平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

小塚君の勲章

2009-02-27 22:53:07 | Weblog
 久しぶりにスケートのことを書きますが、今日27日は日本男子のホープ小塚崇彦君の誕生日です。モリコロのザ・アイスでパフォーマンスを存分に見せて貰いましたが、性格的にも運動能力的にも日本のエースになれる存在です。実際、グランプリシリーズから一皮むけた小塚君ですが、彼の星は始まりではなく(始まりのための)終わりにあるのです。

 僕の古代史を読んでいる人は、古代史とスケートに共通のカレンダーに驚かれると思います。例えば、浅田姉妹の姉・舞さんの生まれた7月17日はノアの箱舟がアララトに漂着した記念日です。そして、『アララトの聖母』で滑ったジェフが08ワールドの男子を制しました。また、浅田姉妹のアメリカでのコーチだったアルトゥニアンの意味は「金」で、良くも悪くも古代イスラエルの祭司レビに繋がります。では、小塚君の星とは何なのでしょうか?

 僕の古代史をちゃんと読んでする人は、2月27日が特別な日であると知っています。それは、2月17日に始まったノアの洪水が終わった日なのです。僕の弟二人が洪水の始まった2月17日生まれで、人類の業を地で行くような半生です。箱船に乗っていれば救われるし、箱船に乗っていなかったら滅ぼされる運命なのです。そして、この人類の業を乗せた箱船が現トルコ領(旧アルメニア)のアララトの山に漂着したのが、舞さんの誕生日の7月17日。それから、水が引いたり地面が乾燥したりで、洪水の終了宣言が出されたのが、洪水から370日目の2月27日なのです。この当時は、一年は360日だったので、一年と10日という事になります。

 このように、小塚君はノアの洪水が終わった日が誕生日なのです。その意味は、人類の希望です。箱船から地に降りたノアの家族には、一人の男の子が生まれたました。その名はアルパクサデ。アルパは最初を意味し、クサは日下(くさか)のクサで太陽、そしてデは出なので、全体では初日の出という意味になります。何と神々しい名前なのでしょう。

 この神々しい名前のアルパクサデの父がセムで、ここからセム系イスラエルである日本に脈々と彼らの血が継承されてきたのです。日本人は、本当に尊い血統なのです。そして、小塚崇彦の名前に含まれる崇ですが、こちらは崇神天皇として有名です。崇神は、古事記に「初国知らしし御真木(みまき)の天皇」と記されているように、初代神武と共にハツクニシラスという初代を強調した名前です。

 このように、二人の初代がいるのはおかしいと論争の種となっている名前ですが、イスラエルの歴史を見ると明確なのです。というのも、初代神武は、ヨセフ(ジェセル王)からエフライム(トートの化身イムヘテプ)と続いたエジプト古王国のイスラエル王朝において、エフライムの子ベリアに相当する人物なのです。日本の歴史上では実在しなかったからそ、神が名前となっているのです。同様に、祟神は、ソロモンの息子レハベアムの時代に、ソロモンに反旗を翻して独立した北イスラエル王ヤラベアムなのです。

 小塚崇彦君の小塚は王族の墓を意味する古墳ですが、飛鳥氏が述べているように前方後円墳の形はマナの壷を表しています。また、エジプト三大ピラミッドで言えば、小さなメンカウラー王のピラミッドで、聖書学的には聖霊(鳩)です。彦は「日の子」で天皇と同じく、太陽神イエスの子供。ソロモンが身内のユダ族優遇でイスラエルに危機を招いた時、反逆して仏教の雛形となった、ダンとベテルに仔牛の像を建てた張本人がヤラベアム。果たして、小塚君は日本フィギュアに革命をもたらすことが出来るのでしょうか?成功すれば、男子初の金メダルを、ISUなどの反日妨害に負けずに獲得。失敗すると、ISUやスケ連内の売国勢力に対して反逆者の烙印を押されます。彼の強い星を祈りましょう。

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偽預言者の思惑

2009-02-26 13:50:27 | Weblog
 1.欧州の麻生叩き

 麻生総理がマスゴミから総攻撃を受けていますが、これは在日特権と繋がる親韓勢力の仕業だけではないようです。もっとも、在日朝鮮人を日本支配に使ったのはGHQなので、米民主党&国務省&CIAという、言わばロックフェラーの手先がその裏にいますが…。しかし、欧州を含めた麻生叩きは、この構図だけでは理解できません。特に、中川バッシングは欧州のテレビ・新聞の方が早かったくらいなのです。何故でしょうか?

 この疑問に対して一つのヒントがあります。それは、イギリスの次期高速鉄道に、日立が選ばれる可能性が強まったという事です。日立は、ユーロスターとの連絡線に振り子電車を納入した実績があります。日本の高速列車が鉄道の本場イギリスで走っているのです。ですから、国を挙げての反日行為ではありません。向こうの金融機関とマスコミが麻生叩きに奔走しているのです。

 崩壊が着々と進む韓国経済ですが、何と韓国に投資されている資金の半分以上が欧州関係です。中国系とされるものでも、実態が香港を拠点にするHSBCやRBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)のイギリス金融機関、それにオランダのABNアムロなどのようです。株式では中国系とアラブ系の比率が高まり、日本は意外にも撤退済みという様相です。アメリカは、サムスンの筆頭株主であるシティが逃げ遅れ、米本家共々破綻の危機にあります。

 このように、韓国が破綻して困るのは、欧州金融機関とシティなのです。シティはロックフェラーが支配する金融構造の頂点にあった銀行ですが、HSBC、RBS、ABNアムロなどはロスチャイルド系のようです。これらの欧州系銀行はオイルマネーと関係し、中東の中国や韓国への投資に関わっています。そして、中国と韓国のバブル崩壊、アメリカ発の金融危機、ヨーロッパとドバイのバブル崩壊と続き、これらの国に投資する銀行は破綻寸前です。要するに、韓国が破綻して困るのは、韓国から逃げ遅れた欧州ロスチャイルド系銀行とシティのロックフェラーなのです。これが、韓国直接支援を拒む麻生・中川を世界規模で叩き続ける理由です。

 2.CIAとは

 日本のマスゴミは、読売がCIA(アメリカ中央情報局)の手先であることは明らかですが、CIAがどの様な組織なのかに対する認識は曖昧です。スパイ組織の性格が露わになる方が問題かもしれませんが、表向きの政府特務機関というよりは、実際は国務省などと同じく、ロックフェラーの私的な諜報・テロ機関だと思います。ネオコン(Neo Conservative~新保守主義)や軍産複合体の裏に常にロックフェラーがありますが、共和党の穏健派を排除するのは困難です。それで、CIAがマッチポンプで戦争誘導をし、戦争をアメリカの総意とするように人心をコントロールするのです。

 25日(日本時間)にオバマの施政方針演説がありましたが、大した話もしていないのにスタンディング・オベーションの連続で気持ちが悪かったですね。指揮棒を持つのは、オバマ大統領の右横に見える民主党のペロシ下院議長。整形した表情が、僕が魔女とするヒラリーが可愛く見えるほどの醜悪な魔女顔です。魔女のボス的な存在、それがペロシなのです。彼女が部下の議員に合図を送ると、その議員が立ち上がって扇動する仕組みです。それでペロシ↓は常に真っ先に立ち上がったのです。ヒラリーは、「又か…」という顔で渋々立ち上がっていましたが、上院議長と副大統領を兼務するバイデン(↓オバマの左側)は無表情で追随。

