さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

サイバー攻撃から~

2016-12-20 10:17:48 | ダイアリー

日経ネットニュースに、ロシア・サンクトペテルブルグにある情報テロ工作会社が紹介されていた。元工作員3名によるの暴露記事でした。

この会社は政府系の会社で、給料はすべて、税金/社会保障なしの現金払いであったのこと。元工作員は、30~40のIDを使い、日に200もの、メディアへのコメント投稿、フェースブック/ブログなどの交流サイトに偽名(ウクライナ人だったり写真は美人)で偽情報を流したという。政治風刺画書く部門もあった300~400人規模の会社らしい。日々発信される大半の情報はロシアのウクライナ侵攻を非難したオバマ・米国とメルケル・ドイツへ向けたもので、アクセス数が上がるとボーナスも出たという。

NATOの情報センター長によると、これは以前ロシア国内向けた情報工作部門を海外に向け始めたもので、米民主党選対本部へのハッキング、在独ロシア系少女への暴行事件のでっち上げ、英国への相次ぐ攻撃と、作戦を拡大中とのこと。日本への攻撃もある と結んでいた。


この記事で、
目にとまったのは、IDで、美人に成りすましてSNS上で工作をしていたこと。ハニー・トラップの一種でしょ?

ハニー・トラップという言葉は今年になって初めて知りましたが、ハニー・トラップの元祖は何といっても1962年のプロヒューモ事件のよう。英陸相プロヒューモ氏がロシア女性と関係を持ち、米国の西独への核配備計画情報を漏らしたとかいう事件でした。秘密情報がロシアに渡ったかは証明されませんでしたが、この報道で、陸相と首相は辞任、さらにその後の政権を担っていた保守党は選挙で敗北し、ショックは世界に広まった。

そういえば、日本も橋〇元首相が中国のホテルでハニー・トラップに嵌ったとの週刊誌情報もありました。ガセネタでしょうが、橋〇元首相は韓国が竹島を略奪したときもノーアクションで、韓国のハニートラップにも引っかかった可能性ありともされていた。引っかかり易い性癖の持ち主だったのでしょうか?

女性自衛隊事務官が中国で、中国人ボーフレンドと度々会い、持ち出した資料を手渡していた件や、60歳代のこれも自衛隊女性事務官が、スーパーのアルバイトの中国人留学生と食事を重ねていて、女性のリュックから米国務省の資料が見つかったとの事件もありました。

北京では今年の4月、女性公務員に対し、外国人とのデートには要注意、情報流失をしないように と漫画を使った大ハニー・トラップ防止キャンペーンを張っていた。中国はハニー・トラップの仕掛け人ではなく、被害者を装っているのでしょうか?

韓国は、外地に商売を移した娼婦を禁じる法律施行後、国情院(前KCIA)が海外娼婦を一人一人把握しているという。配下に彼女らを情報取集道具に使っているともいわれている。何年か前、確か、維新の議員が、日本にも韓国の娼婦はうじゃうじゃいる と発言し、叱責をかっていた。政治家周りにはトラップが張り巡らされているのでは?

最近は新宿/銀座/赤坂の盛り場で隣国らの女性による民間へのハニートラップも結構盛んのよう。優しく飲ませて窃盗を働くやからの記事が相次いでいる。チリー人アニータによる青森県住宅公社公金11億円のゆくえ事件も ハニートラップといえなくもない。

ハニー・トラップは、露から中、韓へ、官・軍から民へ、スパイから一般人まで実行犯は広がった。性の接待からSNS利用まで広がった。これからどこまで広がるのだろうか?

据え膳に食わねばバカといわれたのは大昔。今は据え膳食えば大バカ者でしょう。末恐ろしい世の中になりました…
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