極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

2015年のスピードアクセル

2011年06月10日 | 創作料理



 

【蒸すクック革命:餃子編】


面倒なランチタイムを抜くとまた変だし力が出ない。ここ三日は例の餃子で
済ませている。この餃子、歴史は古く、中国の春秋時代(紀元前6世紀頃)の
遺跡からすでに食べられていたという。敦煌の唐代の墳墓では、副葬品とし
て壺に入った餃子が乾燥状態で発見されている。中国華北の料理で、東北部
の食習慣として定着。清朝成立とともに中国料理の代表として普及した。そ
れとは別に華南で発達した点心として食べられる蒸し餃子があるというから
‘蒸す餃子’はさしずめ南方がルーツなのかもしれない。
日本国内で初めて
餃子を食べた人物は江戸時代の徳川光圀が亡命していた朱舜水から教わった
という話だが、日本で初めて工場で作った生の餃子を販売したのは株式会社
紀文食品だと知り、へぇ~と感心する。

 

チルド食品とは、流通販売に冷蔵・冷凍庫を用い、+5゜C~-5゜Cで保管
する食品のことで次の3種類があり、チルチル(代表的なチルド食品)製造、
流通、販売まで一貫してチルド状態を保つ。フローズンチルド製造直後は凍
結し、問屋またはスーパー、小売店等で解凍し、冷蔵ショーケースで販売す
る。パーシャルフリージング製造、流通・販売まで一貫して0~-5゜Cに保
つもの。環境は氷点下、品物は凍結しない。冷蔵温度帯はJAS法で10度以下と
定義されていて、常温で流通するレトルト食品に比べて加熱殺菌工程が短く、
素材の風味や食感を維持でき、高品質の加工食品の製造が可能だという。

※「チルドぎょうざ類品質表示基準

市販されている餃子の数は知らないが、具を皮で包むということであれば何
でも有りだしお菓子でも良いわけで、そうすると何が問題になるのかと考え
てみたところ、色合いといことになった。‘蒸すクック餃子’は色合いが悪
い(ごめんなさい)。そこで、赤色は赤大根色素、桜エビで紅色、蓬で緑、
青色は天然由来のクチナシ色素を使えばフランス、イタリアの三色国旗だし
クチナシ色素を使えば黄色も可能だ。タジン鍋の下皿をそのまま食皿として
使えば、1手間省ける。深めの蓋付き白磁に入れスープを注げば、雲呑(ワ
ンタン)風料理となる。もうこれは革命ですねと思いながら後始末、水洗い
にタジン鍋を食器乾燥機に放り込み完了。我が家にも静かなる‘ジャスミン
革命’が起こる。「蒸すクックを全世界の人民に!」と悪のりだ。

(1)容器の改良:上蓋+下皿→上皿+中胴+下皿。つなぎはネジ切り方式
  が良いだろう(陶器、木器)
(2)皮は色素にこだわることはない→穀類・豆類等の製粉
(3)一人前を想定しているので、4人家族なら4セットと大きめの電子レ
  ンジの商品開発も欠かせない


【2015年のスピードアクセル】

「エネルギー政策は自治体がやることではないという態度。地域独占のおご
りがふんだんに出るような体質を見た」と5月30日に関西電力の八木社長の
脱原発路線へ非協力的な態度に反発する
橋下知事は「目標設定のため関電に
何度もデータ開示を求めたが協力を得られなかった」と説明。「今ごろにな
って関西電力が根拠もなく一方的に15%と言われても協力できない」と改め
て反発しているという。まあこれは長期戦ですね。頑張りましょう。 

■ 放射性物質固定剤とは

ところで、放射性物質固定剤が福島原発で使われいるというがどんなものだ
ろう調べて見るも「アスベスト処理剤」と同じようなものという。一般的に
は有機ポリマーエマルジョンとシランカップリング剤、必要に応じてコロイ
ダルシリカを用いる組成物からなる処理剤やオルガノシラン、金属アルコキ
シド、又はコロイダルシリカ懸濁液と重合基含有シランカップリング剤、重
合性モノマーやフリーラジカル開始剤の混合物からなる処理剤からなる。し
かし、これらは親水性である無機のアスベストと親和性が良くないためアス
ベストを処理する際に相分離を生じ、完全にアスベストを封じ込めるのが困
難だといわれている。

そこで登場するのが、ポリアミン骨格を有するポリマー(A)と、三価以上
のシラン化合物(B)と、水(C)とを含有するアスベスト処理剤である。
ポリアミン骨格ポリマーは、アスベストとの良好な親和性を示し、処理対象
のアスベストを全体にわたってに濡し、三価以上のシラン化合物の縮合反応
の触媒及び縮合反応の足場として働きアスベストとも良好に化学結合を形成
し、アスベストがシリカの連続層と一体化され、アスベストが無害化されと
共に硬化物中に好適に封じ込められ、室温下でも短時間で良好に進行し、水
系媒体のため有害な有機溶媒量を低減でき、重合性モノマーを使用しないの
硬化物中への重合性モノマーの残存の問題もないとされている。