 ほっぺたの詰め物が痛々しいペロシの整形顔

 実は、ペロシとバイデンの二人はカソリックです。『ヨハネの黙示録』に登場する世を滅ぼす獣に権威を与えるのがカソリック。末日に現れる偽の救世主が米大統領。要するに、偽救世主を証しするのが偽預言者カソリックです。それに祭司レビの子孫であるユダヤ人が加わって偽の祭司となり、汚れた三つの霊を構成します。オバマは、偽キリストになれなかったら短命で終わるのです。世界を支配するロックフェラーの筋書きは、反日というフィルターを通して見ると浮かび上がるのです。オバマはCIAを解体しようとして暗殺されたケネディのように危険な状態にありますね。

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ノイズとの戦い

2009-02-22 21:20:07 | Weblog
 僕がオーディオを始めた頃に、一番欲しかったのはスペクトラム・アナライザーという周波数特性を観測する機械です。特に、自作スピーカーが再生している帯域は、聴感だけでは分からないからです。高価なこともあって、手に入れるのは早々と諦めた経緯があります。しかし、今はパソコンのフリーソフトでマイク込み数千円で調べることが出来るのですから、この恩恵に与(あずか)ってみました。

 使ったソフトは、スペクトラム・アナライザー(スペアナ)の機能を持つ「サウンドモニター FFT Wave」というソフトです。三ヶ月後に1000円が必要になるシェアウェアですが、これでマイク(Sony MDウォークマン用)入力した音の周波数特性や、ハードディスクにリッピング(CD音源のコピー)した音楽の再生帯域などを簡単に調べられます。下は、リッピングしたマリア・エステル・グスマンのギター独奏による『ロマンス(禁じられた遊び)』ですが、63Hz(ヘルツ)より下の低音はノイズ成分です。赤い色はピークホールド(瞬間的なピーク値)です。



 もう一枚は、諏訪内晶子さんによる『メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲』の第1楽章ですが、50Hzのピークは電源のノイズです。



 それ以下のものでも、超低音は空調ノイズや低調波(音の波が重なる事で起こる合成波)で、実際の音楽成分ではありません。このノイズが顕著なのが、自作のバックロードホーンのスペアナです。スペアナ図は、左から40Hz、 45Hz、 50Hz、 63Hz、となっています。黄色い線が測定した周波数のピーク値です。



 こちらは、2台目のパソコンにインストールした、WaveGeneという発振ソフトを用います。ピンクノイズ(ランダムな全帯域ノイズ~ザーという音)、プリセットされたサイン波など、好きな波形をパソコンから出力できます。細かい周波数を指定したい時はキーボードから数値を打ち込みます。このサイン波をアンプを通してスピーカーで再生し、もう一つのパソコンでFFT Waveを立ち上げ、マイク録音からのスペアナ波形をモニターします。この画面を、プリントスクリーン機能を使って画像にします。僕は、PhotoStudio2000のキャプチャ機能を用いました。また、モニターだけではなく、低音のブーンという音も録音して保存出来るので便利です。

 今回はマイクアンプがなかったので録音レベルを上げられず、相対的に低域のノイズが目に付いています。特に、電源による50Hzのノイズ成分が高く、常に-80dB(デシベル)も出ています。サイン波で入力した50Hzの半分近い値ですから無視できません。また、40Hz以下はほとんどノイズですから、これが日常的に精神を不安にする超低音として問題となります。これがパソコン固有のノイズなのだとしたら問題です。ちなみに、CDにもノイズは入っていますが、スペアナを評論に用いた草分けの長岡鉄男氏のデータでは、ここまでひどいノイズではありません。ですから、パソコンのCDドライブでCD再生するよりも、市販のCDプレーヤーにアンプをつないで音楽再生する方がよいのです。昔のCDウォークマンは電池だから音がよいといわれたほどです(電源ノイズがない)。

 というわけで、真剣にパソコンのノイズ対策を考えたい気分になりました。ファンのない電源は売っているのですが、問題はパルス電源にあるので、根本的な解決にはならないかもしれません。また、エアコンや蛍光灯などのインバータはノイズ源なので、本当はストーブや裸電球が良いのです。昔のようにノイズの少ない生活をするのが精神的によいはずですが、田舎に住まないと出来ない贅沢になってしまいましたね。

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皇帝の花嫁=小泉の腹芸

2009-02-21 01:33:33 | Weblog
 小泉元首相の麻生批判に、麻生総理のままで解散を望む民主党が動揺しています。支持率の下がった麻生総理の方が、新しく選任される総理よりも戦いやすいからです。しかし何故、今のタイミングで麻生批判がなされたのか?どうも額面通りではないようですね。

 小泉元首相の発言は訪ロ先のロシアでなされたものですが、氏はメドジェーエフ大統領による招待で、オペラの『皇帝の花嫁』を観劇してご機嫌だったそうです。『皇帝の花嫁』の作曲はリムスキー・コルサコフですが、彼の民族主義的な作品は『シェエラザード』に代表されるように、日本人にも親しまれています。しかし、今回のプログラムに選ばれたのは、単に日本人に親しまれているという理由からではなさそうです。

 15日の夕方に『皇帝の花嫁』を見終えた小泉元首相は、報道陣にイタリア語で「チャオ・バンビーノ」とメッセージを送ったそうです。意味は、「今晩は(さよなら)、子鹿(子供)ちゃん」。この時、すでにイタリアのローマでは、中川財務・金融相がG7の会見を終えていたのです。そう、小泉元首相には中川氏の失態が情報として入っていたのです。しかも、毒物の摂取も噂された昼食のワインですが、『皇帝の花嫁』のテーマは毒物による花嫁の死なのです。意味深ですね。

 このように、『皇帝の花嫁』にはローマでの筋書きが予告されていたのです。中川氏が体調を崩したのはロシア代表との会談中です。すると、中川氏に薬を盛ったのはロシアという線も浮かびますが、確かに中川氏は北方領土に対しては強硬派です。しかし、それだけの理由で、ロシアが中川降ろしに荷担するでしょうか?18日にはサハリン2の完成式典に麻生総理が出席予定なのです。変ですね。

 このように複雑なパズルですが、キーになるのはやはり16日夜のクリントン国務長官の来日です。G7を中心として、日程が全て前後しているのです。そして、パズルの決定的な鍵は、中曽根-クリントンの外相会談が行われた場所にあったのです。水間政憲氏の記事に詳しいのですが、飯島公館の会議室に飾ってあった日本画には、何と北海道のない日本列島が描かれていたのです。

 この日本画の作者は、僕がコメントなどで罵倒する平山郁夫という元芸大学長です。僕が大学一年の時の教授ですが、エーリッヒ・フロムというユダヤ系心理学者が「ネクロフィラス(死体愛好)」と呼ぶ、死臭を嗅いでいる鼻の表情をしたイヤな教授でした。僕は徹底して無視しましが、その甲斐あって弟子の下田義寛助教授が盗作問題で追放されました。デッサン力がないので、シルク・スクリーンという巨大プリントゴッコの技法に頼る無能でした。彼は、プリントゴッコの原画を有名写真家から盗作したのです。アメリカに逃げて、ほとぼりが冷めた今は愛知芸大の教授らしいですが。

 面白いことに、僕が蛇蝎のごとく嫌う平山郁夫の反日的な絵が飾ってある場所にヒラリーは迎えられたのです。外務省は、害務省と呼ばれるように、ヒラリーに対して数十兆円の資金提供を申し出ていたのかも知れません。しかし、麻生と中川のコンビは、G7でロックフェラーの重鎮に脅されながらもIMFへの拠出を提案します。米国債を預けて、それでIMFがドルを借りる事で、ドルが高くなり円安誘導できる良い方法です。塩漬けの米国債を活用し、新たな米国債の買い入れを最小にしようという魂胆に、害務省とヒラリーは肩透かしを食ったのです。2月24日に麻生総理が訪米する時の手土産が少なくて済むのです。

