ジジのためいき

田舎の小さな家の日々のできごと。

秘密の花園

2007年03月08日 | 読書

F・H・バーネット「秘密の花園」読了。
図書館で借りてきた本に線が引いてあってとても読みにくい。
どうしても集中できないので仕方なく買って読むことにした。
最近、図書館の本を破ったり書き込みしたり線を引いたりして汚す人が増えているそうだ。
返却したときに、館員がポーズだけでもいいからパラパラとページをめくって見るだけでも抑止効果はあると思うのだけど。そんなことをする館員はほとんどいない。返却日を確認するだけでOKなのだ。
かといって、書き込みや切り抜いてある本を返したときに自分が疑われるかもしれないと思うと、それもイヤだし。
ほんとに最近の日本人は、どうしてこんなふうに壊れてしまったのだろうか。読書する人のモラルがこんなに低くなっているなんて、ホントに情けない。


花粉到来

2007年03月05日 | 季節
花粉症ついに発症。
といっっても、去年からずっと、鼻がつまって夜中に目が覚めたりしていたんだけど、昼間に鼻がズルズルしはじめたのは今月に入ってから。いよいよ本格的な花粉症との戦いがはじまる。
先週からほとんど毎日のように庭に出て、草を抜いたり煉瓦を並べたり草花を植え替えたり、外に出る時間が長くなって思いっきり花粉を吸い込んでいるから当然なんだけど。。。
くそっ!
にっくき杉花粉のやつめ。

花の旅

2007年03月04日 | 
去年から行きたいと思っていた島根県のティファニー庭園美術館が3月いっぱいで閉館するというので、ガーデニング教室の仲間といっしょにバスツアーで行ってきた。
どちらかというとティファニーの方を楽しみにして行ったのに期待したほどではなくて、おまけのつもりだった「とっとり花回廊」の方が花の種類も多く、手入れもよく行き届いていてよほど上等だった。

【とっとり花回廊】

【ティファニー庭園美術館】

嵐が丘

2007年03月03日 | 読書

【嵐が丘:あらすじ】
完封吹きすさぶヨークシャーにそびえる(嵐が丘)の屋敷で、その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待に堪え忍んできた。そんなかれにもたらされたキャサリンの結婚話。絶望にうちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻ってきた。

イギリスへ行く前に、文学作品を何作か読んでおこうと思って選んだのがこの作品。
10代のころに読んだ記憶があるけど、途中で投げ出してしまったのか最後まで読んだのか覚えていない。ただ、内容は忘れてしまったけど、嵐が丘の風景だけは印象に残っている。
嫉妬とか復讐とか、人間の感情の複雑なしくみはあの頃のわたしには理解できなかったけど、今ならわかる。
改めて読んでみて、これはすごい文学だと思う。
『リア王』『白鯨』と並ぶ英語文学の三大悲劇と評されている名作なのであたりまえなんだけど。。。
旅行に行く前に、その国の歴史とか文学を勉強しておくと、二倍、三倍の楽しみが増えるということなのだ。

さて、次はなにを読もうっかな。