さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

温泉マーク考

2016-12-07 07:00:32 | ダイアリー

温泉マークはやっぱり前の方がいいや、というニュースがあった。

2020東京五輪に向け、経産省が公共施設の案内マークの見直しをする中で、外国人観光客に料理店と誤解されている温泉マークを新マークに変えようとしてたが、新温泉マーク、外国人の70%には好評だが、別府・磯部(現温泉マークの考案・発祥の地)などの温泉地での評価が悪く、また、差し替えにお金もかかると、現マークを継続という。

今春、国旗のデザインを変えようとしたニュージーランドの失敗もそうでした。20億円ほどかけた国旗案より、現国旗の方がいいということでした。
国旗変更計画失敗とは関係は薄いのでしょうが、二日前、ニュージーランドのジョン・キー首相は突然辞任した。

キャメロン英首相を辞めさせたBREXITも、ある意味では、EU加盟前の方が良かったということでしょう。

米大統領選も、戦後の全盛期やレーガン大統領の良き80~90年代への郷愁からトランプ氏が勝利しました。

3日前レンティ伊首相を辞めさせたイタリア憲法改正選挙も、今のままの方がよいということでした。


時代が、改革や進化から保守へ変わってきたのでしょうか?それとも企画や計画そのものが拙速だったということでしょうか?

温泉マークに戻ると、温泉マークで必要なのは信頼のような感じがします。外国人観光客のリピーターの訪日が今後求められるでしょうから、特にそうですが、似非温泉には入ってほしくないものです。温泉マークを見て、料理店と温泉とを間違えたとは、笑い話で済みますが、本格的な温泉だと思って行ってみたら人工温泉だったとしたら、日本の信頼問題でしょう。

数年前に似非温泉摘発ニュースはあったが、その後の温泉表示は変わったのだろうか?温泉業者組合任せで、顧客重視の視線は消えてしまっているのでは?

・温泉マークに、何もないのはお風呂のこと

・マークに、mixと入っているのは鉱泉素を加えたこと

・マークに、hotと入っているのは源泉を過熱した湯のこと

・マークに、naturalと入っているのは源泉かけ流し湯のこと 位は考えられるでしょう・・・

訪日客に親身に対応する温泉マークをデザインしてほしいものです。
コメント