 しかし、このようにアメリカとロックフェラーに逆らったのでは危険です。折しも、CIAの手先とされる読売新聞が女性記者を中川氏に同行させ、逐一監視をしていたのですから尚更です。中川氏の父親も不審死を遂げていますから、殺されていてもおかしくはない状況だったのです。それでロシアが重要になるのです。

 ロシアは中川氏と取引をし、身の安全を保証すると共に、北方領土の強硬姿勢を時が来るまで封印して貰います。元々、ロシアが不利な状況なのはロシア側が知っています。しかし、今は双方に共通の敵が、アメリカのユダヤ人、ロックフェラー、CIA、国務省なのです。ロシア側は、元KGBのプーチンがアメリカの動きを把握していますから、中川・麻生に対してG7での陰謀も教えていたのです。だからこそ、会見のすぐ後でピンピンしてバチカン見物をする事が出来たのです。中川氏は失態を演じることで一命を救われ、しかも麻生叩きに奔走する読売の汚さをネットに流すことが出来たのです。

 この流れから、小泉元首相の麻生批判も、自分の影響力が小さくなっていることを承知で吹かしたラッパだったと分かります。アメリカの言いなりになっていたかのような小泉元首相ですが、実際は要求を呑みながらの反抗精神で、続く安倍総理へうまくバトンを渡しているのです。渡辺喜美(よしみ)元行政改革担当相や、竹中元金融担当相のようなCIAの手先とは違い、限られた状況の中ではよく舵取りをしていたと思います。福田総理も北京寄りでしたが、アメリカが渡辺喜美と約束した100兆円は反故(ほご)にしました。

 麻生総理と中川元財務・金融相は、IMFへの貢献によって日本の態度を明確にしました。仮に民主党政権となっても、韓国やアメリカが個別に資金を引き出そうとするのは難しくなったのです。ヒラリーが小沢に釘を刺したのは、国連(ロックフェラー)への資金提供と、韓国に求めた戦争準備です。韓国はアフガニスタンなんかに貢献しなくても良いから、北朝鮮の南下に備えろと言う意味です。アメリカに対する日本からの莫大な支援は、麻生・中川の仕掛けた大きな枠組みに縛られています。残るのは戦争を利用して供出させるだけなのです。まだまだ焦臭くなりそうですね。

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中川潰しとヒラリーの来日の裏

2009-02-18 19:39:11 | Weblog
 緊急告知! 読売、朝日、毎日、以上の呪われた三大新聞を購読(契約)している方の訪問は禁止します。新聞記事の内容を確認したい時は、図書館かWebで間に合います。当然、これらの購読者からのコメントも受け付けません。よろしくお願いします。


 ヒラリー・クリントンが国務長官となって初めての外遊先に選んだ日本ですが、明治神宮訪問など、強面(こわもて)を隠した異例ずくめのパフォーマンスでした。しかし、ヒラリーの本音は義務の遂行であり、心からの訪日ではありません。それは、義務感を表す青という服をまとっていたことで分かります。病気を表す紫が少しかかった、要するに病的なまでの義務感で笑顔を振りまいていたのです。

 新大統領となったオバマは、日本を知る側近で固めたと言われていますが、それは親日家ではありません。あくまでも日本を駒として扱う知に長けた連中なのです。そして、ヒラリーを派遣したオバマの狙いはただ一つ、破産寸前の米国経済を救う手段として、日本を同盟国として繋ぎ止めておく必要があるのです。というのも、ヒラリーと入れ替わる形で小泉元首相がロシアを訪問したり、また今日は麻生首相がメドベージェフ大統領と会談したりと、アメリカの仇敵ロシア(ソ連)と日本の関係が慌ただしくなっています。ロシアも経済的に逼迫していますから、日本に接近するのは当然ですが、実はこの動きには裏があります。

 ロシアを経済支配してきたユダヤ人グループがオリガルヒですが、プーチンからメドべージェフは反ユダヤ主義で、今回の経済危機を利用して徹底的にオリガルヒからロシアを取り戻そうとしています。このために日本の協力が必要であり、麻生首相に期待するものも大きいのです。対して、米民主党とヒラリーの背後にいるのは、ロックフェラー系のユダヤ人。オリガルヒはロスチャイルド系と囁かれていますが、ロックフェラーとは繋がっているはずです。従って、ヒラリーにとってはロシアに接近する麻生首相は警戒の対象なのです。そこで利用したのが日テレと読売新聞です。

 麻生総理の腹心である中川財務・金融相は、G7において極めて大きな約束をしてきました。IMFに対して1000億ドルの融資、アジア諸国連合(ASEAN)などの途上国に対しては10億ドルの融資です。ストロスカーンIMF専務理事が「過去に例のない最大の貢献」とまで評価した内容ですが、通信各社はこのメッセージを削除して伝えます。そして、この大仕事を成し遂げてホッとした中川財務・金融相に対して、日テレと読売新聞(+ブルームバーグ)の女性記者が慰労会と称して酒を飲ませたのです。

 もうお分かりですね。アメリカの保護主義を牽制し、世界に貢献する麻生・中川の両名に対して、ロックフェラーが手先として送り込むヒラリーへの贈り物として、日テレ・読売の女性記者(読売新聞・編集局経済部の越前谷 知子、日本テレビ・原聡子、ブルームバーグ・下土井京子 )が中川氏をはめた訳です。同席したブルームバーグ記者もロックフェラー系なのですから、極めて分かりやすい構図です。まあ、大仕事の後ですから、ワナを仕掛けるのが一足遅かったのですがね。しかし、3人の女性記者の後ろには、新たに財務・金融相を兼任する与謝野経済財政相や小沢民主党代表がいたらしいですから安心できません。

 読売グループの渡辺会長は、マスコミ利権を潰そうとする麻生政権に批判的で、旧郵政利権からマスコミに食い込んでいた小沢代表を持ち上げようと苦慮しています。今の麻生叩きの黒幕は、渡辺に代表されるテレビ・新聞の利権屋なのです。電通・テレビ各社・新聞、という在日に支配された連中がこぞって、広告税の導入などでマスコミ利権を潰そうとする麻生叩きに躍起になっており、彼らの背後にはロックフェラーがいるのです。フジテレビとライブドアの戦いは、実はロックフェラーの身内同士の権力争いだったくらい、ロックフェラーは日本を手玉に取っているのです。ですから、反ユダヤ主義のロシアと麻生に対する、マスゴミのスルーと叩きはこれからも続きます。

 という訳で、落合監督が選手を派遣しないWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)も、読売出身者以外は監督にしない、あるいは読売グループの利益優先という姿勢に対する批判と受け取れば理解できます。それならば今回は優勝できませんね。売国奴の小沢にベッタリの読売グループは危険です。というわけで、中川氏をはめた読売グループには巨大な呪いが待っています。皆さんも、読売新聞を取っているのなら明日にでも解約しましょう。呪いが感染るとイヤですから、読売新聞の読者と巨人ファンはコメントをしないで下さいね。

参考
【中川ロレツ辞任問題】財務省の“謀略”説も…情報流出が早すぎる 扱いにくい大臣として有名
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1234947289/

783名無しさん@九周年2009/02/18(水) 17:21:13 ID:C5gujnt80某政府関係スジから・・・・・真相を入手しました。
暴露して大丈夫ということなんで、全体公開します。

読売と日テレに やられたんだなぁ・・・・・(ーー;)
--------------
例の中川大臣記者会見の真相を知る。あー めんどくさいなー。
あれさー、記者会見の直前まで 秘書官、財務官僚、記者たちと飲んでたんだよねー(苦笑)