(A)キチン、キトサン、スペルミジン、ビス(3-アミノプロピル)アミ
ン、ホモスペルミジン、スペルミンなどの側鎖に塩基性アミノ酸残基を多く
有する生体ポリマー、あるいは、ポリリシン、ポリヒスチン、ポリアルギニ
ンなど

(B)テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ(2-エタノ
ール)オルソシリケート、テトラ(n-プロポキシ)シラン、テトラ(イソ
プロポキシ)シランなどのテトラアルコキシシラン類、メチルトリメトキシ
シラン、エチルトリメトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、フェニ
ルトリメトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン等々

これ以外に、エチルセロソルブ、プロピレングリコールモノブチルエーテル
プロピレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピ
ルエーテル
といった各種公知の溶剤を加えることができるし、あるいは平滑
剤・濡れ剤に必要に応じて、水以外の水溶性溶媒、例えば、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、
リジン、ジメチルホルムアミド
などのといった添加剤が加えられている。

申し分ないようだが有機溶剤が気になるとことだがどうだろう。大量に散布
しても問題なければ、放射性物質飛散地域に散布し、福島原発施設内へ回収
し安全に処分してはと思うが、このことはこのブログでも掲載したことだが
努々、モンゴルなどで処分するなどという拡散した考えは原則避けるべきだ
と思うがどうだろう。



■ 原発の事故処理に最大20兆円

福島第一原子力発電所の事故処理には、10年間で5兆7000億円から20兆円を要
する。5月31日に開かれた内閣府の原子力委員会で、民間の研究機関「日本経
済研究センター」の岩田一政理事長がこうした試算結果を示したという。内
訳は、原発から半径20km内の土地の買い上げ費用が4兆3000億円、住民への10
年間の所得補償額が6300億円、原発の廃炉費用が7400億円から15兆円となっ
ている。 同センターは、警戒区域で立ち入り禁止となった半径20km内の土地
を、政府が最終的に買い上げなければならない可能性が高いと分析。市町村
の公示地価を基に買い上げ費用
をはじいたという。
それによると、所得補償
は半径20km内からの避難者に限定。福島県の平均給与から推計した。汚染さ
れた水や土壌の処理費のほか、20km圏外や福島県以外の農林水産業への被害
は考慮していないという。

 

通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律

■ 復興インフレとは

届いたいたメルマガに、通常、4百万程度の仮設住宅工事が6百万ぐらいで
請け負っているという噂話があるという。
政治家と医者と芸能人は、3大世
襲職業は利権でなり立っているんだという常識的なことで結ばれるのだが、
利権はどこにも存在する。違うのは職業政治家は‘公的’な事業に関わって
いることだ。日本列島改造で涌いた70年代は、計画を政治家が国家官僚につ
くらせ、喩えてみれば、整備計画の買収用地を予め利権関係者を通じ買収さ
せておき値上げをまって売却し‘サヤ抜きし’それを元手に権力拡大を図り
利権に再投資し回転させということが平然となされたわけで、選挙ともなれ
ば事務所で金入りおにぎりが出るという具合に。それを必要悪とするくらい
の政策実行力という器量をもちあわせていたのが田中角栄で、それを支えた

たのが越山会ということで、それを右へ習え式に‘小田中’が全国展開して
いた懐かしい時代だ。











話を戻そう。復興には特急料金という‘インフレの種’は貨幣経済を取る限
り避けられない。大切なことは、暴走しないように‘指針(ガイドライン)’
を設定し、いつでも減速できるようにしておくのが原則だ。いまでいうとマ
イナス2.5%の物価指数だとすると2011年のGDP予測が約547兆円→13.675兆円
のインフレは、色々な条件を考慮した上での許容できる範囲内だと考えるわ
たし(たち)反インフレ闘争経験のリフレ派の考えだし「空しく失われてい
る潜在GDP額が、年間400兆円にも達しているのである」(デフレギャップ論)
つまり、生産余力400兆円もあるのだからそれを突破、許容範囲を逸脱しな
いようにして、消費と投資を増やすという考えを考慮すれば、30倍もの安全
係数が担保される(
デフレギャップ額の見積もりに議論が残るが)。


そういうことで、どこでにでも‘アホな連中’はいるものだがそれを乗り越
え、日本の再生を果たすというのが、唯一のわたし(たち)の党派性だ。そ
こには右も左もない。それでは、その党派の呼称をどうするか? 「ケイン
ズ的通貨発行による東日本震災復興および太陽光発電推進による福島第1原
発事故復旧を実現する日本党」、長すぎるね。「日本復興党」とでも呼称し
ようか。久しぶりだが、暫く、真剣に政治過程に入ろう。


      ♪ いざ、ゆけや仲間達 めざすはあの丘 ♪




あっと、忘れるところだった。2015年のことだ。ミレニアムベイビーが成長
し、携帯電話などの電磁波障害が発現し福島原発の放射性物質汚染の影響が
発現する年が2015年だとするとわたし(たち)の考えを伝えることを。その
対策のスピードアクセルと放射性物質汚染の防止というブレーキの話をする
のを忘れていた。

 



 

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