STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

ピストンリング

2023-12-14 09:02:37 | C50M
C65エンジンのピストンリング

トップリングとセカンドリングとオイルリングの3種類が付いている。
オイルリングは明らかに形が違うので ほかのリングと間違うことがない。
ところが 小生はトップリングとセカンドリングを間違えたり 裏表を間違えたり、過去に色々しでかしている。

さて、これらのピストンリング、1本に刻印が無い。消えてしまったとかも考えられるが・・・・超硬い材料なので それはないな

リングの断面形(バレル)を見ても 裏表は無さそう。外した位置はトップリングだ

C65の新品未使用のピストンリングをもってきて 新旧これらリングで勉強する。


ここで、トップリングとセカンドリングの識別は・・・・・たしか・記憶では・・・
シリンダーとの接触面が輝いているのがトップリング

未使用リングを例にすると 左側のリングは輝きが違うのがわかる。中古リングはセカンドリングもシリンダー壁で磨かれて輝いてくるので識別しづらいが それでもトップリングは輝いて見える。

つづいてはセカンドリング、まずはリングの裏表(上下)を識別する。刻印のある方が上面(燃焼室)側 写真は新リング


このセカンドリングは断面の形に特徴がある。

写真は旧リング シリンダー壁側角がアンダーカット加工されている。

今まで勘違いしていたのだが シリンダーとピストンが擦れてシリンダーが摩耗するのではなく、ピストンリングとシリンダーが擦れて シリンダーが摩耗する。ピストンはスカート部が若干摩耗する程度だ。損耗を気にしなくてはならないのはリングの方だったりする。
コメント    この記事についてブログを書く
« 腰上整備 | トップ | 腰上整備2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

C50M」カテゴリの最新記事