Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

映画 『キング 罪の王』

2006-12-02 11:04:21 | 映画 「い段」
『キング 罪の王』  2005年
原題 : THE King
監督 : James Marsh

ガエル・ガルシア・ベルナルの英語はあまりスペイン語訛がないね。
彼にとっては初の全編英語の映画じゃないかな?

この作品の中に良い人物っていたかな?
マレリーさえもエルビスの罪を知っても彼を責めなかったしね。
全員がどこかに人間の暗部を持っていた。

「懺悔しますから、天国に行かせて下さい。」

困った時の神頼みはするけれど、
こういうところが、どうしてもキリスト教を信じ込めない点なのだな。

人の弱さを救ってくれるという効力は確かにあると思うのだけど。

人が容易に銃を持つことができない社会だったら、
こんなストーリーは出来なかったはず。