しかも、読売新聞と日テレの“アンチ麻生急先鋒”の女性記者2人が提案したお疲れさま会。
同席したT局長とS秘書官は帰国後、Y謝野に報告。Y謝野は民主小沢に相談。そんな感じ。

民主もさー、「予算成立後の辞任」で手打ちしたのに、だまし打ちだもんなー。 さすが小沢。
取引して裏をかかれる辺りは、河村官房長官、大島国対委員長の詰めの甘さの顕れ(苦笑)

ま 謀られたというか、脇が甘かったんだよねー。せっかくいい仕事してきたのに何とも残念。
個人的に中川大臣は好きだったんだけどなー。情報戦に負けたということだろうねー(苦笑)

どちらにせよ 全世界にあんな醜態を曝してて職に留まるのは微妙だから、よかったけどね。

「前夜」に一緒に飲んだのは日経の男性記者。あと当日のロシアとの会合はしらふで大丈夫でした。
記者会見直前に記者たちからの提案で慰労会。というのも、IMF専務理事の発言にその場にいたみんなが感極まったからです(笑)で、
全ての公式行事が終わって飲み開始。
それが記者会見約1時間前だったのが問題でした(苦笑)参加者は高木&諏訪園の秘書官2名、玉木局長(財務)、日テレ女性記者、読売新聞女性記者、ブルームバーグ女性記者です。
玉木局長(というか現財務省)は与謝野ベッタリ、加えて政府紙幣発行大反対なので、麻生政権に対する脅しとの見方もあります。予算成立後辞任で手打ちしたのは河村&大島と民主山岡。
それをひっくり返すのが小沢の本領発揮(笑)しかも関係者全員の証人喚問をチラつかせてきたので、突然の辞任劇になりました。


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バックロードホーンの設計と板取り

2009-02-17 20:30:57 | スピーカー工作
 前回に予告したように、今回はFE83Eを使用したバックロードホーンの設計図と板取りを掲載します。急いで作ったので線が重なっている所などがありますが、概略は分かると思います。12ミリ厚のラワン合板、あるいはシナ合板で、45㎝×90㎝にカットして売っている板を三枚使用します→板取り図。図では側板(26.4㎝×43㎝)の二枚が不足ですが、書き込んでいない三枚目の板で取ります。東急ハンズでは、直線ワンカット50円、○穴210円なので、少ない工程で切り出すように設計すると安くなります。なお、板厚は15ミリの方が強度的に優れています。その場合、奥行きが板厚の合計分は長くなりますから板取りも変わります。

 音道の設計図はこちら。基本的に直角でのイモ継ぎですが、一カ所だけ角度を付ける所があります。この部分は音道の幅を決めるものなので、接着剤が乾くまでに数カ所のポイントで合っているかどうかのチェックが必要です。いずれにしても、接着剤での組み立ての前に仮組が必要です。

 組み立てる時は、速乾性のボンドが便利ですが、慣れていないと寸法合わせが乾燥に追いつかないので、普通の木工用ボンドの方が楽です。ボンドは余るように塗り、強く押さえて余分なボンドは濡れた布で乾燥前に拭き取ります。音道を構成するパーツを幾つかに分けて作り、片方の側板に接着して音道を決め、最後にもう一方の側板で音道を挟みます。この時は音道に隙間が出来ないように、接着した板の上に重いものを乗せるて置きます。僕は椅子代わりにしていました。

 注意するのは、スピーカに繋ぐコードを先に配線しておくことで、裏板に穴を開けてコードを通し、ボンドで塞いでおきます。ターミナルを設けても構いませんが、接点が一カ所増えるので音質的には直出しの方が優れています。コードの径は0.75平方ミリ程度が使いやすいです。ユニットを取り付ける穴は、前もって錐(キリ)で開けておいた方が、後々の作業が楽になります。ユニットを取り付ける部分の空気室は1.1リットルと少し大きめです。この部分はもう少し小さくても大丈夫です。空気室には吸音材として、グラスウールなどがあれば入れて下さい。僕は脱脂綿を1㎝厚程度で入れていますが、エージングが進むと必ずしも必要ないようです。

 スピーカーとしての性能ですが、フリーソフトで周波数特性を確認すると、低音は46ヘルツまでは出ています。ホーンが短く(1.3m程度)、開口部の開き方が小さいので量感はありませんが、予想外に下の方まで伸びています。メディアプレーヤーのグラフィックイコライザーで最低音部の2カ所を持ち上げると低音が出てきます。高域は21キロヘルツまで確認しています。今度、フリーソフトでの計測方法をレポートします。

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第7のラッパ

2009-02-15 19:14:11 | スピーカー工作
 僕は今、弟子(伊勢にいる)のスピーカーを作っています。一年前に廃材を利用してパソコン用のスピーカーを作ってやったのですが、今回はちゃんとしたオーディオ用のユニットFE-83Eを用いました。弟子も成長しているので、そのご褒美です。設計図や板取りは後で公開します。1万円ちょっとでステレオの二本が作れるのでお薦めです。



 それで一応完成したのですが、バックロード・ホーンというのは作りたては音が良くありません。基本的に管楽器なので、木材や接着剤のストレスでボーボー・ワーンワーンという共鳴音が出ます。これをエージングで取り除くのですが、音楽を再生しているうちに変なことに気が付きました。というのも、今回のバックロードホーンは、僕にとって7番めのバックロードホーンだったのです。最初に20センチユニットのキット(完成品)を購入。次に、片チャンネル分だけ作った10センチユニット。次に弟に作った16センチユニットのステレオ。次に段ボールで作った10センチ。次に、古代史でも紹介している3.5センチユニットで作ったパソコン用。それから一年前に弟子に作ったパソコン用で6番目。そして今回で7番目となります。自作だけで数えれば6度で、個数でいえば11個。『ヨハネの黙示録』第11章に一致します。

 僕がスピーカー工作に目覚めたのは、芸大の寮で同室となったホルンのK君のお陰です。彼が長岡鉄男氏の設計した20センチフルレンジ(FP-203)のバックロードホーンを作り、その圧倒的な金管楽器の音色にショックを受けたからです。僕のダイヤトーンの密閉型スピーカーは弦楽器以外負けていたのです。それで僕も自作にのめり込むことになったのですが、長岡鉄男氏がオーディオ評論のモニターとしていたのが自作のダイナロード7です。略してD-7。そう、名前が「第7のラッパ」だったのです。

 長岡鉄男氏は数学好きで、宗教には否定的な理論家でした。しかし、音の良さで集めているレコードなどは宗教音楽なども多く、『ヨハネの黙示録』も当然知っていたようです。僕は、『ステレオ誌』主催の長岡氏の新作発表に行ったことがあるのですが、再生音量の大きさには驚きました。僕たちが普段聴いている音量は蚊の鳴くような音だったのです。『日本の自衛隊』というレコードは、頭の上にヘリコプターがホバリングしているような迫力でした。でも、バックロードホーンの本質は、氏が強調するように繊細さなのです。だからこそ、アンプなどのモニター用に使用できるのです。

 当時の僕は古代史とは無縁で、聖書とも無縁に近い生活をしていました。ですから、『ヨハネの黙示録』第11章15に記される「第7のラッパ」も、フランシス・コッポラの『地獄の黙示録』という映画に連想する程度だったのです。しかし、自分が古代や聖書の奥義を語る立場に立つ今、何をもって「第7のラッパ」を定義するのかという根本的な問題に答えを出さざるを得ません。そしてその答えとは、カッバーラの奥義は簡潔にして明瞭という事から、「第7のラッパ」は象徴などでは断じて無く、実際に吹かれる、あるいは吹かれたものだというものです。

 僕が今回作ったバックロードホーンは釘を一本も使っておらず、伊勢神宮の内宮にかなうものです。一年前のものは外宮にかなうもの。この二つの角笛は、第三の角笛によって伊雑宮(いさわのみや)が目覚める時を待っているのです。それは来年かもっと後か。今はまだ分かりませんが、僕が次に作るバックロードホーンは、第7番目となるのは間違いありません。個数で言えば13個目ですから、第13章の獣の数字666の章となります。いよいよ、本当の末日が近付いてきたようですね。

     エフライム工房 平御幸
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緋色の魔女の危機

2009-02-12 23:48:58 | Weblog
 僕が緋色の魔女と呼ぶ韓国選手(と憑依している悪魔)ですが、先の四大陸選手権のフリーは、回転が足りている3回転ジャンプがゼロという危機的な状況でした。しかも、エキシでは得意のダブル・アクセルまで失敗したようです。何があったのでしょうか?

