Garth Hudson, Hamilton Place, Hamilton, Ontario 2007
昨日は、元ザ・バンドのガース・ハドソン、７３回目の誕生日でした。
今も奥様のマウド夫人と活動したりしているようですが、キーボードのマルチ・プレーヤーの彼にしては、ピアノだけの演奏も珍しい気がしました。
ピアノだけにしても、このクラシカルでもあり、ジャズっぽくって、彼ならではの演奏です。
個々の演奏力の高かったザ・バンドの面々の緊張感あるプレイの中でもガースのプレイは、特に際だった演奏を聴かせてくれておりました。
自分としては、ザ・バンドがあそこまでの音楽的完成度の高さは、ガース・ハドソンによるところが大きかったのではないかと思っています。
ガース・ハドソンのソロ・アルバムも持っていますが、ザ・バンドとは似ても似つかないサウンドでした。演奏家としての彼は、やはり非凡なものを持っていると改めて感じるものでした。
自分も歳をとってきておりますが、好きだったアーティストは、もう７０歳を越えてきています。とにかく、健康に気をつけて、長生きしてほしいです。誕生日、おめでとうございました。