休肝日 ・ さっぱりチキンカレー

ずっと昔、
「カレーはどろっとしてないと！」と旦那様が言った、と怒り心頭で出勤した同僚がいました。
市販のルーで作るカレーは、色濃くとろみたっぷりの仕上がりなのが美味しいとはいえ、
結構カロリーの高い料理。
若さゆえに、健康を気遣う妻の思いが届かなかったのでしょうねぇ～。

そんなことをふと思い出しながら作ったカレー。
最近は、もぐぱくさんに教えてもらったレシピで作るのがあたり前になってきましたが、
こちらはたっぷりの野菜をすりおろしてあるので、さらっと感のある程よい重み。
ヘルシーながらも、「カレー食った！」という満足感もしっかり満たしてくれます♪

　　　　　　　　

鶏肉はモモ肉を使用。
食べやすい大きさに切ったら、皮側から油を使わずにフライパンで焼きます。
両面にこんがり焼き色がついたらザルに並べ、沸騰した湯を回しかけて脂を落とします。
これはチキンカレーを作る時のお約束。

すりおろし・・・でも良いのですが、野菜は手軽にフードプロセッサーで細かく。
玉ねぎ・人参・ジャガイモ・生姜・ニンニクをフードプロセッサーにかけたら鍋に移し、
無塩のトマトジュースで煮込みます。

ここで塩麹が頭に浮かびました！！

先日、塩麹を使ってアラビアータソースを作ったところ大変美味しかったと記事にも書きましたが、
塩を使うよりも野菜から自然と旨みが出る感じ。
トマトとの相性も良いのでしょう。
ならば、この段階で塩麹を使うとどうなる～？！
・・・うまい。
これはカレーにならなくても十分に美味しい野菜スープの出来上がりになりますが、
今日作りたいのはあくまでもカレー。
ひとつの通過点としてお味を確認して、あとの行程はカレーへの一直線。

今日のは煮込みが浅いので色も明るめですが、あとは２日目以降のお楽しみ。



わが家の庭のシジミバナ。
小粒な花がシジミの身に似ていることから付けられた名前だそうです。
　　　　　　　　
小太郎の祖父母が昔住んでいた家の庭から譲り受けたシジミバナ。
この季節に庭の一角を真っ白に染めるのを見ると、祖父母を思い出します。