先日、杉本哲太の映画を観ましたので、
↓こんな映画のことも書いてみます。
2004年の9月にスバル座で鑑賞。
『草の乱』 2004年
監督 : 神山征二郎
この映画はすごいですよ。
時代劇映画はこうあるべきだ、と言うべき映画です。
緒形直人もすばらしい。
杉本哲太もすばらしい。
彼が元 "紅麗威甦" のヴォーカルでリーゼントだったなんてこと、今や誰も知らないのだろうか(笑)
時代劇に必須なのは、
刀が似合う、殺陣ができるもしくは田舎者ができる、
和装が似合う、カツラが似合う、もちろん演技に重みがある、
これでしょう。
もちろん時代考証とかも大事なんでしょうが、
どんなに真実に近くても、所詮現代人が演じるワケですから、
役者が上手くないと尚更どうしょもなくなっちゃうと思うのです。
そこが、この映画はすごかった。
役者がみんなすごかった。
大勢で一斉に走り出すシーンなど圧巻です。
刀を構えて全速力する姿など、とてつもなく凛々しいです。
木村某などではなく、こういう役者たちに時代劇には出て頂きたいものです。