ジジのためいき

田舎の小さな家の日々のできごと。

報道写真家 笹本恒子さん

2012年09月26日 | 感想

笹本恒子さんは現在98歳。現役の報道カメラマンだ。取材で世界中を飛び回っている。
とにかく好奇心が旺盛で興味を持ったことはなんでもやる。例えば、アクセサリーも洋服も手作りする。
もう年だから「ムリ」とか「出来ない」とか言わない人なんだろう。
画像で検索して彼女のファッションをチェックしてみると、だいたい白がベースになっている。
年をとると顔の色がくすんでくるので、ダークな色はなるべく使わないようにしているそうだけど、かといって、赤やピンクの派手な色ではなくて落ち着いた色合いのものが多い。
若いころは画家になりたかった、という彼女ならではのセンスなのだろう。

 若く見えるおしゃれではなく、これからは笹本さんのような美しい生き方を目指して努力したいとおもう。

詳しい経歴はwikipediaの笹本恒子で。

 


北米在住でこの時期疲れやすくなる方は花粉アレルギーかも。

2012年09月12日 | 健康

北米在住でこの時期疲れやすくなる方は花粉アレルギーかも。bit.ly/QLXeqe

chikawatanabeさんのツイッター&ブログを見て思ったんだけど、この時期の花粉アレルギーは北米だけではないかもしれない。

朝、目が覚めると同時にクシャミが連発。新聞を読みながら、頻繁にティッシュペーパーに手を伸ばす。たちまちダイニングテーブルの横に置いてあるゴミ箱が満杯になる。
昼までに症状はおさまるけど、午後からジムへ行ってもなんとなくダルくて運動をする気にならない。マッサージしたり風呂に入ったりして帰る。

てっきり夏バテだと思い込んでいたけど、これは花粉アレルギーの症状だったのだ。
この症状がおさまるまで、読書と映画鑑賞でもしながらしばらくおとなしくしていよう。 

 今日から西村賢太の「どうで死ぬ身の一踊り」を読み始める。


あなたへ

2012年09月10日 | 映画

昼過ぎにジムへ行く。
運動するのが億劫になったのでマッサージをしてから風呂に入る。
体を洗いながら、おととい見たNHKのプロフェッショナル仕事の流儀をふと思い出す。
高倉健の主演映画「あなたへ」の撮影現場でのドキュメント。
俳優としてのこだわり。生き方。姿勢。
81歳にして色気を失わない。さましくプロフェショナル。

風呂から上がってiPhoneで上映時間を確かめる。ぎりぎりで間に合いそうだったので車を飛ばす。 

健さんやっぱりカッコいい。 


猪瀬直樹著「言葉の力」

2012年09月10日 | 読書

最近、長い文章を書けなくなった。
だからブログを書くのがおっくうで、ずいぶん長いこと放置している。
もしかしたら、140字で書けるツイッターを始めたことが原因かもしれない。
とはいっても、ツイッターにもめったに投稿しない。
以前に比べて、人と会って話するのも面倒くさい。
これが歳をとったということなのだろうか。
本も昔より読む回数が格段に減った。
手軽に楽しめるからビデオとか映画のほうが楽だ。 

でも、あまり活字から遠ざかっていると頭の回転が鈍くなってボケるかもしれないので、ツイッターでフォローしている東京都副知事の猪瀬直樹氏の「言葉の力」を読んだ。 
言葉というのは人間が生きるために必要な道具である。例えば、絵画を見るにも論理的な考え方ができる力がないとその背景にたどりつけない。
スポーツだって無意識に動いているように見えるけど、実際は頭の中で次の動作を組み立てている。
まあ、荒っぽく言えばそんなようなことを言っているのだ。

この本の中で特におもしろいと思ったのは、第二部の「霞が関文学、永田町文学を解体せよ」の部分。官僚が大臣に渡す資料を巧妙な手口で書き換えて渡す。大臣はその書き換えられた文章をそのまま読んでしまうという。あっと驚くようなことが国会内で起きているというのだ。
まあ、知らないのは私だけかもしれないけど。

もしかして間違っているかもしれないので、興味のある人は一度読んでみてください。