 実は、緋色の魔女にはシンボルが存在します。それは競馬のダイワスカーレット。リンク先を見て貰えば一目瞭然ですが、韓国選手とダイワスカーレットの活動時期と結果は、ほぼ重なっているのです。ダイワスカーレットがデビューしたのは、06年の11月。韓国選手がグランプリ・フランス大会で謎の爆上げをされたのと同じ時期です。これ以来、ワールドの3月を除く季節に、ダイワスカーレットは圧倒的な強さを見せることになります。

 ダイワスカーレットは三歳の春、チューリップ賞でライバルのウオッカに負けました。これが07年3月で、ワールドでは美姫・真央に続く三位でした。しかし、4月の桜花賞で勝ち、一躍トップホースとして期待されます。でも、好事魔多し、大目標のオークス(5月)直前に感冒で出走断念。実はこのすぐ後、韓国選手がIMGからIBスポーツへ移り、日本のDOIに出演する事が出来なくなります。完全にシンクロしています。

 ダイワスカーレットは秋に復帰すると、またもや恵まれた展開で3連勝。特に、ライバルのウオッカが不調だったり出走断念した秋華賞とエリザベス女王杯を完勝し、ライバルに対して完全に水をあけます。そして、年末の有馬記念では牝馬として久しぶりの2着に粘り牝馬のトップホースとなります。このように、ダイワスカーレットは我が世の春を謳歌した韓国選手、男勝りでダービーを勝ちながら秋に絶不調に陥ったウオッカは、ルール改正で不調を強いられた真央ちゃんと重なるのです。ライバル視される所も似ていますが、もっと似ているのは馬主です。

 ダイワスカーレットの馬主は大城敬三という在日朝鮮人。パチンコ関係というのも、パチンコのマルハンをバックに持つ韓国選手と同じです。しかも、オオシロは韓国選手のコーチであるオーサーと音が似ています。オーサーを首字音訳すると大城とかになるのです。対して、ライバルのウオッカは、母のタニノルションのルションはフランスのワイン村Roussillon-Villagesの名前。父もタニノギムレットというお酒が付く名前。ここからウオッカと命名された訳ですが、コーチはウオッカの産地であるロシア系ばかりです。08年3月のドバイ遠征から武騎手が乗るようになって、真央ちゃんと同じく武の系統のエフライムとなりました。そのドバイでは負けましたが、直前のワールドでは真央ちゃんが優勝しました。こちらはコーチ変更(不在)が、ウオッカの騎手変更と重なったのです。

 このように、在日朝鮮人が馬主のダイワスカーレットが韓国選手に重なることから、ダイワスカーレットのアクシデントも見逃すことは出来ません。昨年のドバイ遠征を前に目の負傷で2月のフェブラリーS(ステークス)を断念し、韓国選手はまさかの3位。そして、今年も球節に熱を持ちフェブラリーSの断念です。これを韓国選手に当てはめると、先の四大陸での怪我が浮かび上がるのです。

 フリーのジャンプは最初こそ何とか誤魔化したものの、次のループで得意の前降り(爪先でのグリ降り)をしようとして失敗。両足のエッジ先端を氷に突き刺し、奇妙な形にグニャリと捻りながらの転倒。これは、リンクの幅が狭かったことから、助走スピードが不足したためと考えられますが、それにしても酷い捻り方です。ダイワスカーレットは左前脚の球節部(解剖学的には指関節ですが、機能的には足首)の炎症。これから見て、韓国選手も左足首を怪我している可能性が高いのです。左足首の怪我なので、左足首を外側に曲げるルッツジャンプで回転不足になったのです。もっとも、捻挫などとは違う、怪我直後には誤魔化しのきく程度の損傷だとは思いますが、それでなくてはエキシなどに出られる訳がありません。

 しかし、足首の怪我というのは治りにくいもので、はっきりとした痛みの伴わない違和感程度でも運動能力に影響が出ます。僕の場合、高校時代の捻挫で右足首が緩み、今でも走ることが出来ないくらいです。複雑な構造の足首は、緋色の魔女のアキレス腱となってしまったのでしょうか。ワールドではループを跳ばないと早々と宣言した背景に、ループ恐怖症の起因となった怪我があったのか無かったのか、ワールドの興味の一つですね。

     エフライム工房 平御幸
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完成度とは

2009-02-08 19:43:43 | Weblog
 亡国(某国)選手が好きな完成度という言葉ですが、この曖昧な定義を理解するのはやさしくはありません。何故に完成されたではなく、完成度という表現を用いるのでしょうか?今回は、前回に引き続き、芸大の試験を例にとって解説します。

 芸大日本画の実技試験は二日間で一枚、デッサンに2日、デッサンを通った者だけが着彩に2日です。着彩は花や果物が多くて予算に困り、場所も取るのでデッサンで篩(ふるい)にかけられるのです。時間で見ると、それぞれ12時間と11時間です。研究所ではそれぞれ3日で仕上げるので、試験の時は時間が足りずに困ってしまいます。それで完成度という裏技が使われるのです。

 ここまで書けばお分かりのように、完成度は完成させる事とは異なります。分かりやすく説明すると、完成したら良い作品になるだろうな、という期待を抱かせるのが完成度なのです。未完成の名作で説明しましょう。

 レオナルド・ダ・ヴィンチは未完の作品が多く、中でも『東方三博士の礼拝』『聖ヒエロニムス』は、人体や衣服の色を着ける前で制作を止めています。何故に未完で放置されたのかというと、レオナルドの中では完成してしまったからなのです。頭の中で完成してしまい、新たなイメージの喚起をする喜びが無くなってしまったのです。野球の試合でも、継投の失敗とか目に見えていたら最後まで観る気が失せるでしょう。あれと同じで、芸術家にとっては、完成された状態が分からないで、模索しているうちが花なのです。

 このように、芸術家というのは、先が見えた段階で情熱を無くす傾向にあります。僕のアンプが未完で放置されているのも同じ理由です。弟子のアンプはさすがに最後の仕上げまで何とかやりましたが…。野球ならファーム、フィギュアスケートならノービスやジュニアに興味を持つのが芸術家なのです。

 しかし、このように未完で放置できるのも、実は完成度のお陰なのです。絵の場合、ラフな線描のクロッキー、小デッサン、実物大デッサンや部分(パーツ)のデッサン、下絵、トレース、本画の線描(墨入れ)、下塗り、細部描写、全体のトーンの調節、細部の仕上げ、という段階で、それぞれの完成度が要求されるのです。デッサンはデッサンを観ただけで作品として鑑賞に耐えなくてはならないのです。ですから、クロッキーの延長がデッサンという、僕のデッサン論も成立するのです。

