Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

映画 『草の乱』

2006-12-06 08:07:45 | 映画 「う段」

先日、杉本哲太の映画を観ましたので、
↓こんな映画のことも書いてみます。
2004年の9月にスバル座で鑑賞。

『草の乱』  2004年
監督 : 神山征二郎

この映画はすごいですよ。
時代劇映画はこうあるべきだ、と言うべき映画です。

緒形直人もすばらしい。
杉本哲太もすばらしい。
彼が元 "紅麗威甦" のヴォーカルでリーゼントだったなんてこと、今や誰も知らないのだろうか(笑)

時代劇に必須なのは、
刀が似合う、殺陣ができるもしくは田舎者ができる、
和装が似合う、カツラが似合う、もちろん演技に重みがある、
これでしょう。

もちろん時代考証とかも大事なんでしょうが、
どんなに真実に近くても、所詮現代人が演じるワケですから、
役者が上手くないと尚更どうしょもなくなっちゃうと思うのです。

 

そこが、この映画はすごかった。
役者がみんなすごかった。

大勢で一斉に走り出すシーンなど圧巻です。
刀を構えて全速力する姿など、とてつもなく凛々しいです。

木村某などではなく、こういう役者たちに時代劇には出て頂きたいものです。