなくてはいけないのでご面倒をおかけしているかもしれない。 . . . 本文を読む

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3月3日の粟谷能の会で能『俊成忠度』と『船弁慶』の二番を勤める。『俊成忠度』は高校生の時に稽古を受けたが、公開では今回がはじめてだ。 「恋せずは 人も心も なからまし もののあはれも これよりぞ知る」 人は恋をしないと本当の心情、この世の情趣というものを弁えることがない、恋をしてはじめて人間は一人前、と。これは『俊成忠度』に登場する藤原俊成の詠んだ歌だ。いい歌だが、能『俊成忠度』にこの歌は出 . . . 本文を読む

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