 このような高度な意識のもと、大学入試の試験と言えども、1時間経過したら1時間なりの完成度、1日目が終わったら1日目が終わったなりの完成度、という風に常に完成度が意識されているのです。これが出来ない芸術家は二流・三流なのです。アメリカのデッサンの教則本を見ると、画面の上から順番に完成させた状態で描き込んで行きます。これでは、途中の段階で観たら何が描かれているのか分からないし、一枚の絵として見て変なのです。要するに完成度がないのです。ピカソの線描のように、途中の段階でも常に鑑賞に耐えるように手順に気を配る。このような繊細な技法は、アメリカ人には絶対に出来ませんね。

 デッサンの極意は、霧の中から時間と共に浮かび上がるように形と空間が形成されることです。最初の一筆から空間が意識され、まるで抽象画のような線描から、段々に具象の美しい形が描かれて行くのです。でも、僕のように教えることの出来る先生がいませんから、今の芸大生に求めても絶対に無理です。曲線を描くことが出来ず、直線でしかデッサンの出来ない平山郁夫教授が学長になった段階で芸大は終わったのです。数百万円という値段の売り絵も、大半は弟子が描いているのですから。

 さて、フィギュアスケートでの完成度という表現は、このまま磨いていったら良いプログラム、あるいは良い選手になるだろうなという期待値でしかありません。実際、韓国選手は完成した演技ですが、伸びシロが無くて先が見えています。このように誉めることの難しい選手に対して、何とか言葉を選ぶと完成度という言葉しか出てこないのです。

 僕が長洲未来ちゃんを誉める理由は、現段階での完成度の高さから、将来に本当に完成された時のイメージを持つことが出来るからです。これは真央ちゃんも同じですが、演技のどこを切り取っても絵になっているのです。韓国選手には、この絵としての魅力が全くありません。芸大の1次試験であっさりと落とされるグループの質なのです。未来ちゃんはジュニアワールドに回るそうですが、怪我を治して、本当の勝負の来年に備えて欲しいですね。

     エフライム工房 平御幸
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読み切った策略

2009-02-07 21:32:02 | Weblog
 3日の記事のコメントで点数予想を書きましたが、優勝者の得点は予想の190点前後に一致しました(189.07点)。この低い点数を予測できたのは日本中でも僕だけかも知れませんね。根拠はいろいろありますが、昨期の08ワールドの点が低かったことにあります。

 ISUの得点操作は、韓国のジャッジが口を滑らせたように、各試合にライバルを設定し、その二人が拮抗する状況を作ることにあります。一人だけ抜きん出ている真央ちゃんがいつも下げられるのは、構成を下げないで無茶な高得点を狙ってくるからです。今回のフリーで構成を下げてきましたが、予想外に高得点だったので首をかしげていたようです。これで、高難度構成で勝つという忌まわしい呪縛から解放されるでしょう。

 このライバル設定で得点を拮抗させる仕組みは、スポンサーを取り仕切る電通が考えそうな単細胞的悪巧みです。一般のファンは電通が思うよりずっと賢くて、特に日本のファンはこのような操作された点数にウンザリしているのです。韓国サイドの買収資金で獲得できる勲章も、せいぜいショートプログラムの世界最高とかでしかなく、頭の悪いISU連中でも、実質的な女王は真央ちゃんだと理解しているのです。また、そうしないとスポンサーである日本の反発を買います。日本人は正義を重んじるのですから、安っぽい勲章は韓国に相応しいと思っているのです。犬に食わせるプライドは韓国に任せるということです。

 ISUにしてみれば、今回のようにロシェットの地元なら、ロシェットの表彰台は確定事項で、できるなら銀以上を与えたい。韓国は、買収でタイトルを約束されていたファイナルを、思いも寄らない真央パワーで失った事で、今回の四大陸に全力投球してタイトルが欲しかった。それがショートでの韓国選手とロシェット上げの理由ですが、今度は真央ちゃんの思わぬ不調で14点差となったので、フリーで韓国選手を持ち上げる理由が無くなったのです。ですから、真央ちゃんが200点オーバーで勝つ試合以外、韓国選手が200点を超えることは絶対にないのです。点数はあくまで相対評価ということなのです。

 このように、相対評価という枠組みを作る理由は、オリンピックでの優勝者得点を190点前後に押さえたいからなのです。そうしないと、出るだけ(+無駄だ)という、オリンピック精神の規範のような選手で埋まってしまい、観客数は伸びないでしょう。ISUが心配しているのは、トリノの時のように不人気種目になってしまうことなのです。昨年のワールドのように、各国が威信をかける大会では買収も制限され、結果的に得点は伸びない傾向となるのです。それでも、真央ちゃんが構成を下げて完璧なら200点に至るのです。

 今回も、僕がずっと指摘しているように韓国選手と同じ構成なら、スタミナで優れる真央ちゃんが絶対に勝っていたのです。ノーミス同士なら、ショートでの得点差は三点以内に収まります。真央ちゃんが構成を下げてのノーミスでも、暗黒パワーが枯渇した今の韓国選手では、この点数を守りきるのは無理なのです。実際、ショートもフリーも最後はヘロヘロでした。暗黒パワーにはスタミナも含まれていたのです。

 フリーでは韓国選手に三つの回転不足判定がなされました→プロトコル。これは画期的な出来事です。フリップも疑問符が付く展開に、ワールドでは昨年以上に点数が伸びないと予想されます。韓国サイドは深い憂慮に満たされているはずです。早速、火病のオモニの御前会議でしょう。クワバラクワバラ。

 来年のオリンピックでは、セカンド3Tとサルコウが勝敗を分けます。真央ちゃんなら、難度さえ下げれば絶不調でも表彰台は確実です。幾ら難度を下げても、ノーミスなら優勝は間違いありません。この意識改革をさせるために、神様は四大陸を不調にさせたのです。性格が素直でさっさと難度を下げていたら、神様が苛立って試練を与えることもなかったのです。これは、頑固な真央ちゃんだけでなく、一般の人に対するメッセージでもあるのです。

 我とプライドが強くて自分を変えることの出来ない人は、同じように「しなくても良い苦労」を背負うことになるのです。不幸を招く人はみな、神様に対して素直ではない何かで損をしているのです。イエスの「道を真っ直ぐにせよ」という言葉には、人生の難度(高望み)を低くして重荷( *`Д´>オモニではない)を下ろしなさいと言う意味が隠されているのです。以前にコメントで逆らった人も含め、難度を下げた真央ちゃんから学ぶべき人は多いと思いますよ。

 なお、最新情報として1月に右膝を痛めていたとサンスポにありました。だから言わんこっちゃない。「構成を下げなさい、怪我するから」と神様が忠告していたのに…。

     エフライム工房 平御幸
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純粋と馬鹿正直の彼方

2009-02-06 19:29:41 | Weblog
 僕は若い時に、スタートレックのミスター・スポックに似ていると言われました。眉毛が似ているからではありません。感情がないスポックのように、常に冷静で分析的だったからです。自分ではむしろ感情思考型だと思うのですが、世の中を理解し難いと見つめる目は冷徹かも知れません。それがレオナルド・ダ・ヴィンチを好きな理由でしょうか。

 芸大の日本画というのは陰湿で、僕はとうとう馴染めませんでした。そもそも試験からして公平ではないのですから、建て前と本音が別々の嫌な世界になるのは当たり前です。

 芸大の実技試験において、院展などの公募団体有力会員の師弟が受験する場合、系列の講師などが試験会場を巡回してチェックを入れます。ひどい時は、試験を出す教授が巡回して、受験番号と絵を確認しておくのです。受験番号は伏せられますが、絵を覚えているので、落とされそうな場合に鶴の一声で掬(すく)い上げる事が出来ます。公募展の搬入アルバイトをすると、画伯と言われる連中の鶴の一声が聞こえてくるそうです。ここまで有力者ではなくても、試験官は大学の院生や研究生なので、伝手(つて)があれば当落を予測できます。武蔵美などと試験日が重なる場合、どちらを優先させるかの判断材料になるのです。

 このような試験構造ですから、東京の研究所(予備校)に在籍するのと、田舎の研究所に在籍するのでは、最初からハンデが違いすぎるのです。東京の場合、同じ研究所の仲間は試験前に集まって、試験監督をする大学院生などからの情報を待ちます。石膏デッサンの場合は何が搬入されたか、静物の場合は花屋に何を注文したとか、試験担当の教授と腹の探り合いが始まるのです。このような情報提供をしてくれる者が、研究所では重宝されるのです。ですから、研究所で教えている講師は、教える才能ではなく、別の能力が求められている訳です。これが、デッサンをろくに教えることの出来ない研究所が乱立している理由です。

 さて、試験当日は、同じ研究所の仲間は示し合わせ、タバコ休憩やトイレ時間を利用して情報交換をします。未成年でも酒・タバコは当たり前の世界ですから、試験にタバコは必須アイテムです。試験は一部屋に50人程度ですから、同じ部屋になることがあるのです。構図や形の狂いなど、初期段階で修正しておく点を相互に指摘し合い、チームプレイで次の試験を数で占拠する態勢を取ります。1日目の試験が終わると研究所に戻って先生の前で復習し、簡単なアドバイスを受けます。石膏の細かな表情が見えない後方で試験を受けている者は、細部のカンニングペーパーを作ります。これをトイレで見て、見えない分を補うのです。音楽だって、基本的には教授からレッスンを受けていないと合格しないのです。ですから、田舎からポッと出てきて受験しても無駄なのです。

 このような芸大の試験から見ると、フィギュアスケートの試合は純粋というか、馬鹿正直というか、周りが全く見えていない田舎娘のお遊戯会です。韓国の汚いロビーは非難されて当たり前ですが、日本の選手は信じられないくらいお人好し過ぎます。芸大だって、本当に純粋と聡明さを兼ね備えた生徒も合格できるのですから、純粋さだけで馬鹿正直の選手達は、僕には理解できないエイリアンに映ります。いやむしろ、才能がありながら落ちた愛すべき仲間に重なるのです。

 真央ちゃんなんか、あの実力があって何故にプレッシャーを感じたりしなくてはならないのか?自分と相手関係の力量を測り、ジャッジの傾向に対策さえすれば、今の力半分でも楽々勝つことが出来るはずです。自分の力を過小評価しすぎです。客観的に観る訓練として、試しに自分がジャッジの目になってみればよいのです。僕だったら選手に点数(他の選手の)を付けさせ、客観視の訓練としますけどね。物事は一方向(選手側)からではなく、様々な角度から観る必要があるのです。フィギュア界は創意工夫が絶対的に不足しています。

 僕はデッサンの試験の時、高熱で風邪薬を二倍飲んでいたのですが、三十分経過した時点で構図が悪いと感じて全部消し、隣で描いていた男にショックを与えました。彼は余りの力量の違いに呆然して描くのを止めました。面接の時に絵を確認したら、自分でも惚れ惚れする出来でした。本当に力があれば周りがよく見え、自分だけでなく仲間の出来映えさえ心配する余裕が生まれるのです。第一、先生より上手くなくてはならないのだから、ある時期からコーチは基本的にいらないでしょう。お飾り程度でよいはずです。僕は先生を無視して後輩に教えていましたから、先生からは疎まれましたがね。真央ちゃんだって自分が教える立場に立ってもおかしくない実力なのだから、若手選手のコーチを兼任をするくらいで丁度良いと思います。人に教えることで、本当の理解が身に付くのですから。でも長嶋タイプだから教わる方が大変だったりするかも…。

     エフライム工房 平御幸
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真央の不振~カリフォルニアの残照

2009-02-05 20:23:19 | Weblog
 賢い女が頑なになる時は、決まって男への反抗心が芽生えています。今シーズン、頑固にセカンド3Tを拒否し続ける真央ちゃんにも、全く同じ心理状態が垣間見られるのです。

 四大陸でのSPのコスチュームは、深い青という義務感の塊のような色合いでした。ここには自由な精神はなく、女王としてただ義務感だけでスケートをする、弱い女の一面だけが強調されていたのです。そろそろ、書きたくないことも書くべき時期に来ましたかね。

 ”今シーズン、フリーの仮面舞踏会のコスチュームは黒。黒と白の組み合わせは父親に対する葛藤。しかし、コスチュームは白と黒ではない…。いや待てよ、そもそも何でショートが月なのだ?月は欠けるもので、欠けることのない太陽の真央には相応しくない。今の真央はエクリプス、日食なのだ。それにコスチュームの色からは青い月が欠けるイメージ。これは湖畔なのだ。湖面に投げられた石が波紋を広げるけど、何かに阻まれて波紋の輪に欠落ができている。今シーズンの真央は、まさにこの欠落した波紋を月で表現しているに過ぎないのではないか。そして、その理由は何か?

 悲しみと痛みは慰め合い分かち合うもの。そして勝利は共に喜び合い、その幸福の輪を広げるもの。しかし、昨シーズンの四大陸と世界選手権を制覇した真央には、喜びに欠落が出来ていた。その欠落とは、苦楽を共にしてきたラファエルコーチの不在である。突然の離反から、全精力を傾けての世界制覇まで、別れというものを感傷的に振り返る余裕すらなかった。失恋の痛みだって、分かれた直後よりは数ヶ月後、あるいは数年後にボディーブローのように効いてくるのだ。今シーズンの真央は、自分でも意識していない、いや意識する暇もなかった失恋感情を持て余しているのだ。それが仮面というプログラムを選んだ理由であり、スケートリンクの白と黒のコスチュームで、擬似的な父親への葛藤を色彩心理学的に表した理由なのだ。”

 ラファエルコーチに教わったのはセカンドのトリプル・トゥ。この時期、姉の舞さんがシニアで一番良い成績を上げました(06スケアメ前)。今シーズンのコーチが決まる前、舞さんはラファエルコーチとの噂がありました。舞さんのストレス太りを見ると、姉妹のどちらかが、あるいはその両方がラファエルコーチとの離別を心理的に解消していないのは明らかです。それが、ラファエルコーチの置き土産とも言うべきセカンド・トリプル・トゥを封印している理由なのです。レイクアローヘッドの湖面に投げ入れられた石(離別)は、哀しみの色の波紋となって湖を欠けた月に変えたのです。真央ちゃんの心を満たして太陽に戻すには、慈愛に満ちたカリフォルニアからのメッセージが必要だと思いますよ。ポストホルンは誰が吹くのかな?

     エフライム工房 平御幸
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収穫ゼロのSP

2009-02-05 16:33:55 | Weblog
 四大陸のショートプログラムが終わりましたが、真央サイドには収穫ゼロの悲惨な内容でした。ステップで躓いていたように、右脚の怪我でもしているのでは。セカンド3ループの練習にこだわって怪我でもしてなければよいのですが。そう観ると、タラソワ先生が来なかったのも理解できるのですが。

 僕がシーズン前から懸念したように、構成を下げた選手が上位に来ています。セカンド3ループはこれからも絶対に認定されないし、韓国選手と全く同じ構成が勝てるパターンなのです。リンクの幅云々も間抜けな話だし、韓国選手と同じ構成なら何も問題にはならなかったのです。脇が甘くて危機管理が出来ない上に、何度も同じ失敗をする学習能力の欠如を、韓国サイドは喜んで見ているでしょう。

 オリンピックまでは時間がありますから、ワールドも捨てて、構成を下げて、セカンド3Tの練習だけをすればよいのです。ステップの練習も必要ないし、トリプルアクセルも必要ありません。チャレンジしても回転不足を取られるだけです。セカンド3Tを隠れて練習しているのなら期待できますが、真央サイドがそこまで賢いとは思えません。残念ながら、フリーも観る気はしません。UHFのカラヤン生誕100年記念コンサート『新世界から』(再放送)を録画するつもりです。

 それにしても、フィギュアスケートは本当につまらなくなりました。観る毎にウンザリです。

     エフライム工房 平御幸
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四大輪選手権の興味

2009-02-03 06:00:49 | Weblog
 今週はいよいよ、プレ五輪と言われる四大陸選手権がバンクーバーで開催されます。興味の焦点はジャッジの傾向です。地元のロシェットを上げるのは予想されますが、問題はスポーツ局とグルになっている韓国サイドです。今シーズンは無冠ですから、ロシェットの出来が悪い今こそ、箔を付けるタイトルを狙ってくるでしょう。その予想通り、ガリガリに絞ったピーク状態で現れました。これは、次戦の世界選手権よりも今回が目標ということなのです。世界選手権にピークを持ってくる他の選手とは、意気込みとパン代(買収資金)が違います。

 ところで、四大陸直前に、織田君と村主さんが城田復帰を連盟に要望し、城田さんの現場復帰が実現されました。対立する平松元委員長による全日本の厳しいジャッジは、ISUスポーツ局の意向に添ったものです。それで救われた村主さんが、所属を在日と創価のAvex(エイベックス)から、織田君と同じAK(エーケー・グローバル・エージェント)に変更しました。在日・創価パワーは所詮、韓国選手のために奔走する体質ですから、自分が利用されるだけだと気が付いたのでしょうか。アイス・クリスタルと城田ラインも韓国には緩いですが、エイベックスほど露骨ではないはずです。ということは、村主さんは本気になって韓国選手の上を目指しているのですね。執念が実りますかどうか…。

 2月は政治的にも色々と予定されていて、国務大臣となったヒラリーが日本にアフガン支援という名目で金を無心に来ます。ロシアは経済崩壊を止めるため、北方領土を土産にして資金導入を狙います。北朝鮮は、「ウリを忘れるな」と新型テポドンを発射するでしょうが、韓国はアメリカのシティ・バンク(サムスンの筆頭株主)の撤退が加速しそうです。自民党を離れた渡辺元行革担当相の背後にいると見られる、ロックフェラー系の反日シティは、四大陸選手権の放送スポンサーでもあるのです。ここからも、日本選手(特に女子)は不利なのです。マルハン、京セラ、アコム、ロッテ、在日に支配された蛆テレビ、これだけの反日企業が四大陸でスポンサーやら放映です。過大な期待はしない方が無難ですね。

     エフライム工房 平御幸
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ソニー復活への大掃除

2009-02-01 04:03:24 | Weblog
 古代史のエフライム工房は、更新も疎かで、しかも原稿の半分を読めないように削除しています。しかし、アクセス数は昨年の二倍、一昨年の四倍と倍数でアップしています。これも、ブログの成果と、掲示板に書き込んでくれる読者のお陰だと思っています。応援ありがとうございます。

 それで、古代史CDの売り上げで少しだけ余裕が出来たので、懸念していたソニーの古いアンプTA-4650を買うことにしました。以前に『宝を棄てた日本企業』で書いたのですが、昔のソニーは革新的な技術で世界をリードしてきました。しかし、中亡の祖の出井・久夛良木(久多良木)と続いたロックフェラーの手先により、技術者は流出し、韓国のサムスンから液晶パネルを買うほどに堕落してしまいました。社長は白人になり、映像部門の副社長は今でも韓国人なのです。これでは、技術優先の日本精神を取り戻すことは出来ません。それで、ソニー精神を復活させるために、最も革新的だった1970年代のアンプを修理することにしたのです。

 僕が最初に買ったオーディオ機器は、ソニーのチューナーST-5150Dでした。FM放送を受信するチューナーだけでは音も出ないのですが、アンプやスピーカーを買うまで友人のところに置いたのです。1974年の夏にアルバイトをして、当時で49,800円の製品を4万円で買いました。今なら12~15万円の支出です。芸大寮に引っ越して節約し、それほどまでにして音楽を聴きたかったのです。アンプとスピーカーなどはローンで買いました。当時の芸大寮はソニーのコンポが置いてあったのですが、1世代古いし、どちらかというと音楽科のための設備でした。でも、オーディオを揃えたことで、僕の部屋はいつもお客さんの訪問が絶えませんでした。寮の朝ご飯で飲まれないミルクを使ったココアと共に、特に音楽の女子には好評だったのです。

 さて、今回のアンプですが、僕が揃えた世代の次の世代に相当します。世界初のV-FET素子をヤマハと競って導入していた時期で、メーカーの威信をかけた製品群となっていました。1976年当時で84,800円ですから、中級機とは言えど手に入るものではありません。高級機は30万円近くしたのです。それが今では5千円をオーバーする値段で手に入ります。30年も前の製品なので心配でしたが、修理の跡はありましたが動作に問題はありません。

 ところで、肝腎の音ですが、管球アンプに似ていると言われるV-FETらしく、繊細で美しい音です。しかし、コントロールアンプと呼ばれるプリ部とパワーアンプを切り離して聴いてみると、パワー部だけならば自作のアンプにかないません。僕が作った(組み立て途中で放置の)日立のMOS-FETアンプの方が安くて音がよいのです↓。

  自作アンプ

 これは、回路の問題もありますが、小信号用J-FETというデバイスが誕生する前の製品だったので仕方がありません。終段のV-FETを除くと、中身はほとんどトランジスターアンプなのですから…。石(トランジスターやFET)から見ると玉石混淆アンプなのです。

 しかし、手作りの良さ、こだわったデザインの良さ、回路を除くと本当にお金がかかった良い製品です。今のソニーは、というより日本のメーカーは、このような良心的な製品では成り立たなくなってしまったのです。それは、メーカーの責任というより、本当に価値のある物にお金をかけなくなった消費者の責任でもあります。無闇やたらに安さを求めるというのは悪なのです。スーパーのチラシが欲しくて新聞を購読しても、新聞代を回収することは出来ないのと同じく、本当にお金をかけるべき物を日本中で見失っているのです。

 今の日本の経済は、実態よりも風評による緊縮状態です。物作り日本を支える精神が崩壊し、中国や韓国の安い製品に蝕まれてきたのです。これでは次世代に物作りの伝統を伝えることは出来ません。ドケチ野郎は死んでしまえ。このような過激な言葉を発したくなるほど、日本は金をかけるべき物に出し惜しみする、愚か者集団に成り下がっているのです。テレ朝で放送される創価学会のドケチ番組『いきなり!黄金伝説』は、学会員に節約して上納しろと言うメッセージ番組なのです。意に反して、無人島でサバイバルする人気タレントが生まれましたが。

 幸い、古代史の読者は、余裕のない人でも無理に申し込んで下さいますし、余裕があるか、あるいは理立てをして数枚分を余分に送って下さる方も多いのです。僕の活動は、このような方々に支えられています。あらためて感謝する次第です。

 30年前のアンプは、タバコのヤニでパネルの背面のバネまで褐色に変色していました。つまみを取り外し、パネルを外して分解清掃。歯ブラシとマイペットとアルコールで丹念に洗浄。その甲斐あって、フロントパネルはピカピカになりました↓。

 

 内部清掃もしたいけど時間がないし、これでソニーが何とか立ち直ってくれないかなと淡い希望です。皆さんも、日立、松下、東芝、パイオニア、NEC、ビクター、ヤマハ、などの古い製品をピカピカに磨いてみてはいかがですか。このような些細なことで、日本は変わることが出来るのですから。

     エフライム工房 平御幸
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